SPEC リアルサウンド・プロセッサー 「RSP-AZ1」でお気に入りのスピーカーをパワーアップしよう!!!
オーディオライフを満喫されていますか!?オタイオーディオのオレンジです。
今回は、お気に入りのスピーカーに取り付けるだけで音質を向上させてくれる「夢のようなアイテム」SPECのリアルサウンド・プロセッサー 「RSP-AZ1」のご紹介です。
以前にもご紹介(こちらから)させていただきましたが、オレンジが技術的裏付けを探りながら!マニアックに!!体験・レビューしたいと思います。
RSP-AZ1の仕様詳細は「こちら」から
SPECの「RSP-AZ1」とは?
「RSP-AZ1」を使用するとインピーダンス変動を補正し、逆起電力を吸収して音質を向上します。
ベテランオーディオフリークの方なら「へー。そうなんだ!」で納得していただけることでしょうが、最近オーディオを始められた方や電気に詳しくない方のために、できるだけわかりやすくご説明させていただきたいと思います。
技術的な事にはあんまり・・・という方は「どうやって使うの?」からご覧ください。
◇インピーダンス変動が与える影響・・・
アンプとスピーカーはお互いに影響を及ぼしあっています。また、音楽の信号は常に変化しており、スピーカーのインピーダンスを変動させます。
複雑な音楽信号をアンプがスピーカーに送るとき、このインピーダンス変動はアンプにとって悪影響となります。
特に高域におけるインピーダンスの乱れは、原音に忠実な音楽再生の妨げになります。
◇逆起電力が与える影響・・・
スピーカーのコイルから発生する逆起電力はスピーカーからアンプに戻ってしまい、アンプ内部に悪影響を与えます。
半導体の特性を補完するためのNFB(負帰還)回路が不可欠であるA級、AB級等の半導体アンプにおいてはそれが顕著に発生します。
★結果として・・・
上記でご説明したインピーダンス変動の乱れや、位相遅れがもたらす悪影響は、結果的に「躍動感のない音楽」、「平板な音場」、「薄めの音色」となり、それがリアルで自然な、そして心地よい音楽再生とは程遠いものとしていたのです。
「RSP-AZ1」はこの音質に有害なインピーダンス変動を補正し、逆起電力を吸収します。
その結果、アンプとスピーカーはお互いの影響力から脱し、アンプがスピーカーを駆動するという本来の役割分担に戻り大きな音質向上が図れます。
スピーカーユニット間の逆起電力を抑えるための対策として「バイワイヤリング」が有名ですね。
多くのオーディオフリークがすでにバイワイヤリングを実践されていると思いますが、さらなるアプローチ(スピーカーからアンプ間の)方法としてRSP-AZ1が大きな対策として活用できそうです!
どうやって使うの?
▼「RSP-AZ1」の接続端子とスピーカーの入力端子をケーブルで接続するだけです!
スピーカーケーブルはできるだけ短いものを使用し、スピーカーシステムの近くに設置する必要があるそうです。
今回は1.5mのスピーカーケーブルを使用しました。
接続は数分で済みます。とっても簡単でした!!!
なお、バイワイヤリング接続の場合にはスピーカーシステムの中高域用入力端子に接続すると良いそうで、RSP-AZ1を2セット用意して中高域用と低域用それぞれの入力端子に接続すると更に効果が高くなるとの事!
予算に余裕があれば2セット購入するのも良いですね。
効果の程は!!?
まずは中高域に接続した状態で聴いてみます。
高域ははっきり、くっきりとと聴こえてきます。とてもクリアで細かい音やニュアンスまで再現されており驚きました。
バイオリンなどの弦楽器は響きが良くなり、余韻が素晴らしいです。
続いて、中高域に接続していた「RSP-AZ1」をスピーカの低域用入力端子に接続し直します。
低域は量感が増えながらも決してぼやけず、タイトで弾むような質感です。音全体が押し出してくるような勢いさえ感じます。
また、音像自体のフォーカスが一気に合って鮮明に聴こえてきました。
パワーアップ効果は抜群!!!
総評ですが、使いやすくコンパクトでこんなに簡単に「お気に入りのスピーカー」をパワーアップできるのは大変素晴らしいですね!
今回の試聴結果としては「RSP-AZ1」を中高域・低域と使い分けましたが、どちらも申し分ない効果を感じることができました。
予算が許すのであれば2セット購入してバイワイヤリングと合わせてお使いいただくのが、おススメだと思います。
今回のご提案としては「お気に入りのスピーカーを更に良い音で聴きたい」、「逆起電力の悪影響が気になっている」、「クリアで躍動感ある音を求めている」といった場合に大変おススメできると考えております。
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SPEC リアルサウンド・プロセッサー 「RSP-AZ1」