OrtofonのSPU#1を試聴しました。
SPUと聞くと、アナログレコードファンの方でしたら反応する方も多いのではないでしょうか。
SPUは、まもなく創立100周年を迎えるデンマークのオーディオメーカー「Ortofon」の代表的なカートリッジシリーズです。
その歴史は半世紀前にも及び、独特の図太く、豊かな低域を表現したサウンドは、多くのオーディオファンから愛され、そして憧れの存在として名を残してきました。
今回は、そんなSPUシリーズのエントリーモデルとなる「SPU#1」を展示導入致しましたのでご紹介をさせていただきます。
SPU#1は、完璧なまでの「THE SPUサウンド」と、新たにSPUに親しんで頂くオーディオファイルに向けた「マイファーストSPU」という2つのコンセプトのもと開発されたモデルとなります。
これまでも様々なSPUシリーズを試聴をしてまいりましたが、#1(S/丸針タイプ)を試聴させていただき、その「THE SPUサウンド」というコンセプトの意味が理解することのできるサウンドとなっておりました。
ワイドレンジというわけではありませんが、安定感のある中域の厚みと全体のバランスが心地よく、アナログレコードの魅力を再認識させてくれるような妥協のない音作りは拍手ものです。
そしてなによりもコストパフォーマンスが高く、憧れのSPUサウンドを少しでもお求め易くご導入いただくことができるのもこの#1の魅力です。
Ortofonロゴの専用ケース付きというところも所有欲を駆り立てます。
また、こちらのSPU#1に限らずSPUシリーズは自重が重たく、適合カートリッジ質量が30g以上のトーンアームや、サブウエイトの装着で適合カートリッジ質量が30g以上のトーンアームが搭載されたプレーヤーにてお使いいただくことができます。
今回は、試聴の為に店頭展示機種のSL-1200GRを使用しました。
SL-1200GRにはSPUが使用できるサブウェイトの付属が無い為、BELLDREAM社製のサブウェイト「BD-SW1725SPU」を使ってSPU#1の針圧を取りました。
純正のサブウェイトと同仕様、同素材なので、デザイン的に浮くこともなく、取り付けも安定していますので、SL-1200シリーズでの導入をお考えの方にはお勧めです。
サイズも3種ございますので、様々なカートリッジの自重に合わせてご利用いただけます。
Ortofon SPU#1(S/丸針タイプ)は店頭にてご試聴可能となっておりますので、ご興味のある方は是非ともご来店くださいませ。
また、今回ご紹介をさせていただきましたOrtofon様にもご協力をいただいております当店主催のイベントがいよいよ開催となります。
若干数ですが、席のご用意が可能ですので、ご興味のある方は是非こちらもご参加ください。
ご予約は、上記バナーのリンク先の特設ページよりお受け付けしております。