皆さんは何故音楽が好きになったのでしょうか?
OTAIAUDIO、OTAIRECORDようすけ管理人です。
これがそもそも私が今回の件で申し上げたいことの全てですのでもう一度言います。
なぜ音楽を好きになりましたか?
いつ?
どこで?
なにをみて?
好きになりましたか?
全てではありませんが、多くの人が、
何かに憧れてとか、
誰かの歌詞に共感して、とか、まあとにかく
憧れとか共感、とかが原点になっている人は少なくないはずです。
私自身は、例えばデヴィッドボウイが好きです。
「え?アコースティックギター持ってるのに何でこんな宇宙っぽいの? 」
とか
「え?眉毛なくない!??」
とか
物珍しさあまり何回か見てたら好きになってしまい、私の人生の生き方の模範として尊敬しています。
ジャズで言うと私は最初はセロニアスモンクから入ったのですが、、、、
当時高校生だったから、ジャズの演奏のうまい下手とかもわかりません。
音楽本に奇才ピアニスト(私は奇才好きなんです。)って書いてあったから聞いてみた。
帽子かぶって、明らかに今まで自分が知っていたピアノに対する対峙の仕方と違う。。って思った。
なんかすごくカジュアルだしエモーショナルでアーティスティック。。。
ロックしか能がなかった無知で馬鹿私は、ジャズって上品な物ってなぜか思ってて。
でも、モンクを見たらジャズピアノの概念がぶっ壊れて。。。
かっこいーーーーー。
って純粋にあこがれたんですね。
私だけじゃないと思うけど、、最初はやっぱ
漠然とした、憧れや共感から入るわけで。
こういう人がもっと増えれば増えるほど、音楽業界は発展していくわけで。
だったら、そのきっかけを作ることはオーディオ屋さん、楽器屋さん、メディア、、、様々な音楽関係者にとって必要な事ではないのかなと思っています。
映像はめちゃくちゃ共感しやすい。
何故今のデヴィッドボウイや、セロニアスモンクの映像を例として挙げたかというと、映像は音楽だけと違って憧れを作りやすいからです。
私もボウイやモンクを好きになったのははっきり言って外見の力も大きいです。
なんかかっこいい、面白そう。
って直感的にわかるわけです。
聞きなれてない人にとっては、
セロニアスモンクも、ビルエバンスも、デイブブルーベックも、キースジャレットも、マッコイタイナーも、ハービーハンコックも、オスカーピーターソンも関係ないと思うんです。
ジャズの世界に入ってない人からしたら、ただの「ジャズピアノ」って風にしか聞かないと思うんです。
最近、ラーメン屋とか焼肉屋とかでも照明を落としてSLOWなジャズをかけてるところがたまにあるけど、興味ない人からしたら、
「あぁ、おしゃれな空間なんだなあ。」
位にしか思われてないわけで。
だけど、そこに対して視覚情報が入ってくるとこれは話が変わってくるわけで。
「え!こんな繊細な音楽をこんなイカツイ人が弾いてたのか!」、、、、とか、「モヒカンでサックス吹いてもいいのか!」とか、、、、って話になるわけです。
だから私は音楽にとっての映像の力をかなり信じています。
ということで以前こんな企画を行いました。
以前弊社で行った阿部サダヲさん、吉岡里帆さん出演の映画「音タコ!」チケット&トートバックプレゼントタイアップ企画!
この「音タコ」企画も相当盛り上がったし、実際うちのお客様もたくさん見に行ってくれたみたいでうれしかった。
この他にも弊社はOTAIRECORDというDJの部門があるからHIPHOPの映画とのコラボをしたり色々行ってまいりました。
・・・・という事で今回の企画です。
2020年秋公開される映画『ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)』とOTAIAUDIOがタイアップしてチケットプレゼント企画を発表。
ジャズファンやオーディオファンにはたまらないこの作品の公開を記念して、OTAIAUDIO主催にて映画「JAZZ KISSA BASIE」のチケットプレゼントを行います。
期限は2020年9/18までです。(このブログは宣伝が目的ではないですが、キャンペーン期間内に見た人は良かったらここから応募してください。)
ジャズファン、オーディオファンにおすすめの映画『ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)』9/18金曜日より全国順次公開です。
こんな感じでプレゼントが当たります。
この企画を配給元のUPLINK様、そして、私がベイシーさんを知るきっかけとなったstereo soundさんに持ち込んで、実現した企画です。
(こちら2社様には趣旨をご理解いただき本当にありがとうございました。)
もうこんなにありがたい機会はない!、、、と思うのです。だから行動した。
という感じなのですが、内容的にはジャズやレコード、オーディオがテーマになっていると思われます。(まだ公開前で予告しか見れてないけど)
恐らく冒頭で申し上げたように、この映画を見られた方の中で、純粋に「映画が面白かったな」って人もいると思います。
しかし、さらに衝撃を受ける人もいると思います。
「もっとジャズを知りたい!」
「レコードを始めたい!」
「良いオーディオを実際に聞いてみたい!」
と思う方は相当数いるはずです。
だから私はこういった音楽映画は業界を挙げてもっともっと盛り上げていきたいって本当に思います。
OTAIRECORD,OTAIAUDIOはこのように考えています。
だから今回の映画ベイシー様のホームページ作成費も、スピーカーの原資も持ち出しです。
でも、うちの会社がそうやって多少のコストを払ってでも、私は今回のベイシー様に代表する映画を見ていただきたいし、その先に憧れや共感があって、ひいては業界が発展するのではと思っています。
私は代表取締役社長なので当然会社経営者をしています。
コスト計算や売上管理などやることは山ほどあります。しかしながら、私たちはただの会社ではなく「音楽の会社」なので、お金も大事ですが、「憧れ」や「共感」は本当に大事にしないとだめだと思っています。それが原点だからです。
という事で今後も弊社は音楽映画をサポートしていきたいと思っています。
(映画配給会社の方も何かあったら是非ご相談ください。マーケティング計画、スキーム作成からシステム構築、ランディングページ作成、弊社からの商品提供等、ご相談可能です。ただし、不得意な物だったらお断りする場合がありますがご了承ください。お問い合わせはこちらから。)
ということで、音楽映画を皆さんで盛り上げていきましょう!
おまけ。オタレコ、OTAAUDIOスタッフがおすすめする音楽をテーマにした映画
弊社スタッフのおすすめ映画を10分くらいの期限で音楽をテーマにした映画を選んでもらった。
時間もないので即RESくださいとか言って、直感的にうちのスタッフに好きだったりおすすめな音楽映画を選んでもらった。
おまけだったのでライトにやったけど、結構面白かったので、今度はもっと濃くやってみようと思いました。
(今日本店に出勤してた人だけでやっちゃった。ほかのスタッフの方ごめんなさい!)
ようすけ管理人
「ジャージーボーイズ」
クリントイーストウッド監督作品。
「君の瞳に恋している」で有名なフランキーヴァリ率いるThe Four Seasonsの映画です。
時代背景や再現性、映画として比類なき完成度を誇っています。
NAGAHASHI KATSUHIDE
「Beats – A Netflix Film」
「心の闇を音楽を創ることで討ち破れ」みたいな映画です。笑 自分の殻を破りたい!そんな方にオススメです。
IKKI
「CLIMAX」
フランスの奇才映画監督ギャスパーノエの作品 全員が薬物によってトランス状態になって最終的に人間的にぶっ壊れていく様を描いているのですが、描写の仕方、シーンの捉え方など最高です。
主要人物意外は全員プロのダンサーを起用しているところにも注目。圧巻のダンスシーンもあります。
作品の中で同性愛やドラッグに関して音楽カルチャーとともに表現しているところにも注目。
また、作中はDAFT PUNKやAphex Twinなどエレクトロハウスが終始鳴り響いている状態。
見てるこっちもどんどんトランス状態になっていく映画です。
「Shine」
オーストラリアの映画でオーストラリアの実在のピアニストのデイヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた映画。
厳しい父親の元無理やりラフマニノフの協奏曲第三番を弾いて頭おかしくなっちゃうのですがそのあと最後は小さなピアノバーで演奏活動を始めるという話です。
個人的に面白かったのがふらふらの状態でピアノバーについて女の人に療養してもらうのですが、感謝の気持ちとして演奏した曲が 「くまんばちの飛行」っていう超難関曲だったことです。
「
「バルトの楽園」
音楽映画というわけではないですがベートーベンの交響曲第九の日本初演を描いた「バルトの楽園」も素晴らしいです!
TANAKA
「奇跡のシンフォニー」
2008年に制作された 「奇跡のシンフォニー」です。 音楽映画?かといわれると謎ですが、音楽才能豊かな孤児の少年がいろんな人とかかわって、自分に存在している音楽的センスを徐々に発揮する映画です。 孤児というと暗い印象がありますが、映画自体は非常に明るく、小さい子供にもわかり易い映画です。
「天使にラブソングを」
あとは、ベタですが「天使にラブソングを」は何度見ても感動します。 音楽だけでなく、すこしサスペンスというか主人公のウーピー・ゴールドバーグがギャングに追われるシーンなんかも印象的で好きです。
naruse
You Were Never Really Here
ジョニー・グリーンウッドがサウンドを手掛ける映画です。
沈鬱なストリングスやメタリックなエレクトロが被さり、ときに緊迫する心臓の重たい鼓動や追い詰められた神経が内面に立てる不協和音で、映画の世界観に引き込まれる作品となっております。
MINORU
「BECK」
ハロルド作石さんのマンガBECKの映画化です。
平凡な高校生活を送る主人公がバンドを結成してのめり込んでいき、ライブやリリースを重ねて成長していくというストーリーです。
マンガを読んでいた人は“コユキ(主人公)の声は聞きたくなかった”という人もいますが、バンドマンなら誰でも通じる熱い部分がたくさんあります。
TSUKAHARA
「リトルダンサー」
一人の少年がプロのバレエ・ダンサーを目指す過程を描いた作品です。
見てて元気になる作品です
ヲータ
「Cu-bop across the border」
キューバの生活に根付いている音楽をリアルに体感できる。