本日はTEACのレコーダー/カセットデッキ AD-RW950のご紹介です。
カセットテープを使わなくなってからどれほど時間が経ったのでしょうか。
15年ほど前まではミニコンポやカーオーディオにも必ずと言っていいほどカセットデッキが付いていましたが、MDやiPodの普及ですっかりと姿を見なくなってしまいました。
手軽に扱えて録音や編集が簡単だったため、レコードからお気に入りの曲を録音したり、車の素敵なBGM作り、FMのエアチェックに活用された方は多いと思います。
オーディオファンにはもちろんのこと、小さい子供からお年寄りまで幅広く愛用されいましたね。
現在ではカセットは一定の需要(カラオケ用など)はあるものの、以前のようなメタル・ハイポジテープは生産を終え、プレミア価格がつくようになってしまいました。
再生機器も殆ど生産されておらず、寂しがる方も多いと思います。
それが最近ではカセットテープがブームのようで、お客様からよくお問い合わせをいただいております。
あの独特のカセットテープの形や使い方が一部の若者にうけ、新譜をカセットテープのフォーマットで発表するバンドが現れるなど静かなブームとなっております。
このブームは日本だけではなく、世界的なもののようで今後さらに活発になるのではないかと予想されます。
しかしここで大きな問題が発生します。
カセットデッキは駆動系にゴムベルトを使用している場合が多いので、昔使っていたデッキをお持ちでも残念ながらゴムが伸びてしまい再生出来なくなってしまっているものが多いです。
グッドコンディションを保っている機器は非常に少ないのが現状です。
そんな状況の中、ティアックが細々と灯が途絶えぬようにカセットデッキを生産しておりました。
こちらのAD-RW950は、なんと昔聴いていた思い出のカセットテープを再生する他に、CDレコーダーを搭載しておりますので、カセットからCDにダビングができてしまいます。
低価格ながらカセットレコーダーとCDレコーダーを搭載し、高音質に再生出来るようなデッキはAD-RW950以外に見当たりません。
使い方も昔のカセットデッキと同じ感覚で操作していただけます。
アナログ・デジタル入出力の他に、光ケーブルまで対応しており、様々なシーンで活躍してくれます。
フォノイコライザーを搭載しておりますので、レコードからCDへの録音もパソコンを使わずに簡単にできるのも嬉しいですね。
オタイオーディオの店頭にて展示しておりますので、気になられる方はお気軽にご来店くださいませ。
ティアック AD-RW950の詳細などはオタイオーディオのホームページからご覧いただけます。
・TEAC/カセットデッキ/AD-RW950【店頭展示有・ご試聴可】