珠玉のオーディオ用電源 IsoTek EVO3 SIGMAS & EVO3 AQUARIUSを導入しました。
オーディオの中で電源は非常に大事で欠かせない要素の一つですが、地味なため、重要視されない方がちらほらと見受けられます。
ハイエンドがメインのお客様の中には、200Vをオーディオルームまで引っ張ってきて、ステップダウントランスで100Vにしてから電源供給を行う場合がございますが、一般的にそこまでやるのは現実的に難しいですよね。
本日はオーディオ機器と同じような感覚で扱え、電源の大切さを教えてくれるパワーコンディショナーをご紹介致します。
昨年、日本に上陸したばかりの英国の電源関連機器ブランド、アイソテック(IsoTek)社のEVO3 SIGMASとEVO3 AQUARIUSです。
こちらがEVO3 SIGMASで、
EVO3 AQUARIUSです。
裏面が全て電源アウトレットとなっております。
EVO3 AQUARIUSはアイソテックのエントリーモデルで、EVO3 SIGMASはその一つ上のモデルとなっております。
ぱっと見ただけではパワーアンプと間違えてしまうようなデザインで、オーディオラックに華を添えてくれる存在です。
電源スイッチは底にあり、すっきりとしたデザインに仕上げています。
EVO3 SIGMASは電源が2系統に分かれているようで、スイッチが2つあります。
付属の電源ケーブルは少し細身に見えますがが、しっかりとしたものです。
アイソテックのオリジナル品のようですね。
丁度ノイズを計るチェッカーがありましたので、ノイズを測定してみました。
コンセントに挿すと、ノイズレベルを数字と音で表してくれる優れものです。
早速試してみました。
まずは何もしない状態で、壁コンを測定します。
オタイオーディオのリスニングルームの壁コンです。
568という数値と凄まじいノイズ音で、いかに電源が汚れているかを教えてくれました。
他の箇所の壁コンでは測定値の限界を表す「MAX」の文字が、、、。
よほど電源の事情が良くないのでしょうね。
次にEVO3 SIGMASで計測してみます。
6の数値がでました。ノイズも全く聴こえず、非常にクリーンな状態です。
この数字がどのくらい音に影響してくるのでしょうか。
効果を確かめるべく、試聴してみます。
数字がいくら良くても音が良くなるとは限りません。最終的に人間の耳での判断となります。
試聴に使用した機材は下記の通りです。
・スピーカー JBL 4429
・プリメインアンプ アキュフェーズ E-360
・CDプレーヤー アキュフェーズ DP-550
試聴ソフトはイーグルスの超名盤「ホテル・カリフォルニア」のリマスター盤をセレクトしました。
まずは壁コンに直挿しで聴いてみます。デジタル系統とアナログ系統を分けるべく、プレーヤーとアンプは別々のコンセントにしました。
何の変哲も無く、それなりには鳴ってくれますが、いまいちぱっとしない音です。ドン・フェルダーイントロの12弦ギターの音が冴えません。
次にEVO3 AQUARIUS経由で試聴しました。
一言で言い表そうとすると「激変」です。ギターの一音一音がしっかりと細かく表現されます。ドン・ヘンリーのボーカルもしっかりと真ん中に定位し、音が整いました。
バックも静かになり、モヤモヤした感じが無いです。
従来のクリーン電源にありがちな音の眠たさが全く感じられず、デメリットが見当たりません。
自信を持ってお勧め出来る製品です。
文字だけではなかなか伝わらないと思いますので、気になられる方はお気軽にオタイオーディオまでご来店くださいませ。
随時ご試聴可能ですので、実際にその効果を実感してみてください。
IsoTec EVO3 SIGMAS & EVO3 AQUARIUSの詳しい情報はオタイオーディオのホームページをご覧ください。
・IsoTek/パワーコンディショナー/EVO3 SIGMAS【店頭展示有・ご試聴可】
・IsoTek/パワーコンディショナー/EVO3 AQUARIUS【店頭展示有・ご試聴可】