DJを始めたいと思った時、安価なDJ機材を探してみるとほとんどがPCDJコントローラー。今はPCDJが主流で、手頃な価格ではじめようと思ったらPCDJコントローラーは2万円台、いや、1万円未満でも購入可能です。
しかし、当然ですがPCDJはパソコンが無ければDJが出来ません。
PCDJコントローラーがクオリティーを増していることで、パソコンを持っている方は安価で始められるので、ちょっと趣味で始めてみましたという方もとても多く、DJ人口は増え続けています。
「よし、じゃあパソコンを買うか」となるんですが、少し良いパソコンだと20万円近くします。
どうにか中古のパソコンで安くと言っても、動作環境を満たしたスペックを持ったものを選ばなければならないので、7~8万円とかはしちゃいます。
そうすると“DJを始める”ということが安くても平気で10万円以上とかしてしまうわけです。
趣味で10万円。なかなかすぐに出る金額ではないですよね。
しかも長い目で見ればOSが古くなって最新ソフトに対応しないなんていうこともあります。(特に中古PCなど)
そんな皆さんのうち、iPhoneを使っている方、結構多いと思います。
今、iPhoneでDJをする方が結構な勢いで増えています。
iPhoneでDJ出来たらすごく手軽ですよね。
こちらのページではiPhoneでDJをする方が増えている理由を、順を追ってご紹介していきます!
(1個とんでもなく極めつけな理由もありますよ・・・)
今となってはいろんなDJアプリがあるんですが、中でもDJアプリのパイオニアとも言えるAlgoriddim社の「djay」は圧倒的シェア!
世界中で人気のアプリです。アプリのユーザー評価の高さが物語っています。
その価格、なんと無料*!!!(App内課金があります)
音楽が好きな方はなんとなくダウンロードしてiPhoneに入ってる方もいるかも?
このdjayをダウンロードすれば、iPhoneの中に入っている曲でDJをすることが出来ます。
djayには「djay Pro for Mac(6,000円*)」というMac版や、「djay Pro for Windows(5,850円*)」というMac版や、Android版もあるので、iPhoneをお持ちじゃない方もアプリストアで検索してみてください!
・・・数あるDJアプリの中から「djay」をオススメするのには理由があります。
それは“Spotifyとの連携が可能”ということなんです。
「Spotify」というサービスをご存知でしょうか?
毎月定額で音楽を楽しめるサービスで、プレミアムプラン(月額980円*)に契約すると、Spotifyに登録された約4,000万曲以上の楽曲が聴き放題。アプリ上にダウンロードし、オフラインで楽しむことも可能という画期的なサービスです。
新譜も当然ありますし、邦楽もたくさんあります。
季節や雰囲気に合わせたプレイリストや、旬なアーティストにフォーカスを当てた特集プレイリストなども教えてくれます。
このSpotifyに登録された約4,000万曲以上の楽曲を使ってDJが出来るので、もうCDやレコード、音源を買う必要が無く、DJが楽しめるということなんです。
djayとSpotifyを組み合わせると・・・
1.通勤・通学中などにSpotifyで音楽を楽しむ
2.素敵な音楽に出会う
3.アプリ内にダウンロードして、プレイリストを組んだりする
4.それをそのままDJプレイに落とし込める
という、ライフスタイルそのものがDJに溶け込むような環境が出来上がってしまいます!
ただたくさんの曲を使えるからお金がかからないですよーというだけでなく、音楽に触れ、楽しみ、DJに反映し、というルーティンが出来ることで、今よりももっと音楽を楽しめる生活が待っているのです!!
※djayはSpotify以外の音楽ストリーミング配信サービス(Apple Musicなど)とは連携できません。*
djayのアプリもインストールした。Spotifyも契約した。
無敵だーーーーーーーーーーっ!!!
と意気込んでみたものの、iPhoneだけでは大きく2つの課題があります。
どちらもちゃんと解決します!!
DJをされたことがある方なら分かると思いますが、DJってヘッドホンしてますよね。
あれは、スピーカーから流れている曲(お客さんが聞いている曲)ではなく、次にかけるための曲を選曲するために自分だけが違う曲を聞いているんです。これをモニタリングといいます。
「スピーカーから出る音をiPhoneのスピーカーから出して、イヤホンでは次にかける曲を聞く」なんてことが出来れば良いんですが、iPhoneではイヤホンをつなげば音は全部イヤホンから出てしまいますので、モニタリング出来ないということなんです。
iPhoneのみでとにかくローコストでモニタリングまでちゃんとやりたい方はコチラ!
これらの特殊な変換ケーブルがあれば、イヤホン端子からスピーカー用の音とモニタリング用の音を分配することが可能!
ステレオ出力をモノラル出力×2に変える形になります。
ケーブルをイヤホン端子に差し込み、アプリ上の設定でスプリットキューをONにするだけ。
片方からはスピーカーに向けた音、もう片方はモニタリング用の音が出るようになります。
さらにこのDJモニタースプリッターMK2の方はRCA端子の変換プラグが付いているので、入力端子がRCA端子になっているスピーカーをお持ちの場合、上の画像のようなステレオミニ端子-RCA端子の変換ケーブルが無くても、両端がRCA端子になっているケーブルでスピーカーと接続することが出来ます。
・・・だったんですが、アプリ「djay」がリニューアルにより仕様変更され、月額有料会員への契約しなければスプリットキューが出来ない仕様に!
▼▼▼が、しかし!コチラで解決策をご紹介中!!▼▼▼
djayのアプリだけでも十分楽しめるのですが、やはりちゃんとDJ MIXをしようと思うとさすがに画面を指で操作するには限界があります。
DJやるからにはスクラッチとかもちゃんとやってみたいし、細かく音域の調整をしながらスムーズなMIXも頑張ってみたいですよね。
「iPhoneの画面でチマチマなんて触ってられるか!」という方には、iPhoneと接続して、djayを操作するためのDJコントローラーがいくつも発売されています。
■【超イチオシ★】Pioneer DJ / DDJ-WeGO4
価格、パフォーマンスのバランスが異常なまでに優れている、WeGOシリーズ4代目となるコントローラー。本体上部にはiPhone・iPadが立てられるくぼみがあり、操作性は抜群です。スクラッチも出来、HOT CUE、LOOP、エフェクターなど様々な機能に幅広くアクセス可能。
さらにPCDJソフト「rekordbox dj」のライセンスキーが付属しているので、パソコンとつないでより本格的なDJも可能!歴代売れまくっている超大人気DJコントローラーです!!
30,000円(税別)
■Pioneer DJ / DDJ-200
スマホで超手軽!アプリでDJが楽しめる!超お手頃DJコントローラー!日常的に使い慣れているスマホとの組み合わせを第一に考え開発したDJコントローラーです。スマホ用DJアプリとストリーミング音楽配信サービスを利用し、気軽にDJを始めることができます。また、世界中のプロフェッショナルDJに支持されているPioneer DJの機材開発ノウハウをもとに、簡単に本格的な演奏を楽しめるようにDJプレイに必要なボタンやツマミをわかりやすく配置。
(※djayは使用可能ですが、スプリットキュー機能を使うには月額有料会員への契約が必要です。)
18,000円(税別)
■Reloop / BEATPAD2
大型ジョグホイールを搭載し、スクラッチのやりやすさは格別!HIPHOPでしっかりDJしたい方は絶対コレ。
本体上部にはiPhoneやiPadが立てられるくぼみがあり、パッドの質感やピッチコントローラーの長さなど、どこをとってもdjay専用機としてのクオリティーは最強レベルです。
iPhoneで使用するだけではもったいないクラスなので、PC版のdjay Proを使うことも視野に入れて、その他のPCDJコントローラーに負けないレベルのプレイをしたい方はコレが一番オススメです!
68,000円(税別)
これは結構重要項目。
iPhone本体に楽曲が保存されていれば、それを使ってDJすることは出来るのですが、Spotifyの楽曲を使ってDJをする場合に限り、インターネット環境が必要になります。
Spotifyはアプリ内にダウンロードすればオフラインでも聴けるのですが、djayはSpotifyアプリにアクセスするのではなく、そのユーザーのアカウントのクラウド上にある情報にアクセスしてリンクするため、アプリ内にダウンロードしてあってもインターネットに接続されていなければSpotifyの楽曲を使用することは出来ません。
たまにクラブでも地下にあるところなどは電波状況が悪いところがあります。こういったところでは音を止める可能性があるので要注意!(そもそもインターネット環境が無いところではdjayからSpotifyにリンクできません)
常時接続していないといけないので、ちょっと不安定だけどギリギリ行けそう!という場合でもやめておきましょう。
こういったクラブではWi-Fiがあったりするので、どうしてもという場合はそのWi-Fiに接続させてもらったり、ポケットWi-Fiを持ち歩くなど、何かしらの対策が必要です。
ただWi-Fiもお客さんも使えるフリーWi-Fiの場合は動員数が増えれば不安定になったりしますので、事前に安定しているかどうかの確認は必須ですよ!!
既にDJしている方も大注目願います!!!
djayのパソコン版はMac版、Windows版でもアプリ販売を行っています。どちらも約6,000円ほどで、買い切りで使用できます。
高いなぁと思う方もいるかも知れませんが、Serato DJ Proだって、rekordbox djだって、ソフト単体で購入すれば1万円以上しますし、何よりSpotifyが使用できるようになる(=今後DJで使用する楽曲をSpotifyでまかなえてしまう)と思えば激安です。
djayはiPhoneやiPadのアプリというイメージが強いのですが、パソコン版もめちゃくちゃしっかりしていて、画面構成もかなりわかりやすく、実際とても使いやすいです。
気になる“djay Proで使用可能なDJコントローラーの数々”はコチラのページの最下部に集約されています。
(※サイトは英文になります。コントローラーによってはWindowsは非対応なども一部存在します。事前にご確認ください。)
ご覧いただけましたか?とんでもない数!なんでも使えるじゃん!というレベルです。
過去にDJコントローラーを買ったけど、古すぎて使っていないという方など、パソコン版djay Proなら信じられない息の吹き返し方をするかもしれません。
▼現在は生産が終わっていますが、今でもユーザーが多いであろういくつかの機種の使用動画をほんの一部ですが載せておきます!!
冒頭に書いたように、まずパソコンを使わないという時点で、初期コストがかかりません。
本来PCDJも「レコードやCDを買う必要が無い」、または「レコード・CDでリリースされていない曲でもDJで使える」という点から普及を遂げました。
djayはさらにその上をいくようなもので、今その手にしているiPhoneでDJができ、さらに楽曲もパソコンから移動した楽曲やiTunes等で購入した楽曲だけでなく、月額980円でSpotify上の楽曲も使えるという、永遠にDJを楽しめるようなとんでもないシステムなわけです。
djay+SpotifyのDJシステムは、音質などの面も含めると“現場さながらの環境”とまでは行きませんが、“おもちゃのような環境”というレベルではありません。特に上位版のdjay Proともなると、あらゆる機能をふんだんに使った本格的なDJが可能です。
結婚式のパーティーや、カフェ、サウンドバーなどでのちょっとしたイベントなら十二分に楽しむことが出来ます。
また、モバイル力にも優れているので、海でバーベーキューなんていうときでも活躍することを考えると、現在パソコンでDJをしている方にも飛び道具的なサブシステムとしてかなり強力かと思いますよ!!
当然これだけ優れていると、OTAIRECORDとしてはしっかり使いこなせるコントローラーの購入をオススメしたいわけです。
ぜひ自分のプレイスタイルに合ったDJコントローラーをお探しください!!
▼詳細は下記の画像をクリック!
▲iPhone、iPad、andoidなどスマホやタブレットでDJってどうやるんだろ?という方はこちら!