|ACOUSTIC REVIVEのRD-3を実際に使って効果を確かめてみました。
こちらのブログでも以前から紹介しております、消磁製品。
その中でも、今回はACOUSTIC REVIVEのCDやDVDの消磁が可能なRD-3をご紹介いたします。
|消磁とは
「消磁製品」と聞いて、「聞いたことはあるけど詳しくは知らない」という方もいるのではないでしょうか。
意味としては、消す磁気ということで、磁気を消すことが消磁器の役割です。
磁気といえば、磁石が持っている金属や磁石をくっつける力で有名ですね。
この「磁気を持つこと」を、「帯磁」というのですが、消磁はその帯磁した磁気を取るのが「消磁」です。
|消磁をなぜするのか
「CDやDVDに消磁は必要なのか?」と思われる方もいると思いますが、実はCDやDVDは帯磁しているんです。
というのも、CDのキラキラとしている信号面は主にアルミが使われているのですが、アルミと一緒に強磁性体の鉄やニッケル、コバルトなどが含まれています。強磁性体というのは、磁気を帯びやすい金属のことで鉄、コバルト、ニッケル等があります。それらの、磁気を帯びやすい物質が入っているということで、CDやDVDは帯磁しやすく、その磁気がCDの読み取り時にエラーを起こしてしまい、細かなノイズとなってしまいます。
消磁器を使用することで、CDやDVDの磁気を取り、CDやDVDに収録された「本当の音」を聴くことが可能になります。
|実際にRD-3を使用してみました。
1.まず初めに、何もしていないCDを実際に聴いてみます。
ヴォーカルの入った曲をセレクトしたので、弦楽器とヴォーカルの美しい高音が気持ちよく抜けていきました。期間限定展示中のDIATONEのブックシェルフスピーカーDS-4NB70(詳細はこちら)で試聴しましたが、素晴らしい音ですね。
2.実際に消磁器を使用します。
使い方は簡単で、
- CD/DVDを上に置く
- 電源を入れる(電源ボタンは赤色のボタン)
- ERASEボタン(白色のボタン)を押す
- 緑色のランプが消えるまで待つ。(ERASEボタンを押すと緑色のランプがつきます。)
以上です。
ちなみに時間を測ったところ10秒ほどで緑色のランプが消えましたので、CDをプレイヤーに入れる前にパッとできます。
3.気になる音の変化
さて、ここで実際に使用後の音を聴いてみました。
再生した瞬間、「おお、違う」と驚いてしまいました。
使用前に聴いたときは特に違和感を感じなかったのですが、改めて聴くと「こんな音入っていたんだ」と先程までぼやけていた部分が鮮明に聴こえてきました。ヴォーカルが透き通り、弦の震える音がハッキリと聴こえて「こんな音が出るのか」と感動しました。
本商品は店頭でも展示しておりますので、是非ご来店いただき試聴してみてはどうでしょうか。
お客様のCDをお持ちいただければ、そちらのCDで使用前と使用後の比較試聴が可能です。
アクセサリーに4万円。高いと思うかもしれませんが、例えどれだけのお金をシステムにつぎ込んでも、音源自体が悪ければすべてが台無しになってしまいます。
これを機に、お気に入りのCDの本当の音を聴いてみてはどうでしょうか。
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