NVS「USB ケーブルSE シリーズ」のご紹介です。
今回は、2017年11月に発売されたばかりのNVS「USBケーブルSEシリーズ」からCopper Inspire S SE USB Cableを展示導入致しましたのでご紹介をさせていただきます。
こちらのSEシリーズは、太くらせん状に隆起した形状が特徴的です。
ケーブルの構成はといいますと、信号ライン2本と電源ライン2本の全てを完全にセパレート化しており、導体も既存のUSBケーブルとは異なるサイズのものを使用、且つ、本数、撚り方、充填するパウダーを専用にオプティマイズされているとのとです。
更にそれぞれに銅、マグネシウム、カーボンの複合材でシールドを施し最後にその4 本のチューブを撚り上げています。
これによりこの独特な形状が構成されているわけですね。
今回は、本体よりもUSBケーブルのほうが価格が勝ってしまっていますが(笑)、昨年話題となりましたOPPOのDAコンバーター「SONICA DAC」と、DELAのNAS「N1A/2」の組み合わせで試聴を行いました。
想像よりも柔らかく、そこまで引き回しに困ることはありませんでした。
肝心のサウンドはといいますと、解像度の高さからか、出だしの時点で明らかにクオリティーが上がったことを実感することができました。
じっくりと聴いていきますと、まずは音の聴き易さに驚かされます。
デジタル音源の再生ですと、どちらかというと平面的で固い印象を受けますが、このUSBケーブルを導入したことにより、滑らかな再生と、音の強弱が立体的になり、いい意味でデジタル音源らしさを消してくれたことにより聴き易さが得られ、いつまでも聴いていたくなるような心地の良いサウンドをもたらしてくれます。
また、Lightningのカメラコネクションキットを使用してiPhoneによるストリーミングやMP3再生もテストしてみましたが、こちらも素晴らしいサウンドに驚かされます。
ハイエンド機種になればなるほど、元音源の音質の荒がわかるようになり、音源によっては聴くに堪えないこともありますが、Copper Inspire S SE USB Cableに関しては、ソースに関わらず、その音楽が持つエネルギーをスタイリッシュに聴かせてくれるので、荒はそこまで気にならない印象を受けました。
USBケーブルにしては高価なラインナップとなりますが、一度聴いてしまうとそれでも欲しくなってしまう、そんなUSBケーブルでした。
今回発売された「USB ケーブルSE シリーズ」は、上位機のSilverとCopperの2タイプとなりますが、当店ではCopper Inspire S SEを店頭にて導入致しましたので、気になられる方は是非一度そのサウンドをご体感くださいませ。