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【マランツ好きの、マランツ好きによる、オーディオファンのための】SACD/CDプレイヤー marantz 「SA-12」 試聴レビュー 【後編】

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SACD/CDプレイヤー marantz 「SA-12」でCDからハイレゾまで堪能しました!!!

 

 

どうも、どうもどうもどうもです!オタイオーディオのオレンジです。

 

marantzのSACD/CDプレイヤー 「SA-12」の後編です。前編は「こちら」から

 

後編は「SA-12」のディスクリートDACによるハイレゾ再生からヘッドフォンアンプの実力までを、音質・使用感にフォーカスを当ててご紹介致します!

 

SA-12の仕様詳細は「こちら」から

 

 

 

 

 


後編 SA-12のディスクリートDACによるハイレゾ再生とヘッドフォンアンプとしての実力はいかに!?

まずはディスクリートDACの実力を確認するために、デジタルプレイヤーからハイレゾ再生を行います。

下記のシステムで試聴しました。

 

デジタルプレイヤー(トランスポート): SONY HAP-Z1ES

DAC : marantz SA-12

アンプ : marantz SM-10 (1980年製)

スピーカー : B&W 804 diamond

 

デジタルプレイヤーからはUSB出力にて「SA-12」のUSB入力に接続します。

 

▼まずはDSD音源にてヴォーカル物を聴いてみます。

 

やはりMMMのディスクリートDACが素晴らしく、一聴してS/Nの高さ、高域の解像度・滑らかさ・艶やかさを感じます。

 

このあたりはSACDの音質と変わら無いため、安心してレベルの高い音を聴くことができました。

 

なお、USBからの入力にも機敏に反応して、もたつくこともありません。

 

▼続いてハイレゾPCM音源(FLAC 24bit/96kHz)にてヴォーカル物を聴いてみます。

 

まず私が驚いたのは、DSDからFLACへ曲を切り替えた後の動作の機敏さです。

 

この半年で10種類以上のDACを比較試聴してきましたが、いままでで一番素早く楽曲が切り替わり、曲の頭出しで途切れるということが一切ありませんでした。

 

また、DACによってはフォーマットの切り替え時にリレーの音が「カチカチ」と鳴ってしまって音の邪魔をしたり、頭出しが再生されないということがありますが「SA-12」は全く問題ないのです!

PCM音源もDSD音源と同様に高品位・高音質な音を感じさせてくれます。

 

 

 

 


SA-12のヘッドフォンアンプとしての実力は!?

ヘッドフォンを「SA-12」へ接続してハイレゾを試聴します。

 

デジタルプレイヤー(トランスポート): SONY HAP-Z1ES

DAC兼ヘッドフォンアンプ : marantz SA-12

ヘッドフォン : DENON AH-D2000

 

▼ヘッドフォンではCD音質で試聴しました。

 

一聴して鮮度感が高く、メリハリがあり華やかな音がします。

 

このあたりはDENONのヘッドフォンの特性もあるかもしれませんが、高域の解像度の高さや滑らかさなどマランツの音はしっかりと感じ取ることができます。

 

PCM音源ですので、前編でご紹介したデジタルフィルターもしっかりと活かされています。

なお、個人的に心配していたホワイトノイズも出てこず、楽曲に集中することができました。

音質だけではなく性能や品質が素晴らしいので、ヘッドフォンユーザにとっても朗報ではないでしょうか。

 

 

 

 


SA-12を視聴して最後に・・・

 

総評として「SA-12」は価格・クラスを超えた大変素晴らしいプレイヤーという事です。

 

SACD/CDプレイヤーとしてはもちろんの事、MMMのディスクリートDACも高品位・高性能で、PCやデジタルプレイヤーを接続してのハイレゾ再生も高音質で楽しむことができると考えます。

また、デジタルフィルターによって好きな音質に追い込むことが可能な点も見逃せないポイントです!!!

正直なところ、私はフィルター類にネガティブなイメージが有りましたが、「SA-12」のデジタルフィルターは違和感や不自然さを全く感じさせません。

このようなプレイヤーを30万円という価格で実現してくれたmarantzに拍手を送りたいです。

 

今回のご提案としては「高品位でフォーマットにとらわれず長く使えるプレイヤーが欲しい」「プレイヤー1台でCDからハイレゾまで思う存分楽しみたい」「高品位なヘッドフォンがあるので、スモールシステムでもハイエンドな音が聞きたい」といった場合におススメできると考えております。

 

marantz 「SA-12」でCDからハイレゾまで思う存分楽しむ事ができました!

前・後編 長文にお付き合いいだきまして有難うございました。

 

 

↓製品のご紹介↓
SACD/CDプレイヤー/marantz 「SA-12」についての詳細はこちらをクリック。

【マランツ好きの、マランツ好きによる、オーディオファンのための】SACD/CDプレイヤー marantz 「SA-12」 試聴レビュー 【前編】

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SACD/CDプレイヤー marantz 「SA-12」でCDからハイレゾまで堪能しよう!

 

 

いつもありがとうございます!オタイオーディオのオレンジです。

 

今回はオーディオファンに大人気の機種であるmarantzのSACD/CDプレイヤー 「SA-12」を、マランツファンの私が前・後編に分けて徹底解剖し、その魅力を余すこと無くお伝えします!

 

詳細な仕様については長くなるため省かせていただきますが、「SA-12」のSACD/CDプレイヤーとしての音の良さからディスクリートDACによるハイレゾ再生、ヘッドフォンアンプの実力までを、音質・使用感にフォーカスを当ててご紹介致します!

 

SA-12の仕様詳細は「こちら」から

 

 

 

 

 


前編 SA-12のSACD/CDプレイヤーとしての実力はいかに!?

SA-12はフラグシッププレイヤーであるSA-10のキー技術を継承しながらも、価格は半分の300,000(税抜き)となっています。

SA-10に比べて物量は抑えられていますが質感の高さは変わりません。

デザインはマランツらしく、ゴールドにブルーのライトが美しいです。飽きのこないスタイルには好感がもてます。

今回は下記のシステムで試聴しました。

 

SACD/CDプレイヤー : marantz SA-12

アンプ : marantz SM-10 (1980年製)

スピーカー : B&W 804 diamond

 

全てD&Mホールディングス(marantz)の製品です。相性の良さを考えて、この組み合わせにしました。

 

▼まずはトレイを開けて観察!

アルミダイキャスト・トレイのため、剛性が高く高級感があります。

トレイの開け閉めは早すぎず、遅すぎず適度なスピード具合で好感触です。

 

 

 

 

 


SA-12でヴォーカル物のSACDを聴いてみます

SACD/CDプレイヤーですとメディアの認識に時間がかかる機種もありますが、トレイを閉めて5秒程度で認識しました。

これならストレスを感じません。

音をだして聴いてみます。

一聴して高域の解像度の良さと艶やかな表現に驚きました。

ヴォーカルはとてもクリアで瑞々しく、かつ優しくて大変美しいです。

 

とてもマランツらしい音です!!!

 

続いて空間表現に耳を凝らしてみます。S/Nが高く奥行き感、広がりともに十分なクオリティを感じさせます。この価格、クラスを超えた実力を感じました。

 

 

 

 

 


SA-12!続いてCDに移ります

CDを聴く前にSA-12最大のアピールポイントであるMMM (マランツ・ミュージカル・マスタリング) をご説明させて頂きます。

MMMはmarantzオリジナルのディスクリート(個別、分離)D/Aコンバーターで「SA-10」より採用されています。

ESSやバーブラウンなどの汎用DACチップを使うのではなく、marantzが独自に高品位なパーツや素材を厳選し、設計・開発しています。

DAC内部でデジタル段とアナログ段を分けて設計できるため音質を突き詰める事が可能で、汎用DACチップとは圧倒的な音の差別化が図れます。

 

さらに、全てのPCM信号をDSD信号に変換して出力します。

 

この高品位なディスクリートDACが「SA-12」にも同じように搭載されています。

また、専用のデジタルフィルターで3種類・24通りと音を変化させる事が可能です。(デジタルフィルターはCDなどのPCM信号のみで、DSD信号やSACDには利用できません)

 

▼デジタルフィルターは下記の通りです。


 

 

 

試聴にはヴォーカル物とJAZZのCDをデジタルフィルターを変更しながら聴いていきます。

▼始めにヴォーカル物ですが、デジタルフィルターを全てdefault設定で試聴します。

 

SACDと同じアルバムタイトルですが、SACDと同様にS/Nが高く高域が綺麗です。

 

気づいたのは、CDですがDSD音源に変換されている効果が有るのかとてもなめらかでアナログ的な音がして、SACDと同じ音調です。

 

このままのフィルターでも全く問題ないのではと感じさせます。

ここでデジタルフィルターを変更して私好みの音を探します。

設定:「Filter 2」 ー 「Dither off」 ー 「4th-0」

上記設定にすると更にS/Nが高くなり、全体的に明るい音調になります。ヴォーカルに厚みが出てきてポップスやロックに合う設定になっていると思います。

 

 

 

 

▼続いてJAZZのCDに変えて試聴します。

 

デジタルフィルターを変更し下記のように設定しました。

設定: 「Filter 1」 ー 「Dither off」 ー 「3rd-1」

音の広がりを感じさせながらも、各楽器の定位と実在感が素晴らしいです。よくよく聴くと弱音(小さな音、弱い音)の再生が素晴らしく、大変きれいな音色が聴こえてきます。

全体的・基本的には美音系です。

 

このように優れたデジタルフィルターのおかげで「自分の好きな音質に追い込む」事が可能です。

 

ある程度好きなフィルターを決めておいて、ジャンルによって設定を使い分けるのが良さそうです。

フィルターが24通りも有ると「迷う!」と感じる方は、marantzのデフォルト設定がバランスよくおススメだと思います。

総合的に見てSACD/CDプレイヤーとして高い次元でまとまっており、高品位であることを改めて感じることができました。

 

 

後編に続く・・・「こちらから」

【徹底比較】YAMAHAのプリメインアンプ入門機を4機種聴いてみました。

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YAMAHAのアンプ4機種を聴き比べてみました!

国内メーカーとして誰もが知るYAMAHAのプリメインアンプとアンプ内蔵のネットワークプレーヤー、の計4点を比較試聴してみました。

価格帯としては2万円代~6万円代と、比較的初心者の方でも導入しやすいモデルを対象にしました。

 

今回の試聴機種

今回試聴するアンプは以下の4種類です。

 

試聴環境

今回、試聴時には手ごろな価格帯での導入を想定して、MARANTZのCDプレーヤー、CD6006を使用しました。

⇒MARANTZ/CDプレーヤー/CD6006

 

デザインの印象

今回試聴した4機種はすべてシルバーだったため、金属の筐体が美しく、重厚感のあるデザインです。

シンプルなため、部屋のデザイン関係なく溶け込むのではないかと思います。

製品によってはカラーバリエーションもあるため、詳しくは各商品ページをご覧くださいませ。

 

それでは、実際に聴いてみた際の簡単な感想を機種ごとに書きたいと思います。

 

YAMAHA/プリメインアンプ/A-S301

A-S301

どの音域も聴きやすく、とてもまっすぐな音という印象です。

楽器やヴォーカルの音に対して、色付けのない素直な音で鳴らしてくれて、ジャンル問わず聴きやすいかと思います。

R-N303に比べると、より音がクリアに聴こえる気がします。

価格の割にとても完成度が高く、入門機としては十分かと思います。

 

 

YAMAHA/プリメインアンプ/A-S501

A-S501

A-S301に比べて音が柔らかくなり聴きやすくなった気がします。

高域と低域のメリハリがしっかりとしていて、さらにパンチのある音に仕上がっていると思います。

もし余裕があれば、A-S301よりA-S501を買ってみるのもいいかもしれません。

 

YAMAHA/ネットワークプレーヤー/R-N303

R-N303

R-N303はネットワークプレーヤーということで多機能で、とても便利な機種になります。

音源はAirPlayやBluetooth、NASを使用したネットワークでの再生は勿論のこと、DAコンバータを内蔵しているためパソコンと接続してデジタル音源の再生も可能です。

そして、今回のブログのテーマでもあるアンプも勿論内蔵しており、プリメインアンプとしても使用可能です。

音に関しては多機能な割にしっかりとしていて、YAMAHAの技術力が窺えます。

 

YAMAHA/ネットワークプレーヤー/R-N602

R-N602

R-N303の上位モデルにあたるR-N602は、多機能でありながらプリメインアンプにも力を入れたネットワークプレーヤーです。

R-N303同様、ネットワークの機能の他にUSBでの接続やプリメインアンプとしての機能等、多機能ですが、音の面ではさらに音場が豊かになったように感じました。

 

結局どれがオススメ?

ネットワークをはじめ、多種多様な機能を使用したいのであれば、ネットワークプレーヤーのR-N303R-N602を。

クリアな音でシンプルなシステムでCDプレーヤー等を再生したいのであれば、プリメインアンプのA-S301A-S501をお勧めします。

「実際に聴いてみた音」も大事ですが、

  • サイズ感(家具に収まるかどうか)
  • 機能(DACやフォノイコライザーなど、欲しい機能が備わっているか)
  • 端子の数(入力端子の数が使用予定の数あるかご確認ください)
  • 価格

等のWebでもわかる情報を判断材料にしていただければと思います。

 

いつでもご相談ください!

新しくオーディオシステムの導入をご検討される方、買い替える方など、何か迷われた際はお気軽にご相談ください。

遠方の方でも電話もしくはお問い合わせフォームにてご質問ください。

⇒お問い合わせフォームはこちら

 

 

今回の試聴機種の商品ページはこちらから

今回の試聴機種の商品ページは以下のリンクからご覧いただけます。

【CDがまるでSACDに!?】T-TOC RECORDS 「High Definition Case」試聴レビュー

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T-TOC RECORDS(ティートックレコーズ)の「High Definition Case」でハイ・デフ(高解像度)サウンドを体感しよう!

いつもご愛読有難うございます!オタイオーディオのオレンジです。
今回はCDをケースに入れるだけで音質を向上させてくれる「魔法のようなアイテム」T-TOC RECORDSの「High Definition Case」のご紹介です。

以前にもブログでご紹介(こちらから)させて頂いておりますが、改めてオレンジが体験・レビューしたいと思います。

High Definition Caseの仕様詳細は「こちら」から


T-TOC RECORDS の「High Definition Case」とは?

T-TOC RECORDSは高音質を追求するハイエンドレーベルです。国内外で活躍するトップアーティストを中心にオールジャンルでリリースする次世代のレコード会社です 。

そのレコード会社が満を持して発売したオーディオアクセサリーが「High Definition Case」です。


なぜケースに入れておくだけで音質が良くなるの?

▼ケーストレイ内部に特殊素材を採用する事により、ディスクに蓄積している電磁波、静電気、磁場等の悪影響を中和する効果があります。

ベテランオーディオフリークの方々なら、機器における電磁波や静電気などがいかに音質へ悪影響を及ぼすか想像に難しくないでしょう。特に精密機器が多用されているディスクプレイヤーなら尚更です。

これらの悪影響を中和する事で、大幅な音質向上が図れるようです。


実際に使ってみた!

▼使い方はいたって簡単で「High Definition Case」にディスクを入れて蓋を閉じ、30秒から60秒程度入れておくだけです。

期待される効果として、音の厚みや量感、立体感、広がりが飛躍的に拡大されるとの事!!!これは期待「大」ですね!

なお、一度ケースに入れれば通常「48時間程度」効果が持続されるようです。お気に入りのCDをヘビーローテーションする際でも48時間もあれば安心です。


じゃあ早速聴いてみよう!!

▼今回はSACD/CDプレイヤーに私のお気に入りであるmarantz SA-12 を使用しました。

一聴してビックリ!!音の量感が全然違います。一瞬ボリュームを上げて聴いているのか?と錯覚したほどです。でも確認するとアンプのボリュームの位置は変わっておりません!

しかも全体的に音質はクリアで解像度も高くなっています。まるでCDではなくSACDを聴いているのかのようです!

この音を聴くまでは正直なところ半信半疑でした。頭では電磁波や静電気が悪さをしているとは分かっていましたが、本当に「こんなに簡単で効果があるの?」という思いが有ったからです。

今では疑ってしまい、すみませんという気持ちです。


総評として

こんなに使い方が簡単で効果があるなら、全てのオーディオフリークにおススメできると考えております。

また、オーディオアクセサリーとしてはお求めやすい価格ではないでしょうか。ケースもCDサイズですので置き場所に困りません。

最近ではネットワークオーディオやストーミング配信での試聴スタイルが増えてきましたが、まだまだCDをお持ちの方も多い事と思います。

今回のご提案として「手軽にCDの音質を良くしたい」、「数多くあるSACD/CD資産を活かしたい」、「お気に入りのディスクプレイヤーがある」、「CDの音質を追求したい!」といった場合におススメできるアクセサリーではないでしょうか。

T-TOC RECORDS 「High Definition Case」でCDライフを満喫しませんか?

↓製品のご紹介はこちら↓
T-TOC RECORDS 「High Definition Case

 

【これは全く新しいルームチューニングだ!!】ACOUSTIC REVIVE 超低周波発生装置 「RR-777」 【アコリバ特集第三弾!!!】

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ACOUSTIC REVIVEの超低周波発生装置 「RR-777」でリスニングルームを改善しよう!

アコリバ特集の続編です!オタイオーディオのオレンジです。

アコリバ特集の「第一弾」、「第二弾」はこちらから。

今回はACOUSTIC REVIVEの超低周波発生装置 「RR-777」のご紹介です。

製品の詳細は「こちら」から。


超低周波発生装置ってなに?

超低周波であるシューマン共鳴波(7.83Hz)を人工的に発生させる装置です。

▼見た感じは非常に小さくコンパクトで、手のひらより少し大きい程度です。

ここからはオフィシャルサイトの引用です。

シューマン共鳴波とは地球が地表と電離層との間に発生させている7.83Hzの共鳴波の事で、ドイツの物理学者W.Oシューマン博士により発見されました。

この現象は地球が誕生したころから続いている、いわば「地球の呼吸」とも呼べる現象で、研究によれば脳に非常に良い作用があるといわれています。

「シューマン共鳴波が人間の脳に良い作用があるなら、聴覚にはどう反応するのか」 という疑問からスタートした研究で、音響的に想像以上の効果があることが判明しました。

ちょっと難しい内容ですが、音に良さそうな感じは伝わってきますね!

実際の効果としては、リスニングルームをクリアな音場に変え、楽器がリアルに表現されるステージを再現してくれるようです。


どうやって使うの?

「RR-777」をコンセントや電源タップから給電し、本体をリスニングルームの出来るだけ高い位置(1m50cm以上)に設置します。

なお、低い位置では効果が薄くなるよで、高ささえ守って頂ければ場所はどこでも良いそうです。

▼ある程度高さが必要という事で、今回はテレビラックの上(約1m90cm)へ設置しました。


出てくる音は変わったのか?!

▼まずはLINNのネットワークプレイヤーでハイレゾを聴いてみます。

一聴してS/Nが向上したことを感じました。高域は伸びやかになり、余韻が素晴らしいです。
ヴォーカルのノイジーな部分が大変クリアになり、非常にきれいに聴こえてきます。

音全体の響きが良くなり、空間が広がったことを強く感じます。

続いてネットワークプレイヤーでJAZZを試聴します。

音の響きの良さや空間の広がりは変わらずに、楽器の定位がしっかりとして、繊細感が増します。

小さい筐体ながら、しっかりとした効果を感じることができました。


小さくてコンパクトなルームチューニングの決定版!

最後に総評ですが、小さくてコンパクトでこれだけ効果があるのであれば大変導入しやすいのではないでしょうか。

ルームチューニング機器は効果が高くても、大きく場所をとるものもありますので、その点では「RR-777」は非常に良い製品だと思います。
リスニングルームやリビングなどに自然に溶け込み、今ある音を邪魔せずにしっかりと効果を発揮してくれることでしょう。

「小さくてコンパクトなルームチューニング機器を探していた」、「オーディオの音を変えずに更に良い音を追求したい」、「音全体の響きを良くして空間を広げたい」といった場合に良いご提案になるのではないでしょうか。

ACOUSTIC REVIVE 超低周波発生装置 「RR-777」 でリスニングルームを改善しよう!

↓製品のご紹介↓
ACOUSTIC REVIVE 超低周波発生装置 「RR-777

【ハイエンドオーディオ】WILSON AUDIO 試聴会レポート

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2019年4月21日に弊社リスニングルームにてWILSON AUDIO試聴会が行われました。

今回はWILSON AUDIOの新作スピーカーSASHA DAWを中心にハイエンドで固められた機器のサウンドをご堪能いただきました。

解説に株式会社ステラ橋隅氏をお招きし、機器の紹介、歴史などの解説を挟みながら試聴会は進められました。

試聴機材のご紹介

▼Wilson Audio SASHA DAW (詳細はコチラ)

父よりWilson Audioを受け継いだ設計者Daryl Wilsonが、2018年6月に世を去った創業者である父”David Andrew Wilson:DAW”の名を冠し送り出した3代目のSASHA。

橋隅氏によりますとSASHA DAWの音は「先代が聴いていない」とのことで父へのリスペクト、そして設計者としての自信が「DAW」をその名に刻んだ理由であるとのことです。

その音は2代目より「明るい」のが特徴でウーハーの素材がポリプロピレン系の素材からパルプ系の素材に変わり軽くなったことが大きく寄与している、とのことです。

▼TRINNOV AUDIO ST2 HiFi (詳細はコチラ)

測定マイクを用いて空間の定在波、初期反射特性などを測定し補正することで音響特性を改善するプロセッサー。この日はプリアンプとパワーアンプの間に接続され、オタイリスニングルームの測定を行って使用されました。

▼TechDAS Air Force III (詳細はコチラ)

重さが30kgにもなる合金製のプラッターをなんと空気によってフローティングさせているのが特徴で、そのプラッターにレコード盤を真空を作り出すことで吸着させプラッターと一体化させています。

これらは内外からの振動フィードバックを抑え、盤面に刻まれた音声を正しく再生するのにとても有効です。

プラッターが空気でフローティングしている、という事実に驚く本機ですが、実は現状の技術ではそれほど難しくなく、むしろレコード盤をプラッターに吸着させることの方がノウハウが必要で難易度は高い、とのお話でした。

▼Constellation Audio ANDROMEDA (詳細はコチラ)


当初予定には無かったのですが、フォノイコとしてConstellation Audio ANDROMEDAが使用されました。

▼Constellation Audio PICTOR (詳細はコチラ)とTAURUS(詳細はコチラ)

店頭展示しておりますConstellation Audio PICTORとTAURUSがSASHA DAWをドライブしました。

橋隅氏によりますと、通常オーディオメーカーというのは一人の天才を中心人物に展開しくことも多い中、Constellation Audioはエンジニアの個性と個性がぶつかることで良い意味で無個性化し、それが音楽そのものをトランスペアレントに届けるということに繋がっている、とのお話でした。

▼STROMTANK S2500 (詳細はコチラ)

各社さまざまな方式を用いて電源のクリーニング技術にしのぎを削っているわけですが、STROMTANK S2500はリチウムイオンバッテリーとすることでノイズ源となる家庭電源からシステムを完全に切り離すことができ音質に多大な貢献が期待できます。

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私自身は限られた時間での試聴だったのですが、
SASHA DAWから聴こえる音はしっかり存在感がありつつ、ダンピングの効いた低域が印象的でした。
フォーカスの合ったTRINNOV AUDIO ST2 HiFiによる効果も大きく感じました。
STROMTANK S2500の効果も絶大で、オンとオフで音量と音像が1目盛上がったように聴こえるほどでした!

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おかげさまで今回も満席のご予約をいただき盛況うちに試聴会を終えることができました。
誠にありがとうございました。

また解説いただきました株式会社ステラ橋隅さまにもお礼申し上げます。

オタイオーディオでは今後も魅力的な試聴会を企画していきますので、またのみなさまのご来場お待ちしております。

話題の前方定位ヘッドホンがさらにお手頃になって新登場!CROSSZONE「CZ-10」

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いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、発売当初より話題となっていた前方定位ヘッドホンCROSSZONE「CZ-1」の弟分にあたる新モデル「CZ-10」をご紹介させていただきます。

1枚目の写真が「CZ-10」、2枚目が「CZ-1」となります。

「CZ-1」に比べ、ユニット部位のサイズが小さくなっています。

重量も「CZ-1」約485g、「CZ-10」約385gと軽量化もされています。

「CZ-10」は、ご自宅はもちろんですが、外出先でのポータブル環境による使用も想定されたモデルとなっています。

気になる装着時のシルエットも悪くありませんでした。

但し、付属のケーブルは1.5m、3.5mと使用環境に合わせて付属されていますが、3.5mmから6.3mmへのプラグ変換アダプタが付属されていませんので、6.3mmプラグ搭載のヘッドホンアンプをご使用の場合は、別途ご用意いただく必要がございます。

そんなケーブルに絡めた面白い話が一つ、「CZ-10」はケーブルが着脱式なっておりますが、普通でしたらLRチャンネルに合わせてケーブルを接続する必要がありますが、こちらの付属されているケーブルにはLRを識別する記載がありません!

これはまさにCROSSZONEのヘッドホンの特徴を表しているお話しで、前方定位のサウンドを表現するため、LRチャンネルにはそれぞれ、主音源再生用の2つのドライバーユニット(高音用/低音用)はもちろんのこと、逆チャンネルの音源を再生するもう1つの専用ドライバーユニットを搭載しています。

なので各チャンネルにステレオの音源を流し込む必要があるため、ケーブルでLRをアサインする必要がないんですね。

また、3つのユニットを効率よく再生させるため、高音用ドライバーユニットを前方に斜めに設置するなど、構造にも細部にわたり拘りが見られます。

「CZ-10」のイヤーパッドは、「CZ-1」のものと質感が変わり、お部屋でいうところの少しライブ気味な素材となっています。

もちろん付け心地も抜群で、長時間使用しても耳が疲れなさそうな印象を受けました。

今回CHORDのDAVEを使用してCD再生やストリーム再生を試聴しましたが、「CZ-1」が比較的にフラットだとすると、それよりもいい意味でドンシャリ感が増しており、出力音圧レベルも99dBと高いので、どちらかというとやはりポータブル環境を意識した仕上がりになっていると感じました。

お値段も「CZ-1」が希望小売価格250,000円(税抜)でしたが、希望小売価格90,000円(税抜)と比較的お求め易くなり、もちろん「CZ-1」のノウハウがしっかりと踏襲され、さらには日本製ということで、コストパフォーマンスが非常に高いモデルと言えるのではないでしょうか。

当店では、上位モデルの「CZ-1」の展示をさせていただいておりますので前方定位ヘッドホンにご興味のある方は是非一度お試しくださいませ。

CROSSZONE/ヘッドホン/CZ-10

CROSSZONE/ヘッドホン/CZ-1【店頭展示有・ご試聴可】

▼動画にて「CZ-1」をご紹介させていただきました▼

【コンパクトパワーアンプ】LUXMAN M-200 を試聴しました!

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いつもご覧いただきありがとうございます。
今回はLUXMANのコンパクトなパワーアンプM-200を試聴する機会を得ましたのでレビューしてみたいと思います。

LUXMAN M-200114,800円(税抜)という比較的お求めやすい価格、
幅364×高さ81×奥行き297mmというコンパクトな筐体ながら、25W+25W(8Ω)の出力をもって余裕ある駆動力を実現し、デスクトップシステムから本格的なピュアオーディオまで様々な用途に活用できるパワーアンプです。

いきなりですがこのM-200、「パワーアンプ」と銘打っていながらフロントパネルにボリュームノブが。
「これはきっと」と思いながらリアパネルに目を移すとやはりありました、「DIRECT/VARIABLE」スイッチ。
これでいわばプリメイン的に使えてコンパクトさも生かしたシンプルなセットを組めるわけですね。

ということでまずはDENON DCD-SX11>本機>B&W 805PEというシンプルなセットアップで音を聴いてみました。

音の粒子がきめ細やかで、明るめのサウンドに感じます。
ウーハーの駆動力に不足を感じることもなく、聴いていて元気が出るようなサウンドに感じました。

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続いてスイッチをDIRECTに切り替え、PRIMARE I15 PRISMA や YAMAHA A-S3000 などプリアウトを取り出せる他社プリメインアンプと組み合わせての音色の変化を聴いてみました。

シャープなものはシャープに、ソリッドなものはソリッドなままに、組み合わせたプリの音色を素直に送り出してくれています。本機の”本業”であるパワーアンプとしての素性の良さを感じました。

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続いては再びスイッチをVARIABLEに切り替えたうえで、先ほどのように他社プリアンプのプリアウトを入力して”LUXMANプリ+各社プリ”のサウンドを聴いてみました。

各社のサウンドにLUXMANテイストが加わるわけですが、各社のテイストをスポイルすることなく、かつ伸びやかさを加えてくれる印象。これはオイシイ技といえるかも知れません!

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小さなボディにしっかりLUXMANサウンドを継承し、他機種との組み合わせる拡張性も秘めたLUXMAN M-200。

気になる、という方はご遠慮なくお問合せくださいませ!

LUXMAN M-200 商品ページはコチラ

FURUTECH よりニューモデル NCF Booster Signal-L 登場。

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当店にて店頭展示しておりますFURUTECHのコネクターケーブルホルダー「NCF Booster」そして「NCF Booster Signal」に続く新製品「NCF Booster Signal-L」がこのほど発表されました。


上位機種ゆずりの振動吸収性能を持ちつつ「より低価格」「より低位置に設定できるクレイドル」が特長となる新モデルです。複数個の導入へのハードルもこれで幾分か下がるのではないでしょうか?ぜひご検討下さいませ!

FURUTECHコネクターケーブルホルダー

「NCF Booster Signal-L」商品ページはコチラ

「NCF Booster」は店頭展示中です、商品ページはコチラ

【デスクトップスピーカー】KRIPTON KS-3 HQM と ECLIPSE TD-M1 で動画を「聴こう!」

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パソコンで動画配信サイトを観ている時間って、ついつい長くなってしまいがちですよね。せっかく長時間観るのですから、音にもこだわりたいところです。
そこで今回はディスプレイサイドに最適なデスクトップスピーカーをご紹介させていただきます。

取り上げますのは現在店頭展示しております、
KRIPTON KS-3 HQM
ECLIPSE TD-M1
の2機種です。

▼KRIPTON KS-3 HQM

▼ECLIPSE TD-M1

詳細なスペックは商品ページ(KRIPTON KS-3 HQMECLIPSE TD-M1)をご覧いただきたいのですが、両機は想定された使用シチュエーションが近く、R側に入力端子やアンプが集約されており付属のケーブルで接続しL側を鳴らす、というスタイルは共通しています。

アナログ入力は両機ともステレオミニ1系統なのですが、デジタル入力やUSB入力、Wi-Fi対応などに違いがありますのでご使用のシチュエーションでお選びいただきたいところです。

▼KRIPTON KS-3 HQM

左よりUSB B/光入力/アナログ入力/電源端子/Lスピーカー接続端子。

▼ECLIPSE TD-M1

左より電源端子/アナログ入力/USB A&B/Lスピーカー接続ケーブル/Wi-Fiアンテナ用端子

デスクトップでスピーカーを使用する際に気になるポイントとしては、直置きしてしまうと机面の共振と反射の影響を強く受ける点と、そもそも耳の高さにリスニングポイントを取れないことですよね。今回の2機種はそのあたりの対策もバッチリです。

▼KRIPTON KS-3 HQMには専用のスピーカーベース(鉄球入り)とハイカーボンスチールインシュレータが付属。

▼ECLIPSE TD-M1は10°または20°に煽り角度を調整可能なスタンドと一体型。

聴いてみた。

今回の両スピーカーの想定シチュエーションに近いのではないか、ということでパソコンにUSB接続して動画を再生して音を聴いてみました。


KRIPTON KS-3 HQM
中域に張りがあり、ボーカルをしっかり届けてくれるようなサウンドです。
中継のアナウンスやナレーションも聴き取りやすいので音楽に限定されず、幅広いジャンルの動画再生にオールマイティに対応できるのではないでしょうか。


ECLIPSE TD-M1
パチっとピントが合ったようなサウンドです。KRIPTONと比べると高域低域ともに伸びており、もちろんオールマイティにお使いいただけるのですが、個人的にはより「音楽オリエンテッド」なサウンドだと感じました。映像観ていながらいつの間にか「音」に集中してしまうような。。!

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冒頭にも書かせていただきましたが、動画を観る時間はついつい長くなってしまうものだと思います。せっかくの時間を「ノートパソコンの音」で過ごしてしまうのはもったいないと思います!
どちらも店頭試聴可能ですので、ぜひお気軽にお声がけくださいませ。

[今回ご紹介した商品の紹介ページはこちらです。]

KRIPTON KS-3HQM <展示処分品特価にてご提供中です!>

ECLIPSE TD-M1