高級DJ機材の電源ケーブルを換えてみる。
DJ機材の電源ケーブルを換えて試聴する。
誰だってしたい自分のDJ機材の音質アップ。
音質が良いと、例えばクラブやディスコにいたらフロアにいても気持ちよさが違いますし、ラウンジやカフェでも居心地の良さが違います。
勿論音質を気にしている人がどれくらいいるのか?という話があると思いますが、人間の感覚はバカにならないので、無意識にでも、感じていたりするものです。
DJで言った場合、音質が良い方が、なんとなく踊っていて気持ちが良い、とか、あの人のDJはちょっと違うな、と思わせることもできるかも知れません。
ミキサーはALLEN&HEATH。まずは純正ケーブルで試聴する。
純正ケーブルを聴いて。
実際に試聴したところ、純正ですから当たり前ではあるのですが問題のない再生音でした。
純正ケーブルというのは意外とバカにできなくて、開発時に色々試して、このケーブルにたどり着いているというパターンも多いので、まず間違いない場合が多いです。
XONE:92のユーザーは音質にこだわるユーザーが多いので、そういう意味では問題があったら逆に問題なわけです。
純正ケーブルから電源ケーブルをZONOTONEで試す。
XONE:92の純正電源ケーブルから、ZONOTONEの)6N2P-3.0 Meister (1.5m)に換えてみました。
被膜はクリアのブルー。端子から迫力が違います。
端子ががっちりしているので、ミキサーの背面のスペースが余分に必要になります。
ギュッと中に入れて接続します。しっかりコネクトしている感触が最高です。
試聴した感想はまずR&B調の楽曲で聴いたのですが、確実に高音の伸びが出て、楽曲全体の音像が広がり、定位もピンポイントになりました。
また、音の分離が良くなったので、ベースラインがはっきり追いやすくなりました。
次にEDM調の楽曲を聴きました。
コンプレッサーで絞って音圧重視になる傾向にあるEDMらしい楽曲でしたが、シンセの音の粒立ちが良くなり、音にメリハリがつき音楽の躍動感が出てきました。
明らかに変わった。間違いなく高コストパフォーマンスです。
試聴した結果、明らかな音質改善が確認できました。
実際純正ケーブルでも問題は一切ありませんでした。
しかしZONOTONEにしてから、また純正に戻すと、
すごく音が詰まった感じがして、もう純正に戻りたくない、、
という風に感じました。
音響機器においてはいろんな音質改善の方法が有りますが、電源ケーブルはやはり、しっかり対策した方が音質にとってはプラスになることが多いでしょう。
良い音質でプレイすれば現場だったらお客さんも気持ちよく踊れますし、同じ時間回すならDJにとっても印象が良い方が良いに決まってます。
そういった意味でもこの価格でここまで改善するならば、高級ミキサーに関しては特にほとんどの方が検討する価値はあるはずです。
特に10万円以上のミキサーを使っている方には強くお勧めしたいと思いました。
何に?どこに使えばいい?
今回は実際に比較試聴はALLEN&HEATHのXONE:92で行いましたが、もちろんそれ以外の機材でも使用できます。
▲こちらはPioneerの"DJM-900 nexus"に接続してみました。問題なく接続が出来ます。
▲今度はNative Instrumentsの"TRAKTOR Z2"に接続してみました。こちらも問題なく接続が出来ます。
▲更にはPioneerの一体型コントローラー"XDJ-RX"にも接続してみました。こちらも全く問題なく接続が出来ます。
という訳で3ピンタイプのACインレットでしたらどれでも使用できます。
上記のようにDJミキサー、USB DJ機器、また卓ミキサーPAミキサーにもよいでしょう。
あと、PAのアンプ付ミキサーや、オーディオアンプにも効果てきめんです。
要するにアナログ出力のある端子、増幅回路を持つ端子などでしたら、効果が期待できると思います。
オススメできる方法としてはまず一本手に入れてみて、色々試して効果が実感できれば買い増す、という方法です。
是非お試しください。