OTAIAUDIOのブログ

Constellation Audio 「TAURUS」を展示入荷致しました。

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究極のハイエンドブランドを聴く。

この度、オタイオーディオでは新たに、ハイエンドオーディオブランドとして名高いConstellation Audioのステレオパワーアンプ、「TAURUS」を展示入荷致しました。

今回は展示導入を記念しまして、TAURUS導入記をご紹介させていただきます。

Constellation Audioとは。

Constellation Audio(コンステレーション・オーディオ)は、アメリカのカリフォルニアを拠点としたハイエンドオーディオブランドです。

オーディオ界で既に名をはせた技術者達を集結させ、オーディオの世界をさらなる高みに引き上げるような別次元のオーディオ開発を行っています。

開発チームに参画しているエンジニアは、マークレビンソン時代から数々の名作を残してきたJohn Curl (ジョン・カール)、マランツなどで名機の回路設計を担当してきたBascom King (バスコム・キング)、オーディオアルケミーやディネッセンなどで活躍してきたPeter Madnick (ピーター・マドニック)、更にスペクトラルの創業に携わったDemian Martin (デミアン・マーティン)、モンスターケーブルの開発責任者であり、オーディオクエストなどのケーブルを請け負ってきたケーブル設計のプロフェッショナルJay Victor (ジェイ・ビクター)などなど、まさに錚々たる顔ぶれとなっています。

そんな開発チームが創り上げた同ブランドのフラグシップにあたるReferenceシリーズから順に、Performanceシリーズ、Revelationシリーズ、Inspirationシリーズへと技術踏襲されていくライナップはどれも抜かりなく、音質、デザイン共にまさに別次元のオーディオを実現させています。

TAURUS導入記

今回、TAURUSを展示させていただくにあたり、正直申し上げましてかなりの時間を有しました。

ご存知の方も見えるかと存じ上げますが、当店は2015年より先代引退に伴いまして新体制としてスタート致しました。

先代は既にConstellation Audioを導入しており、多くのお客様にもご導入をいただいていたブランドでありました。

しかし、新体制となるタイミングでConstellation Audioはもちろん、ハイエンドラインの機器は一度全て手放し、先代から受け継いだノウハウの元、新たな音作りに向けての試行錯誤が始まります。

まずは当店のリファレンスとなるスピーカーとしてB&W 802 D3を選定し、そこを基準として様々な機器の聴き比べを行ってきましたが、音質、価格、相性などの条件を精査しつつ、納得のできる機器に巡り合えずにいました。

そんな中で先代が導入をしていたということもあり、Constellation Audioが候補に挙がってきたのです。

先代ではPerformanceシリーズが中心となっておりましたが、非常に評判が良いということで一つ下のラインにあたるRevelationシリーズのTAURUSを試聴させていただきました。

TAURUSは、選別したN型MOS-FETのみで構成される完全鏡像関係を保ったバランス回路と、出力スペックに対して十分すぎる余裕度の電源と筐体を与えるという二つのフィロソフィを完全に踏襲し、外観デザイン・筐体構造などサウンドに対する影響度が比較的少ない部分を割り切った、質実剛健なるパワーアンプです。

早速当店のリスニングルームで試聴をさせていただき、ハイエンドオーディオとはまさにこのことだと言わんばかりのサウンドに驚愕をしました。

それは特徴的という音ではなく、物凄く自然で透明感のある音なのですが、その中に上品さと温かみを感じることのできる音となっていました。

Constellation Audioの各製品は、「無個性の魅力」という共通するサウンドコンセプトを貫いており、開発チームの錚々たる面々の強い個性のぶつかり合いによって、「積極的かつ魅力的な無個性」という結果を生み出すことに成功したのです。

TAURUSは、そんなサウンドコンセプトはもちろん、上位モデルに匹敵するようなサウンドを存分に堪能できるモデルとなっていました。


また、今回このRevelationシリーズにあたるTAURUSを選定させていただいたのは、より多くのオーディオファイルの方にとってより現実的なプライスゾーンであったからです。

もちろんどちらにしても高額な機器ですが、例えば、一つ上のPerfonmanceシリーズでアンプを構成しますと、プリアンプのVIRGO III(5,800,000円(税抜))とパワーアンプのCENTAUR II(6,900,000円(税抜))で裕に一千万を超えてしまいますが、Revelationシリーズでしたら、プリアンプのPICTOR(2,400,000円(税抜))とパワーアンプのTAURUS(2,700,000円(税抜))を合わせて、Perfonmanceシリーズの半額程でConstellation Audioのサウンドが手に入ります。

当店では、常時TAURUSのご試聴を行っておりますので、Constellationの「無個性の魅力」をご体感されたい方は、是非一度ご来店くださいませ。


商品詳細ページはこちら
Constellation Audio/パワーアンプ/TAURUS【店頭展示有・ご試聴可】