アナログレコードをハイレゾ再生で楽しむ
アナログレコードをA/D変換してDSD/PCMデジタル信号にて楽しむことのできるPS Audioのフォノイコライザー「NuWave Phono Converter」を試聴致しました。
もちろん通常のフォノイコライザーとしてワイドレンジな良質なサウンドを再生することができますが、上記に述べましたようにADコンバーターを搭載しています。
アナログレコードをわざわざデジタルに変換して再生する必要があるのかという疑問を持たれる方も多いかと思いますが、リアルタイムで56MHz DSDに変換をすることでアナログレコードの良さを損なうことなく、さらに洗練されたサウンドに生まれ変わるように感じました。
もちろん、接続するDSD再生対応のDAコンバーターの性能にも左右はされますが、アナログレコードをハイレゾ再生にて楽しむという新たな流れが今後増えてきそうな感覚です。
さらに、Vinyl Studio(有料)などのDSD録音が可能な録音ソフトを使用して、アナログレコードを直接DSD/PCMファイルとして録音することができます。
アナログレコードですと、物理的な要因などでベストなサウンドを聴くのに苦労することもありますが、ベストな録音を行っておけば、アナログレコードの良さを閉じ込めつつ、アナログレコードの音源をデジタル音源としてアーカイブすることができます。
ご自宅に眠っているデジタル音源かされていないアナログレコードをDSDファイルで楽しんでみてはいかがでしょうか。