はじめに
OTAIRECORDようすけ管理人です。あにおたい!インタビュー何気に久しぶりです。日本全国のアニソンDJ好きの方々お元気でしたでしょうか?
本日はあにおたい初の試みをお送りしたいと思います。
なんと!!!!
3人同時インタビュー!
果たしてうまくいくかどうか若干不安ですが、カオスなるならなるでいいかなとw
ではまずインタビューさせていただく御三方から紹介したいと思います!
tenorikami,MUZIK SERVANT、Freezerです!!!!
あにおたいを御覧の皆さん、お久しぶりです。
以前はLoopyrelayの代表として登場、そしてインタビュアー側にも立ってみたり、tenorikamiでございます!!!
888888888888!!
よっ!
あにおたいをご覧のみなさんこんにちわ!
初めての方ははじめまして!
2度目の方は2度目まして!(実は今回2回目なんです)
MUZIK SERVANTです!!
うえーい!!!
うぇーいうぇーいw
二回もご出演すみませんねえw
こちらでは初めましての方が多いと思います。
どうも初めまして、Freezerです。
今日はよろしくお願いします〜。
welcome!!!!!!!
wei!!!!!!!
ようこそあにおたいへ!!!
※僕は未だに立ち位置が自分で把握できてない
tenorikamiはあっち側でもこっち側でもある。w
はい、みなさん今日はよろしくおねがいします。
この中でお初なのは、Freezerさんですね、軽い自己紹介をよろしくおねがいします!
改めまして、Freezerです。普段はEDMやハードコアなどの楽曲を制作しています。
今年からぼちぼちDJとしてイベントに立つ機会が増えてきている感じです。
はい、ありがとうございます!
ようこそ!あにおたい!へ!
どうもです〜!
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一章 ANIMENT STRIKE COUNT DOWN
今回はこの3人が集まってくれたのは、あるイベント切っ掛けという事なので、今回はそのイベントについてお伺いさせてください。
ANIMENT STRIKEというイベントですね。
2014/12/31日にやるパーティ。
tenorikami、このイベントはどんなイベントなのですか?
はい! ANIMENT STRIKEは、今年の2月から僕とMusik servantさんの二人で立ち上げたPartyです!
内容としては
アニソンRemix限定でのDJ!
コスプレをする参加表明でそのキャラの限定Remixを制作!
そして出演者全員がTRACKMAKER!!!
アニソンRemixを各方面、各ジャンルで制作している人が集まって、BASSもANIMEも楽しんじゃおう!っていう欲張りなイベントでございます!!!
なるほど!
じゃあ結構アニソンだけじゃなくてREMIXを中心としたトラックメイクの要素もあるって感じですね。
ということは選曲は何でもアリって感じですか?自分のオリジナル楽曲とかも?
自分自身のオリジナル曲は一切流れないですし、もし流したら減点がまってます。
ん?自分のオリジナルを流したら減点なんですか?
ANIMENT STRIKEには特殊ルールがありまして、まずTENORIチームとMSチームで分かれて毎回バトルするっていうのがあるんです。
そして毎回ジャッジガールというコスプレをした女性レイヤーのスタッフさんに最終的にどっちのチームがよかったか判断してもらうっていうのがあって、
その中でアニソンREMIX限定ってうたってるイベントで、アニソンリミックス以外(ゲームは皆がわかる範囲ならOKとか、声優系とかでも皆が分かる範囲ならOKとかはあるのですが)を流すっていうのはNGで減点対象になるのです。
そして負けたチームには基本代表が罰ゲーム喰らうという...
なるほど!REMIXに特化したイベントなんですね!ジャッジガールの人がめっちゃポイントですね!
踊るだけでなく、聴いているだけでも面白いイベントですね!
ちなみにfreeserさんはどちらのチームですか?
サーバントチームです!
大先輩のサーバントさんのもとでいつもドキドキしながらプレイしてます。
いえいえ!Freezer君は以前から曲の方でもいつも色々お世話になっているし、曲もそうなのですが、DJとしてもうちのエースとして毎回良い仕事してくれます!
僕も毎回Freezer君今回どんなんでくるんだろ?ってドキドキしてますww
なるほどFreezerはエースパイロットですか!
・・・と、こんなかんじで僕にも相方にbassmicrobeというエースで大先輩がついていて2on2+GUESTの形でみんなが楽しめる楽曲を日々研究して披露してって感じでやっております!
そして今回、最終回にて最大数のゲストをお招きしてカウントダウンパーティを開催させていただくことになりました!
カウントダウンパーティですか!いいっすね!
おおおお!さすがカウントダウンにふさわしいスペシャル企画ですね!って、オタレコもすっかり協賛させてもらっています。
このコンテストのルールを軽く説明してもらっていいですか?
簡単に申し上げますとSOUND CLOUDの自身のアカウントでこのリミックスコンテスト用のアニソンリミックスをUPしていただいて、fav数を競いあってもらうという感じです。
なるほど、じゃあこれはネット上で行うんですね?
ですね!NET上で行ってもらう形になります。
おお、じゃあこれを読んでいる皆さんも試聴できるんですね!うれしい!
そして優勝者にはオタレコからスピーカーやらカバンやらが贈呈されます。
どんなリミックスが出てくるか楽しみです。tenorikami,MUZIK SERVANT,Freezerも当然参加するんですよね?
参加しますよ〜!!
おおお、楽しみですね!今回は何系で行く予定なんですか?
僕は普段早めのBPMで回すことが多いので、自分でも使えるようハードコアあたりを攻めようかなと思ってます!
残念ながら僕は年末は都合が合わずイベントに出演できないので、リミックスのみで参加となります!
マ、マ、年末は色々ありますからねw
MSチームはエースがいなくなったから俺の圧勝ですわー
おお、勝利宣言が!!
どうですか、サーバントさん!
そんな事言っていいの!?
まぁコミケ後だしアンマリ甘く見ないほうがいいよ?
バチバチきたーー!
はい!これ以上放置すると血みどろになりそうなのであくまで勝負は本番で行きましょう!
ということで、期間前に読んでいただいたみなさんは本番を楽しみに!
ばちばち〜ばちばち〜
大会終了後に読んでいただいた方は結果を是非チェックしてみましょう!
第二章 Remixについて
という事で、REMIXな御三方って感じですね。
イベント行けるもんならイベント行きたいわ!って感じです。関東近郊の方は紅白歌合戦すっ飛ばす価値ありですから是非足を運んでほしいです。
では次にさんざん話に出ていたREMIXについてお話を伺いたいと思います。
そもそもアニソンのREMIXっていつごろから出てき始めたんでしょうか?
恐らくですが90年代の中盤くらいからJangleやNerd Coreのクリエイターが出てきだしてからが最初だと思います。
なるほど、やはりREMIXソフトウェアが機能進化著しくなってきたタイミングと重なりますね!
そもそもなんでアニソンのREMIXって存在するんでしょうか?その魅力とかってtenorikami的にはどう思っているんでしょうか?
僕はDJとして当然クラブカルチャーが好きで、更にアニメカルチャーも好き。っていう人間なんです。
欲張りだからどっちも「楽しめる!」ってとこに魅力を感じてますね。
Freezerさんはどう思ってます?
普段クラブミュージックを作っている身としては、アニソンそのものを箱で聞くには展開や音使いにちょっと物足りなさを感じます。
そこをクラブに特化した形にしてあげることによって、クラブで最大限に楽しめる形になるんじゃないかなと思います。
この話題だと古くからこのカルチャーに携わっているサーバントさんの話をぜひ聞きたいですね!
サーバントさんはオフィシャルのリミックスも出されてるんですよね!
リミックスに関しては人一倍こだわりがあるのでは?
そうですね。僕自身が毎回こだわってる点はやっぱり現場で使える、って点と原曲を崩し切らないって点ですね。
最近だと元々アニソン系以外の現場に通ってた人が元々アニメとか美少女ゲームが好きでそういうイベントに遊びに来るケースも増えてきているし、その逆で元々はアニソンやゲームソングにしか興味なかった人がクラブ系の音にも興味を持つようになってってケースもあるのでその双方の方に納得してもらえるような曲を作って、又他のクリエイターさんの曲もですがそういう曲に惹かれますね。
なるほど、原曲とREMIXのバランスって重要ですよね。
崩し切っちゃうと何がなんだからわからないですからね!
では、REMIXの具体的なお話をもうちょっと突っ込んで聞いてみたいのですが、順番に、REMIXの時によく使っているソフトや機材についてお聞かせ願えますか?
それとなぜそれを使っているか理由も教えていただけると幸いです!
僕の作成環境はCubaseで
使うソフトは massive Nexus2 sylenth1
あとは
Nicky Romeroが出した Kickstart
dada lifeの例の最終兵器sausage fattener
あと サンプル管理に Mutant を使ってます。
使わない人もったいないですよ!これ!
おおお、かなりあけっぴろげにありがとうございます!w
こういうのってほんとありがたいよね!
sausage fattenerは、使いすぎはよくないけど音密度濃くするのにほんと楽だし良くできていますよね。ベースミュージックとの相性もいいしね。
tenorikami激押しのサンプル管理に Mutantってのが気になるなあ。
これはかなり便利?
Mutantはマジで便利ですよ!
波形を見ながら探せるから眼と耳で探せます!
いいなと思ったらドラッグアンドドロップでぽーん!
へええ、勉強になる!
是非使ってみたいと思います!!!
じゃあ次はMSさんの環境はいかがでしょうか?
僕の製作環境は以前は全てハードシンセでした。使ってたのは、M1、JV1080、Virus TI、TRITON 、Nord Lead 2。
そしてここ数年はソフトベースに切り替えて、
Massive、Kontact、Sylenth1、Nexus2、Battery、M1を基本セットとしてます。
シーケンスソフトはずっとCubaseで、エフェクト系には定番のWavesシリーズを主に使ってます。
後は、原曲でかっこいいギター等が入っている曲のリミックスの時とかにはReal LPCを使ってますね。
ううおおおおおおお
またもやこんなあけっぴろげにありがとうございます!
なんか今日はおいしすぎるインタビューになってますね(笑)
最初はハードで作っていたんですねVirus TIなんか本当渋いです、あれ音いいですよね。
最初聴いたとき私も感動しました!
デザインもかっこいいし。
今はもう手放してしまったんですが何で手放してしまったって後悔してますw(いつか買いもどす!w)
あの音は何物にも代えられませんね!
そしてmassive,kontact,batteryとnativeinstrumentsのkompleteがしっかり入ってますね!
やはりkompleteは便利ですか?
超便利ですよ!ギターアンプシュミレーターのGuiterRigもギターサウンドを作るのにめっちゃ便利ですし、pro53、FM8といった往年のアナログシンセモデルも入ってるし!!
あれ1個あれば何も問題ないくらいですww
気になるのがReal LPCなのですが、これはどういったものなのでしょうか?
ギターでレスポールモデルってのがありまして(けいおんの唯ちゃんのギター)その音をシュミレートしたVSTシンセです。
僕の制作環境は、DAWはAbleton Live、シンセは月並みですがMassiveとSylenth1を主に使っています。
Kontaktはサンプラーとして100%使っています。
バンド上がりなのでSuperior drummerというドラム音源をDTMはじめたての頃買ったのですが、今でもフィルや生演奏っぽいアプローチに活躍しています。
ほうほう!
Cubase2連続で来ましたが、ついに出ましたableton live!
abletonを愛用している理由はどういうところにありますか?
もともとはFL Studioユーザだったのですが、一緒によく活動している仲間がMac使いということで「一緒にWindows/Macに対応してるDAW乗り換えよう!」
といった話が出たのが発端でした。
実は乗り換えて1年も経っていないのでまだまだ勉強中ではありますが、特にオートメーションの書きやすさが気に入ってます。
なるほど!リミックスも作りやすいですしkompleteなどnativeのプラグインとも相性がいいですしね!
俺もabletonだから、Freezerとくんで、キューベース組とバトルやりたいなあ、あ、俺アニソン詳しくないから駄目だw
MSさんも挙げられてたのがSylenth1ですが、これがどんな感じのものなのでしょうか?
シンプルなバーチャルアナログシンセなんですが、出音の良さやフィルターの効きが良く、ハードシンセに劣らずといったハリのあるサウンドが出せます。
激しいSuper Saw、落ち着いたPluck、イカついワブルなど、幅広い音が出せます。
ふむふむ、皆さんdemoヴァージョンも試せるようなので是非この機会にチェックしてみましょう!
Freezerさんありがとうございました!
・・・という事で、あにおたい!のインタビューでは初のDJにほとんど触れないという回になってしまいましたw
でも、やっぱりDJだったら、他の人が書けない曲をかけたいって思うのは当然だし、自分の思ったように展開をつけたり世界観を構築したりするのはある意味憧れであって、
この3人のような形ってある意味今一番面白いところをいってるのかもしれません。
もう今回は最後までREMIXの事を聴いちゃおうってことでオタレコにも毎日DJの事だけでなく作曲やREMIX関連の質問ってすごくいっぱい頂くんです。
でも周りにそれを詳しい人がいたり何かきっかけがないとなかなかはじめにくい物だったりもするんですよね。
だから、最後に御三方に、これからREMIXを始めようと思う方にお1人づつアドバイスをお願いできれば幸いです。
好きな音楽をたくさん聴いたりして、色んなものを吸収してアウトプットしていくと良いんじゃないかなと思います。
最初はアウトプットする段階で技術的に難しい事にぶち当たる事があるかもしれませんが、そこで初めて悩んだり考えたりしても遅くないです。
まずは手を動かしてみましょう。
ありがとうございます!実行がまず大事ですね!
運動量重視っていう!
じゃあtenorikamiお願いします!
言いたいことFreeserさんにとられちゃったなあw
付け足すとしたら、僕が自分自身まだまだ未熟とわかってRemixを盛り上げる企画をしているのはもっともっとたくさんの作品が見たいからという気持ちがあります。
未熟ながら助力したい気持ち一心ですのでソフトかって、わからないことはズバズバ聞きましょう!
勉強と一緒で基礎ができれば応用できて、応用が自分の唯一無二の武器で作品になる。
確実に形として残るものをもっとたくさんの人が作ってくれたらもっと楽しいコト出来るんじゃないかなあと思います!
ANIMENTSTRIKEのメンバーは教えたがりが多いので、一緒に作りましょう!楽しみながら!
そんなこと書いちゃうと質問が殺到するような(笑)
でもそうやって情報交換するのもこの手の作業の楽しいところですよね!
実は俺こうやってやってるんだよねーー、。。おおおおおお!みたいなww
じゃあMSさん最後に全国のREMIXやりたいヘッズたちに一言よろしくおねがいします。
まずは自分自身が今一番やってみたい曲(原曲)と自分自身が一番好きなジャンルを聞きこんでみてください。
そこから自分だったらここでこうする!こうしたい!ってのが何となく感じてくるので少しずつ自分の理想に近づけていく事ができていけば良いかなってって思います。
後は、自分の好きなアーティストの曲を真似る(完全コピーするくらいの気持ちで)自分の好きなアーティストの曲のベースの動き方とかシンセのリフの打ち方を使ってみるっていうのも
最初から今後もずっと有効的な手法になってくるので、やってみるといいです!
その中でこれが自分の音だ!ってモノを見つけてくれればと思います!!
最後にTENORI君も言ってますが、周りに分かる人とかやってる人や、僕たち含めドンドン聞いていっていただけたら!そこに何か答えがあるかも!?
MSさん最後にびっしとしめていただいてありがとうございました!
バンドでも何でもまずはコピーするっていうのは大事ですよね。それはイマジネーションを盗むという事ではなく、音楽の制作の手法を勉強するために大変有効な手法だと思います。
あとは今回の御三方に限らず、そしてREMIXに限らずDJにも言えることですが、先達たちが口をそろえて言うのがMSさんもおっしゃったように、「しっかり音楽を聴くという事ですね。
今までダンスミュージックシーンREMIXシーンの歴史を紐解いてみて、その中でアニソンに限らずいくつもの名リミックスというのが存在します。
それは、ほぼ例外なく、原曲に対するリスぺクトや異常とも思えるくらいの愛情が裏に潜んでいるという場合が多いわけです。
だから、MSさんをはじめ皆さん、音楽をしっかり聞く、という事を大事にしているのはとても納得がいきます。
今回はあにおたい!では初のREMIXについてお伺いしました。
アニソンDJの事を知りたいと期待していた人たちには少々難しい話もあったかもしれません。しかりDJの延長線上にREMIXは確実に存在するし、これからのDJシーンを面白くする、セルフリミックスというものがこれからどんどん定着していく可能性は、既にシーンの流れが証明していると思います。
その先端を行く3人に今回インタビューできたのはとても良い機会でした。
みなさん夜遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。
今後の活躍をお祈りしています!
もんげー!ようすけさんありがとうございました!!がんがん作曲がーんと行こう!
ありがとうございました!今後ともFreezerをよろしくお願いします〜
ありがとうございました!
今後も皆さんに気に入ってもらえるような、そしてタカマレル音楽を目指して作って行きますのでよろしくお願いします!!