DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIP 2017 FINALのDVDがリリース。

DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIP 2017 FINALのDVDがリリースされました。

DMCとはなにか?

OTAIRECORD、DMC JAPAN SUPER VISORのようすけ管理人です。
今回はDMCのお話です。

また2018年も繰り広げられるDMCですが、今回はこのタイミングでDMCのお話をさせていただきます。

DMCとは1年に1度、世界一のDJを決定する最も有名なDJの大会です。

その歴史は1983年まで遡り、イギリス国営放送のプロデューサーであったTony Princeが「DJこそ明日の音楽の中枢を担う」という考えの下、世界的DJ組織のネットワークを創出、DISCO MIX CLUB (DMC) の大会をロンドンでスタートさせたのが発端となっています。

現在の大会規定は限られた時間の中で技術、表現力、芸術性、選曲のセンスなどを競い合うスタイルとなっています。

スクラッチの技術が審査のポイントになっている事から一時期はHIP HOP文化に根差したサウンドが中心と
なっていましたが、2002年にアジア人として初めてワールドチャンピオンに輝いたDJ KENTAROが自身のルーティンに掲げたテーマ「NO WALL BETWEEN THE MUSIC」を契機に現在は様々なジャンルの音楽を駆使する高いクリエイションがDJ達に求められています。

その創造性はグラミー賞にも輝いたKanye WestのDJとしても活躍するA-Trakや、ベースミュージックのカリスマDJ CRAZE、近年ではイギリスの名門WARPより作品をリリースしているHudson MohawkeやCashmere Catなど、DMCが輩出してきたアーティストたちの活躍によって広く知られています。
30年以上の歴史を持つDMCは、いまや世界40カ国以上にその支部を持つ世界最大のDJ組織にまで成長しており、その存在は音楽業界に大きな文化的貢献を果たしていると言えるでしょう。

DMCの歴史

歴代優勝者
1988 – DJ Cash Money (USA)
1989 – Cutmaster Swift (UK)
1990 – DJ David (Germany)
1991 – DJ David (Germany)
1992 – Rocksteady DJs (USA)
1993 – Dream Team (USA)
1994 – Dream Team (USA)
1995 – Roc Raida (USA)
1996 – DJ Noize (Denark)
1997 – A-Trak (Canada)
1998 – Craze (USA)
1999 – Craze (USA)
2000 – Craze (USA)
2001 – Plus One (UK)
2002 – DJ KENTARO (Japan)
2003 – Dopey (Canada)
2004 – ie.MERG (USA)
2005 – ie.MERG (USA)
2006 – Netik (France)
2007 – Rafik (Germany)
2008 – DJ Fly (France)
2009 – DJ Shiftee (USA)
2010 – Ligone (France)
2011 – DJ Vajra (USA)
2012 – DJ IZOH (Japan)
2013 – DJ Fly (France)
2014 – Mr. Switch (UK)
2015 – DJ Vekked (Canada)
2016 – DJ YUTO (Japan)
2017 – DJ RENA (Japan)

DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPSには幾つかの部門が存在しますが花形ともいえるのがソロでテクニックを競う通称シングル部門です。

チャンピオンには最大の名誉が与えられると同時に世界中から大きな脚光を浴びる事になります。

1993年に優勝したMix Master Mike(Dream Team名義)はロックの殿堂入りも果たしたBeastie BoysのDJとして、史上最年少15歳の若さでチャンピオンとなったA-TrakはストリートアイコンとしてNikeなど数々のブランドと音楽を通してコラボレート、三連覇を成し遂げたDJ CRAZEはベース音楽のカリスマとして、その後の活動を飛躍させています。

日本は強豪国として知られていて、90年代後半以降はコンスタントに上位入賞を経験。
2002年にはDMC史上最高得点でチャンピオンの座を勝ち取ったDJ KENTARO、2012年はDJ IZOHが単身渡英して優勝の名誉を手にしました。
さらに新生DMC JAPANの活動をスタートしてから4年目の2016年にDJ YUTOが日本人として3人目となる世界チャンピオンに、さらに翌2017年にはDJ RENAが12歳にして史上最年少記録を大幅に塗り替える偉業を達成しました。

DMC 2002 Dj Kentaro

DJ IZOH (Japan) – DMC World Champion 2012


DJ Yuto (Japan) – DMC 2016 Winning Performance


DJ RENA (Japan) – DMC World DJ Final 2017

OTAIRECORDもDMCの運営に深くかかわっている。

そんなDMCですが、OTAIRECORDも実は深くかかわっています。
古くはDMC JAPANの東海予選を長きにわたり運営しており、2013年にはOTAIRECORDようすけ管理人がDMC JAPANの代表に就任。

翌年からはDMC JAPAN SUPER VISORとして現在も活躍しています。
またDJメーカーを含め多くのメーカーや企業がDMCJAPANをサポートしています。

またOTAIRECORDが東京渋谷で運営しているOTAIRECORD MUSIC SCHOOLではWORLD CHAMPIONのDJ IZOH、JAPAN CHAMPIONのDJ SHOTAも講師として在籍しています。

2017年の日本大会決勝の模様のDVDが遂に発売された。

そして、2018年4月にはDMCJAPANの2017年に行われたJAPANFINALの模様が納められたDVDが遂に発売されました。

↑こちらは2017 DMC JAPAN FINALのティーザーです。

史上最年少でワールドチャンピヨンに輝いたDJ界に衝撃を与えたDJRENA

そして、バトル部門ではパソコンを使用したDVSではなくレコードで参戦し、見事栄冠を勝ち取ったDJ諭吉。

彼らをはじめとする全国の予選を勝ち上がってきた猛者たちのバトルをじっくりご堪能ください。

オタレコでももちろん購入できますので皆さん是非手に入れてみてくださいね。

詳細はこちらからぜひご覧ください。