OTAIAUDIOのブログ

AUDIO ALCHEMYの「DPA-1」と「 DDP-1/PS-5」を試聴しました。

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日本に再上陸を果たした人気ブランドAUDIO ALCHEMYの2機種を試聴しました。

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アメリカはカリフォルニア州に拠点を構え、90年代にお手頃な価格帯で優れた音質と機能を提供し人気を博した「AUDIO ALCHEMY」が、15年の歳月を経て旧メンバーを携えて復活し、昨年に満を持してリリースをした新機種、パワーアンプの「DPA-1」と、プリアンプ、外部電源の「 DDP-1/PS-5」を試聴しました。

「AUDIO ALCHEMY」は、当時最新技術をふんだんに使用し開発したDAコンバーターのシリーズが大ヒットし、オーディオ業界にて重要なメーカーとして名を馳せてきました。

そんな「AUDIO ALCHEMY」の旧メンバーを携えて再スタートをきったということで、新たに作り上げるサウンドがとても気になるところでした。

まず、パワーアンプの「DPA-1」は、クラスDアンプを採用しており、コンパクトなアルミニウムシャーシの実現と、1チャンネルあたり150w/8Ωとパワーのある音を出すことができます。

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こちらの「DPA-1」を試聴しましたが、まずは音の太さにビックリしました。

低域の力強さと奥行感があり、スケール感のある音楽を充分に鳴らしてくれる実力があると感じました。

ですが、合わせるプリアンプ、DAコンバーターによっては、低域のパワー感により少しもこっとした傾向になってしまうなど、相性を選ぶアンプのような印象を受けました。

そこで、プリアンプと外部電源を使用した「DDP-1/PS-5」を接続し、更にプリ部搭載のDAコンバーターを経由して再生をしました。

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やはり相性は抜群で、音の太さを保ちつつ、高域の抜けが非常に良く、奥行きがとても明瞭となりました。

スピーカーはDALIのEPICON2を、CDプレーヤーにMARANTZのSA14S1をデジタル出力し、そして各機器の性能を引き出す為にISO TEKのクリーン電源「EVO3 SIGMAS」を使用しましたが、EPICON2の暖かみのある表現力と相まって、非常に深みはありますが、見通しが良い素晴らしい音を鳴らしてくれました。

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プリアンプの「DDP-1」はこれまた機能性も優れており、上記にて記述しましたが、AUDIO ALCHEMYのお家芸とも言うべくDAコンバーターを搭載しており、USB DACとしての機能はもちろんのこと、デジタル入力がとても充実しています。もちろんDSDファイルにも対応していたり、ヘッドホンアンプとしてもご使用いただけるなど、様々なニーズに答えています。

良質なプリアンプとDAコンバーターをお探しの方にとてもお勧めさせていただきたい一台となっています。

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外部電源の「PS-5」は別売りとなりますが、「DDP-1」の本来の性能を引き出すために、揃えて導入することをお勧めいたします。

コンパクトで良質なサウンドをお求めの方は、「AUDIO ALCHEMY」の製品をご検討いただいてはいかがでしょうか。

・AUDIO ALCHEMY/パワーアンプ/DPA-1

・AUDIO ALCHEMY/プリアンプ/DDP-1

・AUDIO ALCHEMY/外部電源ユニット/PS-5