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【日本製真空管搭載プリアンプ】KORGのNu 1を聴いてみました

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KORGのNu 1ブログ第二弾「真空管プリアンプ編」

前にも紹介しました、KORGのDAコンバーターNu 1。前回はDAC編ということで、DAC機能を解説しました。実際に聴いてみて、使用前と使用後、他のDACとの比較を行いました。

まだご覧になられていない方は下のリンクからご覧くださいませ。

⇒【電子楽器メーカが放つDSD対応DAC】KORGのNu1を聴いてみました

 

そして今回は、真空管プリアンプ編ということでNu 1のプリアンプ機能を実際に試してみたいと思います。

 

Nu 1に搭載されている真空管「Nutube」とは

今回、Nu 1には世界で初めて蛍光表示管を世に送り出したノリタケ伊勢電子とKORGの共同開発の基、生まれた真空管「Nutube」を採用しています。

大きな特徴として挙げられるのは、

  • 豊かな倍音を再生可能
  • 連続期待寿命 30,000時間の長寿命
  • 従来の真空管の2%以下の電力で動作可能な省電力化

があります。

通常の真空管アンプとは違う「コルグだけが出せる音」を目指す上で要となるパーツがこのNutubeです。

 

実際に聴いてみました。

真空管使用時にはフロントパネルの左側のバーが光るようになっています。

Nutubeはこの裏に実際にあるそうです。

KORG / Nu 1

今回の試聴は、

の組み合わせで行いました。

 

1.まずはNu1を使わずに試聴

通常のYAMAHAのみの組み合わせで試聴してみました。

感想としては、楽器の再現力がやはり素晴らしいですね。流石はYAMAHAといった感想です。

 

2.Nu1を使用

A-S3000をメインアンプとして使用し、Nu 1のプリメインアンプ機能を実際に試してみました。

すると、一気に音場が広くなったように感じました。先程までも決して狭いという訳ではないのですが、より広い音場で余裕のある音に感じました。

 

3.倍音を変更

Nu 1には倍音量の調整機能がついており、実際にこの機能を使用してみました。

KORG / Nu 1

▲手前のつまみで3段階の調整が可能です。

実際に倍音量を上げて聴いてみると、より低域の余韻を楽しむことができ、高音域の伸びも気持ちよく感じました。

しかしながら、倍音量が多ければいいという話でもなく、曲や聴き手の好みで調整してみるのが一番いい音に近づけると思いました。

 

本製品は店頭にて展示しておりますので、ご試聴を希望されるお客様は是非店頭にお越しくださいませ。お客様の音源をお持ちいただけるとそちらの音源でのご試聴も可能です。

また、時期によっては試聴機が店頭にないこともございますので、ご来店される前に一度ご連絡いただけると確実かと思います。

ご検討中の方、興味のある方は是非店頭にてご試聴くださいませ。

 

▼商品ページはこちらからご覧いただけます。

⇒KORG/DAコンバーター/Nu 1