OTAIAUDIOのブログ

オーディオ専門店OTAIAUDIOへようこそ。

【お買い得!】店頭展示商品、中古品入荷のご案内です。

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いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は店頭展示商品ならびに中古商品をあらためてご紹介したいと思います。

【展示処分品特価】TANNOY KENSINGTON GR スピーカー
(商品ページはコチラ。)
美しいデザインとサウンドを両立したTANNOY KENSINGTON GRが現在展示処分品特価となっており大変お求めやすくなっております。もちろん保証は新品同様ですのでこの機会にぜひ憧れの逸品をご検討ください。

【メーカーB級品特価】TANNOY REVOLUTION XT 8F スピーカー(ミディアムオーク)
(商品ページはコチラ。)同じくTANNOYのREVOLUTION XT 8F (ペア/ミディアムオーク)
伝統の同軸ユニットを新しい発想で設計し直した意欲作の本機。もちろんご試聴できますのでぜひご自身の耳でお確かめ下さいませ!

【売り切り最終特価】MARANTZ M-CR611 ネットワークCDレシーバー(シルバー)
(商品ページはコチラ。)

MARANTZの小さな名機M-CR611。後継機にその座を譲る今だからこその超特価にてご提供いたします。ライトリスニング、サブ用途にいかがでしょうか?在庫希少です、お急ぎくださいませ!

【中古品】JBL STUDIO 220 BRN スピーカー
(商品ページはコチラ。)
JBLのコンパクトなブックシェルフSTUDIO 220 ブラウンカラーのモデルです。目立つキズもなく状態良好。コンパクトさを生かしてPCサイドのデスクトップスピーカーなどにいかがでしょうか?

【中古品】ONKYO C-N7050 ネットワークCDプレーヤー
(商品ページはコチラ。)
ONKYOのネットワーク対応CDプレーヤーC-N7050です。
フロントパネルからCD、USBストレージ、ネットワークを簡単操作で切り替えることができます。USB、ネットワークはDSD5.6MHzにも対応。天板に小キズがありますが状態は良好です。

【中古品】ONIX A80 プリメインアンプ
(商品ページはコチラ。)
個性的なルックスのONIX A80。駆動力もあり見通しのよいサウンドです。リモコンに若干べたつきがありますが本体ともにキズも少なく動作は良好です。

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その他にも多数商品展示しております。もちろんご試聴できますのでお気軽にお声がけくださいませ!

中古品、展示処分品、お買い得品の一覧はコチラからもご覧いただけます!

【効果万別!!!】COLD RAY 「FRACTAL 7」(コールド・レイ・フラクタル 7)試聴レビュー

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COLD RAYの「FRACTAL 7 」で様々な効果を実感しよう!

お疲れ様でございます!オタイオーディオのオレンジです。

つい最近もご紹介させて頂きましたCORD RAYの「FRACTAL 7 」を、オレンジ流に音質にフォーカスをあてて、今回も熱量高くマニアックに!ご紹介をさせて頂きます。

以前のブログのご紹介は「こちら」から。

製品のご紹介は「こちら」から。


COLD RAYの「FRACTAL 7 」のデザインについて考えてみる

まず目に引くのがアルミ加工された、三角の形状ではないでしょうか?アルミは航空用のハイグレード素材です。

続いて「FRACTAL 7」の化粧箱に目を凝らしてみます。このアルミ素材に負けるとも劣らない気品ある、しっかりとした作りには好感が持てます。

以前のブログでもご紹介している通り、オーディオ機器の上に設置する事で「振動を共振させ、音質に悪影響を与える振動を相殺し緩和する」効果があります。

この効果には三角形の形状が大きく関与しているのではないでしょうか?恐らくはこの形状が特殊な振動を生み、嫌な振動を上手く逃しているのではないかと考察します。また、高さや幅が約4.5cmというのも振動を相殺するのに一躍かっているのではないでしょうか。


どういった効果が期待できるのか

今回はオフィシャルサイトの文面からオレンジがかいつまんで引用させていただきます。

オーディオ機器の筐体上部やスピーカーの上部に乗せると事で、演奏やヴォーカルの質感がより分かりやすくストレートに感じられます。

「FRACTAL 7」の設置時に適切な箇所や配置が見つかれば、お持ちのオーディオシステムを演奏現場に誘うことができるかも知れません。

もちろん「FRACTAL 7」をどこに置くかは、オーディオシステムに対するの愛情と情熱が必要とされますが、無限の可能性を秘めた楽しいオーディオ・トゥウィーク(オーディオ微調整機器)なのです。

さらなる音楽性ディテール、より優れた透明性と明瞭度、演奏者の息づかいさえも感じられるような臨場感等、更なる高品質なオーディオシステムにしてくれることでしょう。

上記効果を読む限り、「FRACTAL 7」の設置箇所やオーディオ機器によって効果が変わるように受け取れます。

オーディオアクセサリー好きのオレンジとしては、試聴のしがいがあります!これは期待が持てますね!


効果の程を確かめてみよう!

今回はSONYのHDDプレイヤー、DAC、TRIODEのCDプレイヤーと3機種に対してどのような効果が有るかを試聴していきます。

▼HDDプレイヤーの上に置いてみます

音を出した瞬間にS/Nが上がった事と、解像度が高いことに気付かされます。

シンバルや弦楽器などの弱音がしっかりと感じ取ることができ、音の細かいニュアンスまでよく伝わってきます。

低域はバスドラムがはっきりと聴こえてきて、非常に質の高い低域になりました。

また、音全体の傾向としてアタック感や瞬発力が高く、小気味良い音調に変化しました。

▼DACの上に置いてみます

続いてDACです。
HDDプレイヤーとは対象的に、音がなめらかで優しくなりました。

瞬発力はやや抑えられたものの、高域の解像度が更に上がって音が前に出てくる印象を感じます。

低域も印象がガラッと変わり、バスドラムは大らかで、空気感が広がる感じです。

全体的な音調としては、ゆったり・リラックスをして聞けるのではないでしょうか。

▼CDプレイヤーの上に置いてみます

最後にCDプレイヤーです。
一聴して空気感の透明度に驚かされます。また、全帯域にかけての情報量や解像度が上がりました。

シンバルやトライアングルなどの繊細な楽器が非常に分離良く、かつ定位がしっかりと聴こえてきます。

音の立ち上がりや立ち下がりが素早く、スピード感を感じる音調に変化しました。


試聴を終えて

恒例の総評ですが、試聴した感想として予想していた通りに3機種共に音の変化が違いました。

なお、3機種共に共通していた効果は「S/Nの向上」、「解像度が高くなる」という点です。

そういった点からも、オーディオアクセサリーは通常同様の効果が期待できますが「FRACTAL 7」は機器が本来持っている能力を更に引き出す事ができるため、通常の制振効果や振動対策のアクセサリーとは違い、様々な効果が表れるのだと考えます。

オーディオ機器の振動を上手く逃し、整える事ができる「FLACTAL 7」は正に「整振」効果が期待できる一味も二味も違った素晴らしいアクセサリーです!!!

今回のご提案として「オーディオ機器の振動対策に興味があり良い製品を探している」、「オーディオ機器が本来もつ音の良さを更に向上させたい」、「振動を抑えすぎる事によるデメリットが気になる」といった場合に大変おススメできるのではないでしょうか。

COLD RAY 「FRACTAL 7」で効果万別な音を楽しもう!

↓製品のご紹介はこちらから↓

COLD RAY/FRACTAL 7のご紹介はこちら

【ドラマティックに逢いに行きませんか?第一弾】Stereo Sound誌とオーディオの歴史をひもとく【1980年 第56巻】

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第一弾! Stereo Sound誌とオーディオの歴史をひもといてドラマティックに逢いに行こう・・・

こんにちは!オタイオーディオのオレンジです。
今回より、過去のStereo Sound誌を私オレンジがご紹介しながらオーディオの歴史を振り返って見たいと思います。

まずは第一弾ですが1980年(昭和55年)  第56巻からのご紹介です。

ご紹介は「表紙の機器」、「スピーカ」、「アンプ」、「プレイヤー」、「アクセサリー」の5種類を当時の人気機種や時代背景から選ばせていただきたいと思います。


なぜ令和の時代に昭和のStereo Sound誌なのか?

疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。

今オーディオ機器の購買層で一番多いのは50代~60代の方々だと思います。
その方たちが若い頃に実際にお持ちだったり、憧れていたオーディオ機器を、今30代の私が改めてご紹介をし、当時を懐かしく感じていただければと思います。

しかし!
今の若い方にこそ、本ブログを読んでほしいという思いもあります。

オーディオは日々進化していますが、音楽という趣味は古今東西普遍的な物だとおもいます。
試聴スタイルの主流はレコードからCDへ、そしてストリーミング配信やデジタルファイルのハイレゾ再生へと移り変わっています。

それでは昔のオーディオ機器や試聴方法は「古くて」、「悪い音か」と言われるとそれは違うでしょう。

アナログ・レコードやカセットテープの再ブームがすごいい勢いであることは周知の事実ですし、現に私は1980年製造のパワーアンプ marantz SM-10でハイレゾを再生していますが、とても良い音で鳴っています。

試聴するための機器や方法は変わっても「良い音」にかける情熱や想いは、きっと今の若い方にも通じるものが有るのではないでしょうか。

そういった思いや情熱を、オーディオ誌で権威の有る「Stereo Sound」から、みなさんと一緒に素晴らしい製品を振り返りながら「ドラマティック」に逢いに行くお手伝いができれば幸いです。


Stereo Sound 1980年 56巻の表紙より

▼THORENS(トーレンス) レコードプレイヤー 「リファレンス」

はじめにご紹介するのはTHORENSのレコードプレイヤー「リファレンス」です。
オーディオフリークであればアナログファンでなくとも一度は聞いたことの有るメーカではないでしょうか。

▼見出しには「超マニア用 トーレンス・リファレンス は大変な製品だ。すごい可能性、すごい音質、そしてその偉容」とあります。

それもそのはずです!当時の価格で3,580,000円と大変高価です。なお、THORENSのカタログでは他のレコードプレイヤーが20万、25万と大変な開きがあります。
1980年での3,580,000円は現在の価値に直すと5,800,000円相当だそうです。

当時でも相当高価ですが、いまでも超弩級のレコードプレイヤーが購入可能な価格帯です。

総重量は木製のプレイヤーベースを含め約100Kgで設置には5人必要とのことでした。(移動に4人、もう1人は置き場所に木製ベースを持ってスタンバイする)
このことからも大変な物量を投入し、質実剛健で非常に音質の高いプレイヤーだったことは想像に難しくないでしょう。

アームが3つ取り付けることが可能で、THORENSの中でも圧倒的な高級(フラグシップ)機です。

▼オタイオーディオのレコードプレイヤーのリファレンス機であるTechnicsのSL-1000Rも同様に3つのアームが取り付ける事が可能ですね!

「リファレンス」は、もともと一般販売する予定はないTHORENSの研究用、実験用としてのみを目的として作られたプレイヤーのようです。

それが、西ドイツ デュセルドルフでのオーディオフェアにデモンストレーション用に展示したところ、世界各国のディーラーやオーディオフリークから猛反響が来て製品化されたそうです。


スピーカー B&Wの製品についてご紹介

▼B&W Model801とDM-12(画面左2つ)

今でもなお圧倒的な人気を誇るB&Wのスピーカーですが、この当時からモニタースピーカーと言われていました。

この頃からすでにB&Wは先進的な音作りと、最新技術を駆使して新たなるスピーカーを作り出そうとしていたようです。

型番の801だけで見ると、今は800D3シリーズがあり、皆さんも御存知である「ダイアモンドツイータ」に「コンティニュアムコーン」と、今も昔も最先端を目指す姿勢には驚かされます。

現在の取扱代理店はD&Mホールディングスですが、当時は今井商事(株)でした。
このあたりは時代を感じさせますね。


アンプ YAMAHAの製品についてご紹介

▼YAMAHA プリメインアンプ 「A-7」

当時の価格で89,000円と、今で言えばミドルクラスの製品だと考えられます。
YAMAHAの現行ラインナップで言えば、A-S801相当でしょうか。

デザインに目を凝らしてみます。
アンプのフォルムやシルエットは現在のYAMAHA製アンプに通じるものがあり、昔から美しいことを感じさせます。

約40年前の製品ですが、いまカタログに乗せても十分通じるデザインの良さを感じます。また、デザインに古さを感じさせず、古き良きものを続けているYAMAHAには好感が持てます。

音はYAMAHAらしくナチュラルで優しく、バランスの良い「心地いい」音がするのでしょうか・・・
そんな事を想像させてくれるアンプです。


プレイヤー Nakamichiの製品についてご紹介

▼Nkamichi カセットデッキ 「1000 ZXL」

NkamichiといえばCR-70、DRAGON、1000ZXLのカセットデッキが有名ですね!

現在でもNkamichiのカセットデッキは中古市場で大変高値で取引されている人気メーカーです。

1980年、私はまだ産まれておりません。この後幼少時代よりカセットに慣れ親しんできましたが、流石に子供でしたので、本格的なオーディオグレードのデッキを購入することはできませんでした。

それでもラジカセでカセット再生を楽しんでおりました。

アニメやアイドルの曲を聴き、テレビから出る音をマイクで拾って録音などしていたことを思い出しました。


アクセサリー AUDIO CRAFTのご紹介

▼主にアナログ機器アクセサリーが並ぶ

オーディオアクセサリーはStereo Soundでももちろん掲載されております。

今はアナログからデジタル、中にはどのように使っていいのか?と悩むような製品まで百花繚乱のアクセサリーが販売されておりますが、この頃はレコードプレイヤーが中心となったラインナップだったようです。

左下にスピーカーケーブルがありますが、それ以外は全てレコードプレイヤー関係のアクセサリーです。

まだ電源ケーブルやインシュレーター、オーディオボード等のアクセサリーはまだ登場していないみたいですね!?

特に私は電源関係のアクセサリーに注目していますが、まだホスピタルグレードのコンセントやプラグは当然のように出てきておりません。

今後これらのアクセサリーがいつ頃登場するのかとても楽しみです。


今も昔もオーディオは「熱かった」!!!

今回Stereo Sound誌を読んで1番に感じたことは、今も昔もオーディオに対する熱気や熱さは変わらないという事です。

それは音楽やオーディオへの愛や情熱、憧れや想いなどをレポートの文面からひしひしと感じるからです。

その一片を本ブログからお伝えし、ベテランオーディオフリークには懐かしさを、若い方々には新鮮さや熱気を感じて頂ければ幸いです。

なお、読み続けるうちにある事に気付きました。それはCDプレイヤーが全く登場しないという事です!

それもそのはずですね!CDプレイヤーの発売が始まったのは、約2年後の1982です。まだ、影も形もないですね。

また、特徴深いのは「デジタル」はもちろん「アナログ」という言葉すら出てこないという事です。

この時代の主流は当然レコードプレイヤーですが、CDプレイヤーが無いためにあえて区別する必要がなかったのですね。

いかにアナログ再生、特にレコードプレイヤーがオーディオの中に浸透し、再生装置の主役であったかを伺える出来事ではないでしょうか。

今後はCDプレイヤーの登場から、SACD、ネットワークオーディオと再生の移り変わりまでご紹介できればと思います。

つづく

【スピーカに取り付けるだけでパワーアップ!】SPEC リアルサウンド・プロセッサー 「RSP-AZ1」 試聴レビュー

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SPEC リアルサウンド・プロセッサー 「RSP-AZ1」でお気に入りのスピーカーをパワーアップしよう!!!

オーディオライフを満喫されていますか!?オタイオーディオのオレンジです。
今回は、お気に入りのスピーカーに取り付けるだけで音質を向上させてくれる「夢のようなアイテム」SPECのリアルサウンド・プロセッサー 「RSP-AZ1」のご紹介です。

以前にもご紹介(こちらから)させていただきましたが、オレンジが技術的裏付けを探りながら!マニアックに!!体験・レビューしたいと思います。

RSP-AZ1の仕様詳細は「こちら」から


SPECの「RSP-AZ1」とは?

「RSP-AZ1」を使用するとインピーダンス変動を補正し、逆起電力を吸収して音質を向上します。

ベテランオーディオフリークの方なら「へー。そうなんだ!」で納得していただけることでしょうが、最近オーディオを始められた方や電気に詳しくない方のために、できるだけわかりやすくご説明させていただきたいと思います。

技術的な事にはあんまり・・・という方は「どうやって使うの?」からご覧ください。

◇インピーダンス変動が与える影響・・・

アンプとスピーカーはお互いに影響を及ぼしあっています。また、音楽の信号は常に変化しており、スピーカーのインピーダンスを変動させます。
複雑な音楽信号をアンプがスピーカーに送るとき、このインピーダンス変動はアンプにとって悪影響となります。

特に高域におけるインピーダンスの乱れは、原音に忠実な音楽再生の妨げになります。

◇逆起電力が与える影響・・・

スピーカーのコイルから発生する逆起電力はスピーカーからアンプに戻ってしまい、アンプ内部に悪影響を与えます。

半導体の特性を補完するためのNFB(負帰還)回路が不可欠であるA級、AB級等の半導体アンプにおいてはそれが顕著に発生します。

★結果として・・・

上記でご説明したインピーダンス変動の乱れや、位相遅れがもたらす悪影響は、結果的に「躍動感のない音楽」、「平板な音場」、「薄めの音色」となり、それがリアルで自然な、そして心地よい音楽再生とは程遠いものとしていたのです。

「RSP-AZ1」はこの音質に有害なインピーダンス変動を補正し、逆起電力を吸収します。
その結果、アンプとスピーカーはお互いの影響力から脱し、アンプがスピーカーを駆動するという本来の役割分担に戻り大きな音質向上が図れます。

スピーカーユニット間の逆起電力を抑えるための対策として「バイワイヤリング」が有名ですね。

多くのオーディオフリークがすでにバイワイヤリングを実践されていると思いますが、さらなるアプローチ(スピーカーからアンプ間の)方法としてRSP-AZ1が大きな対策として活用できそうです!


どうやって使うの?

▼「RSP-AZ1」の接続端子とスピーカーの入力端子をケーブルで接続するだけです!
 

スピーカーケーブルはできるだけ短いものを使用し、スピーカーシステムの近くに設置する必要があるそうです。

今回は1.5mのスピーカーケーブルを使用しました。
接続は数分で済みます。とっても簡単でした!!!

なお、バイワイヤリング接続の場合にはスピーカーシステムの中高域用入力端子に接続すると良いそうで、RSP-AZ1を2セット用意して中高域用と低域用それぞれの入力端子に接続すると更に効果が高くなるとの事!

予算に余裕があれば2セット購入するのも良いですね。


効果の程は!!?

▼スピーカー両側に接続し、早速ハイレゾを再生しました。

まずは中高域に接続した状態で聴いてみます。
高域ははっきり、くっきりとと聴こえてきます。とてもクリアで細かい音やニュアンスまで再現されており驚きました。

バイオリンなどの弦楽器は響きが良くなり、余韻が素晴らしいです。

続いて、中高域に接続していた「RSP-AZ1」をスピーカの低域用入力端子に接続し直します。

低域は量感が増えながらも決してぼやけず、タイトで弾むような質感です。音全体が押し出してくるような勢いさえ感じます。

また、音像自体のフォーカスが一気に合って鮮明に聴こえてきました。


パワーアップ効果は抜群!!!

総評ですが、使いやすくコンパクトでこんなに簡単に「お気に入りのスピーカー」をパワーアップできるのは大変素晴らしいですね!

今回の試聴結果としては「RSP-AZ1」を中高域・低域と使い分けましたが、どちらも申し分ない効果を感じることができました。

予算が許すのであれば2セット購入してバイワイヤリングと合わせてお使いいただくのが、おススメだと思います。

今回のご提案としては「お気に入りのスピーカーを更に良い音で聴きたい」「逆起電力の悪影響が気になっている」「クリアで躍動感ある音を求めている」といった場合に大変おススメできると考えております。

SPEC リアルサウンド・プロセッサー 「RSP-AZ1」で心震わすリアルサウンドを体感しませんか?

↓製品のご紹介はこちら↓
SPEC リアルサウンド・プロセッサー 「RSP-AZ1

【CD本来の音を聴こう!】ACOUSTIC REVIVE DISC DEMAGNETIZER 「RD-3」【アコリバ特集第五弾!!!!!】

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ACOUSTIC REVIVE DISC DEMAGNETIZER 「RD-3」でCDの音を余すこと無く聴こう!

いつも大変お世話になっております!オタイオーディオのオレンジです!

アコリバ特集の第五弾目です!
今回はACOUSTIC REVIVEのDISC DEMAGNETIZER 「RD-3」のご紹介です。

以前のアコリバ特集「第一弾」、「第二弾」、「第三弾」、「第四弾」はこちらから。

製品の詳細は「こちら」から。


DISC DEMAGNETIZER 「RD-3」とは?

オーディオ用多目的消磁器 DEMAGNETIZER 「RD-3」は、SACDやCDなどあらゆるディスクを簡単確実に消磁できる画期的な製品です。

そもそも、ディスクが帯磁する最大の要因はメディアのレーベル印刷に使われている塗料に含まれる鉄分にあります。

「赤、黄、茶」系の色には酸化鉄が、「青、緑」系の色にはコバルト、「銀」系の色にはニッケルが使用されており、これらの成分はきわめて磁気の影響を受けやすい「強磁性体」です。

もうひとつの要因はCDの信号面に使われているアルミです。
現在、国内の工業規格で定められたアルミの純度は99.0%。残りの1%には強磁性体の鉄やニッケル、コバルトなどが含まれています。

また、アルミ自体も「弱磁性体」であり、いずれも磁気の影響を受ける素材です。

このように磁性体を含んだディスクを再生すると、ピックアップ部やディスクの駆動モーターが発生する磁束でさらに帯磁が進行し音に悪影響を与えてしまいます。

「RD-3」を使用しディスクを消磁する事で、これまで聴こえてなかった音が聴こえてくるなど、必ずや聴感上の効果を実感していただく事が可能です。


早速消磁してみよう!

▼今回はUKのレーベルでヴォーカル物のCDを消磁してみます!

▼使い方はとっても簡単!一番右の赤いボタンを押して、その左隣りにある白丸のボタンを押すだけです。消磁中は中心にある緑色のLEDランプが点灯し、12~13秒で完了します。

特に煩わしい操作もなく、あっという間に完了しました!
念の為に裏面も消磁しておきます。


消磁は終わった!次は試聴だ!!!

▼今回はCDプレイヤーにTRIODEのRUBY-CD(画面左の天板が赤い機器)を使用します。

一聴して、中央に固まっていた音が左右に広がって、バランスの良い音に変わった事に気づきました。

S/Nが上がり、非常に透明度の高い空間にヴォーカルが浮かび上がるように聴こえてきます。
またダイナミックレンジが広がったのか、弱音(弱い音、小さい音)と強音(強い音、大きい音)の差をしっかりと感じ取ることができます。

低域に耳を傾けてみると、ベースやドラムの量感が圧倒的に増えながらも、しっかりと音が分離されていて楽器の位置をつかみやすいです。

全体的な音楽の印象としては「バランスが整っている」、「音を正確に表現できている」と感じさせてくれ、CDの音を余すこと無く聴けたのではないでしょうか。

ディスクを消磁することで、これほどの効果が出て来るとは思いもよりませんでした!


簡単。早い。効果が高い。

最後に総評です。

毎回のように書かせていただきますがアコリバのオーディオアクセサリーは効果が高く、大変簡単だということです。今回も同様に大変簡単で、効果てきめんでした。

また、第4弾でご紹介させていただきました「RIO-5 II」と合わせてお使いいただくと、より一層効果が高くなります。

数多くのSACDやCDのコレクションをお持ちの方は、まだまだいらっしゃると思いますので、そういったオーディオフリークにおススメできるアクセサリーです。

「光メディアを最高の状態にしたい」、「SACD/CDの本来の音を聞きたい」、「めんどくさい操作や仕組みは嫌だ」といった場合に良いご提案になると思います。

ACOUSTIC REVIVE DISC DEMAGNETIZER 「RD-3」でCD本来の音を聴いてみませんか?

↓製品のご紹介はこちら↓
ACOUSTIC REVIVE/DISC DEMAGNETIZER/RD-3の詳細はこちらをクリック。

【マイナスイオンで音までクリーンに!】ACOUSTIC REVIVE マイナスイオン発生器 「RIO-5 II」 【アコリバ特集第四弾!!!!】

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ACOUSTIC REVIVE マイナスイオン発生器 「RIO-5 II」でリスニングルームからディスクまでを改善しよう!

ブログはお役に立てていますか?オタイオーディオのオレンジです。

アコリバ特集の第四弾はマイナスイオン発生器 「RIO-5 II」のご紹介です!

以前のアコリバ特集「第一弾」、「第二弾」、「第三弾」はこちらから。

製品の詳細は「こちら」から


マイナスイオン発生器!!?

ナチュラルな「マイナスイオン」と「遠赤外線」を発生させ、CDなどディスクの音質を向上させると共に、リスニングルームの音響改善をしてくれるのがマイナスイオン発生器「RIO-5 II」です。

「RIO-5 II」には「トルマリン」という石が入っており、機械内部に有るハロゲンランプの光と熱を当てることにより、マイナスイオンと遠赤外線が発生する仕組みとなっています。

大きな機能 其の一!

SACDやCDなどを「RIO-5 II」で処理すると劇的に音質が向上します。

その仕組みをご説明します。

まずは「RIO-5 II」上部にSACDやCDを置き、本体の赤ボタンを押すと役8秒間ファンが回転し、トルマリンから発生するナチュラルマイナスイオンを効率よくディスク面に照射します。

また、同時に遠赤外線も放射します。その効果によりディスク内部にマイナスイオンが浸透して、表面活性化効果でレーザー光線の透過率が向上します。

その結果、S/Nやダイナミックレンジが向上して、楽器やヴォーカルの質感が生々しく表現されます。

大きな機能 其の二!

リスニングルームの音響特性を改善します。

こちらも仕組みについてご説明します。

電源スイッチを投入した状態で「RIO-5 II」をリスニングルームに置くとトルマリンの効果により、リスニングルームが大量のナチュラルマイナスイオンで満たされます。

マイナスイオンの空気浄化作用により伝搬特性が良くなり、再生音が著しく向上します。


それで本当に音は良くなったのか?

まずは皆さんに「RIO-5 II」の機能と仕組みをご紹介させて頂きました。

しかしながら、理屈は分かったけど本当に音はよくなるの?と言うお声や思いを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もそんな1人です。

オーディオの世界は論より証拠です!!

じゃあ早速聴いてみようじゃありませんか。始めにリスニングルームに効果が有るかを確かめてみましょう。

「RIO-5 II」の電源を投入!

▼後ろにある電源インレットにケーブルを差し込んで電源スイッチをONにします。

▼電源を入れるとハロゲンランプが点灯し、オシャレなインテリア家具のようです!

電源投入後は10秒程度ファンが回転します。この間にマイナスイオンを拡散しているのでしょう。

という事であれば、リスニングルームを満たす為には少し時間をおいた方がより効果が有るのでは無いかと思い、15分程度待つことにしました。

▼早速音を聴いてみます。今回もヴォーカル物でプレイヤーはいつものmarantz SA-12です。

直ぐに気づいたのは音に広がりが出た事です。S/Nが向上して、ヴォーカルや楽器が空間にリアルに描写されています。

一音一音がはっきり、くっきりと聴こえ、リスニングルーム全体を透き通った音が広がります。とにかく非常にクリアなのと、空間表現が非常によくなりました。

音は確実に良くなっています!


メディアの音質改善機能はどうなのか?

▼SACDを「RIO-5 II」の上部に置いてみます。

赤ボタンを押すとファンが回転しますので、回転が終わるまで待ちます。その後プレイヤーにSACDを挿入して再生します。

音を出した瞬間に、全体に張りがあって一本芯の入った音に気付かされます。中低域の量感が増え非常に解像度が高く、埋もれていた音が聞こえてきます。

全体的に響きがとても良くなりました。特にヴォーカルが生々しく聴こえてきて、非常にリアルに感じます。

私の感じた音調は、事前にご説明した想定される効果に似ており、マイナスイオンがしっかりと効いている事を実感しました。


試聴を終えて

試聴前は「マイナスイオン」、「遠赤外線」というキーワードに少し面食らいましたが、実際に音を聞けばそのような疑問も払拭されました。

皆さんにも是非この効果を実感いただきたいです。一度音を聞いていただければ納得していただけるのではないでしょうか。

また、メディア改善とリスニングルーム改善の2つの機能をあわせて持っていますので、導入していただければ、まさに一石二鳥!

今回のご提案として「SACD/CDを高品位に聴きたい」、「部屋に大きなルームチューニング機材を置くことに抵抗がある」、「オーディオアクセサリーにもオシャレな機器が欲しい」などといった場合に良いご提案になるのではないでしょうか。

ACOUSTIC REVIVE マイナスイオン発生器 「RIO-5 II」で掛け値なしの良い音を体感しませんか?

↓製品のご紹介↓
ACOUSTIC REVIVE/マイナスイオン発生器/RIO-5 IIの詳細はこちらをクリック。


 

【マランツ好きの、マランツ好きによる、オーディオファンのための】SACD/CDプレイヤー marantz 「SA-12」 試聴レビュー 【後編】

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SACD/CDプレイヤー marantz 「SA-12」でCDからハイレゾまで堪能しました!!!

 

 

どうも、どうもどうもどうもです!オタイオーディオのオレンジです。

 

marantzのSACD/CDプレイヤー 「SA-12」の後編です。前編は「こちら」から

 

後編は「SA-12」のディスクリートDACによるハイレゾ再生からヘッドフォンアンプの実力までを、音質・使用感にフォーカスを当ててご紹介致します!

 

SA-12の仕様詳細は「こちら」から

 

 

 

 

 


後編 SA-12のディスクリートDACによるハイレゾ再生とヘッドフォンアンプとしての実力はいかに!?

まずはディスクリートDACの実力を確認するために、デジタルプレイヤーからハイレゾ再生を行います。

下記のシステムで試聴しました。

 

デジタルプレイヤー(トランスポート): SONY HAP-Z1ES

DAC : marantz SA-12

アンプ : marantz SM-10 (1980年製)

スピーカー : B&W 804 diamond

 

デジタルプレイヤーからはUSB出力にて「SA-12」のUSB入力に接続します。

 

▼まずはDSD音源にてヴォーカル物を聴いてみます。

 

やはりMMMのディスクリートDACが素晴らしく、一聴してS/Nの高さ、高域の解像度・滑らかさ・艶やかさを感じます。

 

このあたりはSACDの音質と変わら無いため、安心してレベルの高い音を聴くことができました。

 

なお、USBからの入力にも機敏に反応して、もたつくこともありません。

 

▼続いてハイレゾPCM音源(FLAC 24bit/96kHz)にてヴォーカル物を聴いてみます。

 

まず私が驚いたのは、DSDからFLACへ曲を切り替えた後の動作の機敏さです。

 

この半年で10種類以上のDACを比較試聴してきましたが、いままでで一番素早く楽曲が切り替わり、曲の頭出しで途切れるということが一切ありませんでした。

 

また、DACによってはフォーマットの切り替え時にリレーの音が「カチカチ」と鳴ってしまって音の邪魔をしたり、頭出しが再生されないということがありますが「SA-12」は全く問題ないのです!

PCM音源もDSD音源と同様に高品位・高音質な音を感じさせてくれます。

 

 

 

 


SA-12のヘッドフォンアンプとしての実力は!?

ヘッドフォンを「SA-12」へ接続してハイレゾを試聴します。

 

デジタルプレイヤー(トランスポート): SONY HAP-Z1ES

DAC兼ヘッドフォンアンプ : marantz SA-12

ヘッドフォン : DENON AH-D2000

 

▼ヘッドフォンではCD音質で試聴しました。

 

一聴して鮮度感が高く、メリハリがあり華やかな音がします。

 

このあたりはDENONのヘッドフォンの特性もあるかもしれませんが、高域の解像度の高さや滑らかさなどマランツの音はしっかりと感じ取ることができます。

 

PCM音源ですので、前編でご紹介したデジタルフィルターもしっかりと活かされています。

なお、個人的に心配していたホワイトノイズも出てこず、楽曲に集中することができました。

音質だけではなく性能や品質が素晴らしいので、ヘッドフォンユーザにとっても朗報ではないでしょうか。

 

 

 

 


SA-12を視聴して最後に・・・

 

総評として「SA-12」は価格・クラスを超えた大変素晴らしいプレイヤーという事です。

 

SACD/CDプレイヤーとしてはもちろんの事、MMMのディスクリートDACも高品位・高性能で、PCやデジタルプレイヤーを接続してのハイレゾ再生も高音質で楽しむことができると考えます。

また、デジタルフィルターによって好きな音質に追い込むことが可能な点も見逃せないポイントです!!!

正直なところ、私はフィルター類にネガティブなイメージが有りましたが、「SA-12」のデジタルフィルターは違和感や不自然さを全く感じさせません。

このようなプレイヤーを30万円という価格で実現してくれたmarantzに拍手を送りたいです。

 

今回のご提案としては「高品位でフォーマットにとらわれず長く使えるプレイヤーが欲しい」「プレイヤー1台でCDからハイレゾまで思う存分楽しみたい」「高品位なヘッドフォンがあるので、スモールシステムでもハイエンドな音が聞きたい」といった場合におススメできると考えております。

 

marantz 「SA-12」でCDからハイレゾまで思う存分楽しむ事ができました!

前・後編 長文にお付き合いいだきまして有難うございました。

 

 

↓製品のご紹介↓
SACD/CDプレイヤー/marantz 「SA-12」についての詳細はこちらをクリック。

【マランツ好きの、マランツ好きによる、オーディオファンのための】SACD/CDプレイヤー marantz 「SA-12」 試聴レビュー 【前編】

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SACD/CDプレイヤー marantz 「SA-12」でCDからハイレゾまで堪能しよう!

 

 

いつもありがとうございます!オタイオーディオのオレンジです。

 

今回はオーディオファンに大人気の機種であるmarantzのSACD/CDプレイヤー 「SA-12」を、マランツファンの私が前・後編に分けて徹底解剖し、その魅力を余すこと無くお伝えします!

 

詳細な仕様については長くなるため省かせていただきますが、「SA-12」のSACD/CDプレイヤーとしての音の良さからディスクリートDACによるハイレゾ再生、ヘッドフォンアンプの実力までを、音質・使用感にフォーカスを当ててご紹介致します!

 

SA-12の仕様詳細は「こちら」から

 

 

 

 

 


前編 SA-12のSACD/CDプレイヤーとしての実力はいかに!?

SA-12はフラグシッププレイヤーであるSA-10のキー技術を継承しながらも、価格は半分の300,000(税抜き)となっています。

SA-10に比べて物量は抑えられていますが質感の高さは変わりません。

デザインはマランツらしく、ゴールドにブルーのライトが美しいです。飽きのこないスタイルには好感がもてます。

今回は下記のシステムで試聴しました。

 

SACD/CDプレイヤー : marantz SA-12

アンプ : marantz SM-10 (1980年製)

スピーカー : B&W 804 diamond

 

全てD&Mホールディングス(marantz)の製品です。相性の良さを考えて、この組み合わせにしました。

 

▼まずはトレイを開けて観察!

アルミダイキャスト・トレイのため、剛性が高く高級感があります。

トレイの開け閉めは早すぎず、遅すぎず適度なスピード具合で好感触です。

 

 

 

 

 


SA-12でヴォーカル物のSACDを聴いてみます

SACD/CDプレイヤーですとメディアの認識に時間がかかる機種もありますが、トレイを閉めて5秒程度で認識しました。

これならストレスを感じません。

音をだして聴いてみます。

一聴して高域の解像度の良さと艶やかな表現に驚きました。

ヴォーカルはとてもクリアで瑞々しく、かつ優しくて大変美しいです。

 

とてもマランツらしい音です!!!

 

続いて空間表現に耳を凝らしてみます。S/Nが高く奥行き感、広がりともに十分なクオリティを感じさせます。この価格、クラスを超えた実力を感じました。

 

 

 

 

 


SA-12!続いてCDに移ります

CDを聴く前にSA-12最大のアピールポイントであるMMM (マランツ・ミュージカル・マスタリング) をご説明させて頂きます。

MMMはmarantzオリジナルのディスクリート(個別、分離)D/Aコンバーターで「SA-10」より採用されています。

ESSやバーブラウンなどの汎用DACチップを使うのではなく、marantzが独自に高品位なパーツや素材を厳選し、設計・開発しています。

DAC内部でデジタル段とアナログ段を分けて設計できるため音質を突き詰める事が可能で、汎用DACチップとは圧倒的な音の差別化が図れます。

 

さらに、全てのPCM信号をDSD信号に変換して出力します。

 

この高品位なディスクリートDACが「SA-12」にも同じように搭載されています。

また、専用のデジタルフィルターで3種類・24通りと音を変化させる事が可能です。(デジタルフィルターはCDなどのPCM信号のみで、DSD信号やSACDには利用できません)

 

▼デジタルフィルターは下記の通りです。


 

 

 

試聴にはヴォーカル物とJAZZのCDをデジタルフィルターを変更しながら聴いていきます。

▼始めにヴォーカル物ですが、デジタルフィルターを全てdefault設定で試聴します。

 

SACDと同じアルバムタイトルですが、SACDと同様にS/Nが高く高域が綺麗です。

 

気づいたのは、CDですがDSD音源に変換されている効果が有るのかとてもなめらかでアナログ的な音がして、SACDと同じ音調です。

 

このままのフィルターでも全く問題ないのではと感じさせます。

ここでデジタルフィルターを変更して私好みの音を探します。

設定:「Filter 2」 ー 「Dither off」 ー 「4th-0」

上記設定にすると更にS/Nが高くなり、全体的に明るい音調になります。ヴォーカルに厚みが出てきてポップスやロックに合う設定になっていると思います。

 

 

 

 

▼続いてJAZZのCDに変えて試聴します。

 

デジタルフィルターを変更し下記のように設定しました。

設定: 「Filter 1」 ー 「Dither off」 ー 「3rd-1」

音の広がりを感じさせながらも、各楽器の定位と実在感が素晴らしいです。よくよく聴くと弱音(小さな音、弱い音)の再生が素晴らしく、大変きれいな音色が聴こえてきます。

全体的・基本的には美音系です。

 

このように優れたデジタルフィルターのおかげで「自分の好きな音質に追い込む」事が可能です。

 

ある程度好きなフィルターを決めておいて、ジャンルによって設定を使い分けるのが良さそうです。

フィルターが24通りも有ると「迷う!」と感じる方は、marantzのデフォルト設定がバランスよくおススメだと思います。

総合的に見てSACD/CDプレイヤーとして高い次元でまとまっており、高品位であることを改めて感じることができました。

 

 

後編に続く・・・「こちらから」

【徹底比較】YAMAHAのプリメインアンプ入門機を4機種聴いてみました。

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YAMAHAのアンプ4機種を聴き比べてみました!

国内メーカーとして誰もが知るYAMAHAのプリメインアンプとアンプ内蔵のネットワークプレーヤー、の計4点を比較試聴してみました。

価格帯としては2万円代~6万円代と、比較的初心者の方でも導入しやすいモデルを対象にしました。

 

今回の試聴機種

今回試聴するアンプは以下の4種類です。

 

試聴環境

今回、試聴時には手ごろな価格帯での導入を想定して、MARANTZのCDプレーヤー、CD6006を使用しました。

⇒MARANTZ/CDプレーヤー/CD6006

 

デザインの印象

今回試聴した4機種はすべてシルバーだったため、金属の筐体が美しく、重厚感のあるデザインです。

シンプルなため、部屋のデザイン関係なく溶け込むのではないかと思います。

製品によってはカラーバリエーションもあるため、詳しくは各商品ページをご覧くださいませ。

 

それでは、実際に聴いてみた際の簡単な感想を機種ごとに書きたいと思います。

 

YAMAHA/プリメインアンプ/A-S301

A-S301

どの音域も聴きやすく、とてもまっすぐな音という印象です。

楽器やヴォーカルの音に対して、色付けのない素直な音で鳴らしてくれて、ジャンル問わず聴きやすいかと思います。

R-N303に比べると、より音がクリアに聴こえる気がします。

価格の割にとても完成度が高く、入門機としては十分かと思います。

 

 

YAMAHA/プリメインアンプ/A-S501

A-S501

A-S301に比べて音が柔らかくなり聴きやすくなった気がします。

高域と低域のメリハリがしっかりとしていて、さらにパンチのある音に仕上がっていると思います。

もし余裕があれば、A-S301よりA-S501を買ってみるのもいいかもしれません。

 

YAMAHA/ネットワークプレーヤー/R-N303

R-N303

R-N303はネットワークプレーヤーということで多機能で、とても便利な機種になります。

音源はAirPlayやBluetooth、NASを使用したネットワークでの再生は勿論のこと、DAコンバータを内蔵しているためパソコンと接続してデジタル音源の再生も可能です。

そして、今回のブログのテーマでもあるアンプも勿論内蔵しており、プリメインアンプとしても使用可能です。

音に関しては多機能な割にしっかりとしていて、YAMAHAの技術力が窺えます。

 

YAMAHA/ネットワークプレーヤー/R-N602

R-N602

R-N303の上位モデルにあたるR-N602は、多機能でありながらプリメインアンプにも力を入れたネットワークプレーヤーです。

R-N303同様、ネットワークの機能の他にUSBでの接続やプリメインアンプとしての機能等、多機能ですが、音の面ではさらに音場が豊かになったように感じました。

 

結局どれがオススメ?

ネットワークをはじめ、多種多様な機能を使用したいのであれば、ネットワークプレーヤーのR-N303R-N602を。

クリアな音でシンプルなシステムでCDプレーヤー等を再生したいのであれば、プリメインアンプのA-S301A-S501をお勧めします。

「実際に聴いてみた音」も大事ですが、

  • サイズ感(家具に収まるかどうか)
  • 機能(DACやフォノイコライザーなど、欲しい機能が備わっているか)
  • 端子の数(入力端子の数が使用予定の数あるかご確認ください)
  • 価格

等のWebでもわかる情報を判断材料にしていただければと思います。

 

いつでもご相談ください!

新しくオーディオシステムの導入をご検討される方、買い替える方など、何か迷われた際はお気軽にご相談ください。

遠方の方でも電話もしくはお問い合わせフォームにてご質問ください。

⇒お問い合わせフォームはこちら

 

 

今回の試聴機種の商品ページはこちらから

今回の試聴機種の商品ページは以下のリンクからご覧いただけます。

【CDがまるでSACDに!?】T-TOC RECORDS 「High Definition Case」試聴レビュー

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T-TOC RECORDS(ティートックレコーズ)の「High Definition Case」でハイ・デフ(高解像度)サウンドを体感しよう!

いつもご愛読有難うございます!オタイオーディオのオレンジです。
今回はCDをケースに入れるだけで音質を向上させてくれる「魔法のようなアイテム」T-TOC RECORDSの「High Definition Case」のご紹介です。

以前にもブログでご紹介(こちらから)させて頂いておりますが、改めてオレンジが体験・レビューしたいと思います。

High Definition Caseの仕様詳細は「こちら」から


T-TOC RECORDS の「High Definition Case」とは?

T-TOC RECORDSは高音質を追求するハイエンドレーベルです。国内外で活躍するトップアーティストを中心にオールジャンルでリリースする次世代のレコード会社です 。

そのレコード会社が満を持して発売したオーディオアクセサリーが「High Definition Case」です。


なぜケースに入れておくだけで音質が良くなるの?

▼ケーストレイ内部に特殊素材を採用する事により、ディスクに蓄積している電磁波、静電気、磁場等の悪影響を中和する効果があります。

ベテランオーディオフリークの方々なら、機器における電磁波や静電気などがいかに音質へ悪影響を及ぼすか想像に難しくないでしょう。特に精密機器が多用されているディスクプレイヤーなら尚更です。

これらの悪影響を中和する事で、大幅な音質向上が図れるようです。


実際に使ってみた!

▼使い方はいたって簡単で「High Definition Case」にディスクを入れて蓋を閉じ、30秒から60秒程度入れておくだけです。

期待される効果として、音の厚みや量感、立体感、広がりが飛躍的に拡大されるとの事!!!これは期待「大」ですね!

なお、一度ケースに入れれば通常「48時間程度」効果が持続されるようです。お気に入りのCDをヘビーローテーションする際でも48時間もあれば安心です。


じゃあ早速聴いてみよう!!

▼今回はSACD/CDプレイヤーに私のお気に入りであるmarantz SA-12 を使用しました。

一聴してビックリ!!音の量感が全然違います。一瞬ボリュームを上げて聴いているのか?と錯覚したほどです。でも確認するとアンプのボリュームの位置は変わっておりません!

しかも全体的に音質はクリアで解像度も高くなっています。まるでCDではなくSACDを聴いているのかのようです!

この音を聴くまでは正直なところ半信半疑でした。頭では電磁波や静電気が悪さをしているとは分かっていましたが、本当に「こんなに簡単で効果があるの?」という思いが有ったからです。

今では疑ってしまい、すみませんという気持ちです。


総評として

こんなに使い方が簡単で効果があるなら、全てのオーディオフリークにおススメできると考えております。

また、オーディオアクセサリーとしてはお求めやすい価格ではないでしょうか。ケースもCDサイズですので置き場所に困りません。

最近ではネットワークオーディオやストーミング配信での試聴スタイルが増えてきましたが、まだまだCDをお持ちの方も多い事と思います。

今回のご提案として「手軽にCDの音質を良くしたい」、「数多くあるSACD/CD資産を活かしたい」、「お気に入りのディスクプレイヤーがある」、「CDの音質を追求したい!」といった場合におススメできるアクセサリーではないでしょうか。

T-TOC RECORDS 「High Definition Case」でCDライフを満喫しませんか?

↓製品のご紹介はこちら↓
T-TOC RECORDS 「High Definition Case