ACCUPHASEの新型モノラル・パワーアンプ A-250を試聴しました。
本日はアキュフェーズ様に新型モノラル・パワーアンプ A-250をお借りしましたので、ご紹介させていただきます。
2台並べると流石に存在感が濃いですね。重量は1台あたり46kgあり、とっても重いです。
増幅部は、パワーMOS FETによる10パラレル・プッシュプルのパワーユニットを2組用いた、合計20パラレル・プッシュプルによる純A級動作です。
信号経路にダブルのインスツルメンテーション・アンプ方式を導入したフルバランス伝送や、カレント・フィードバック増幅回路の採用など前作のA-200で高く評価された部分が継承されております。
A-200からの変更点は、部品のレイアウトや配線パターンなどです。A-200よりも入力コネクターの近くに入力アンプを搭載することで、内部レイアウトをより理想的ものにしております。同時に内部配線をより短くシンプル化し、回路定数も変更されております。この結果、SN比が実測値で約2dB改善されました。
さらなる高音質化のため、使用パーツにも再検討が加えられ、パワーアンプ出力段用メイン電源部には、新たに開発された特注品の10万μFのブロック電解コンデンサーを採用。パワーアンプドライブ段用電源部にも、新開発の特注品電解コンデンサーが用いられております。
外観はメーターのデザインが変更されておりますが、大幅には変わっておりません。
店頭のB&W 802D3で試聴してみましたが、音楽を再生する前からS/Nの良さが際立っております。
立ち上がりの良く、滲みのない音はアキュフェーズの過去の製品の延長線上にあると思いますが、中高域の抜けの良さのようなものが今までとは違うように感じました。
ハッキリとして楽器が見えるような低域も素晴らしいです。
総じて「高級な音」のイメージを具体化したかのようなサウンドでした。
海外ブランドのパワーアンプと比べてみても、価格以上のクオリティや物資投入に驚かされます。バーゲンプライスといても過言ではないでしょう。
アキュフェーズ A-250の詳細は下記のHPをご覧ください。