Pioneer DJの新機種「DDJ-SX3」が見た目以上にお祭り仕様だった!

Pioneer DJの新機種「DDJ-SX3」が見た目以上にお祭り仕様だった!

OTAIRECORDミノルです!
Serato DJ Pro対応のDDJ-SX2の後継となる「DDJ-SX3」!

100%全員が気になるところといえば?

「ほぼ見た目一緒だけどDDJ-SX2とどう違うの?」

ってところですよね。

結論から言うとめちゃめちゃ変わってて、どの改善点もかなり嬉しいポイントばかり
それもそのはず、Serato対応のDDJ-Sシリーズの中で、いち早く“2”がリリースされた機種になります。

DDJ-SX2は発売から結構経ってるんですよね。
なのでその間Seratoもいろんな進化や機能追加があって、それらを操作するパネルがやっと搭載されたモデルが出たという感じ。

Seratoの最新機能が使いやすくなった点は当然なのですが、それ以外の仕様変更が激アツなので、“私が嬉しかった順”に掲載します。(笑)

■DUAL USB対応!USBが2本つなげる!DJの交代が超スムーズ!

これホント全部に搭載してくださいよ~って思っちゃうくらいありがたい仕様なんですが、現場で困るランキング堂々1位が「DJが交代する時に音を止めなきゃいけないんじゃないか問題」です。

DJコントローラーは上位モデルとされる高額でビッグサイズなDJコントローラーにはこのUSB2接続口が2個という仕様がありますが、ほぼ全てのDJコントローラーがUSB接続口は1つしかありません。

1つ下のモデルとなるDDJ-SR2は当然USB接続口が1個です。
例えばこのDDJ-SR2を1台だけで複数人数でDJイベントをやろうとすると、USBを抜いた時点で音が止まり、次のDJがUSBをつないで曲の再生をするまで無音になってしまいます。(もちろん現場の機器の構成や、外部機器を接続して音だけ流しておくなど最低限の対策はあるのですがここでは割愛します。)

しかし、DDJ-SX3はUSB接続口が2個。太郎君がUSB AにPCをつないでDJをしていて、もうすぐ交代という時に花子ちゃんがUSB BにPCをつなぎ、インプットセレクターで左デッキは太郎君のPCの音、右デッキは花子ちゃんのPCの音ということができるわけです。

ですので音を止めずともSerato DJユーザー同士の入れ替わりができてしまうんですね。
当然2台つなぎっぱなしで、太郎君と花子ちゃんが1曲ずつ交互にかけるB2Bプレイもできちゃいます。

遂にこの価格帯のコントローラーにまで搭載されたかという感じ。嬉しすぎる!

■待望のSOUND COLOR FXを搭載!

Pioneer DJ機材の醍醐味の1つとも言える機能「SOUND COLOR FX」に対応しました!
その場のノリでガンガンエフェクトをかけることができるこの機能。Pioneer DJの高額DJミキサーには定番となっている機能です。

使い方はとにかく簡単。
まずエフェクトの種類をECHO/JET/NOISE/FILTERの4種から選びます。ボタンを押すだけ。
次にそのエフェクトをかけたいチャンネルのEQ下にある独立したノブをひねればエフェクトON!以上!

ノブの回し具合でエフェクトのかかり方が変わるので、本当にその場のノリでフロアを煽り倒すことができます。
DDJ-SX2にはFILTERノブしかついてなかったのでこれは結構大きなポイント!

■マイクが3本も使える!しかも2本はチャンネルに振り分けてエフェクター操作にも対応!

使わない人には使わない。だけど使うシーンが想定できたらこんな嬉しいことはない!というナイスなポイント。

背面に2つのマイク入力が搭載されています。
メインとなる1つはXLR端子とPHONE端子どちらもつなげる便利なコンボジャック対応。もう1つはXLR端子のみ対応。
この2つのマイク入力は、インプットセレクターでそれぞれCH3とCH4に振り当てることができるため、TRIM、EQ、SOUND COLOR FX、ボリュームフェーダー、クロスフェーダーで操作可能。
これまでのほとんどの機材が音量調整のみだったので、EQどころかSOUND COLOR FXにも対応しちゃうところが素晴らしいですよね。

そして手前面にはPHONE端子のマイク入力。ここは一見EQなどのつまみが一切ありませんが、DDJ-SX3専用のマイク設定画面が用意されており、そちらで事前にEQなどの調整が出来るというわけで、シンプルなマイク入力とは一線を置きます。

司会もMCも大満足の仕様。卓上ミキサーなど一切不要!!

■通常別売りのSerato拡張パック「SERATO FLIP」「PITCH’N TIME」(税別計6,800円相当)無償同梱!

HOT CUEを使ったフィンガードラムを記憶して自動再生可能な「SERATO FLIP」、そして音程を変えずに曲の速さだけ変えた際の音質劣化を極端に防ぐSeratoマストな機能として有名な「PITCH’N TIME」を使えるライセンスキーを無償同梱!

SERATO FLIPの操作パネルはDDJ-SX2にもありましたが、その後搭載されたKEY SYNCや、REDBULL 3 STYLE等でよく見るメロディーを操るようプレイが可能なPITCH PLAYにも対応したおいしいトコ取りのレイアウト構成になっています!

【結論】個人ユーザーはもちろん、お店への導入機としても超大推薦!!

複数のDJが入れ替わり立ち替わりで使えて、マイクも超充実。
卓ミキサーを別途用意したりすることなく、これ1台で音楽から司会やマイクパフォーマンスまで一通り全部こなせます!

個人使用はもちろん、サウンドバーとかカフェ、結婚式場、二次会会場など、DJが入るような店舗ではこれ1台あればDJとしてはすごくありがたい仕様!

自身でイベントを企画して機材を持ち込んだりすることが多い方や、先に挙げたようなお店を経営されている方。誰もが嬉しい一流のPioneer DJ機材で、サイズもまぁまぁコンパクトですのですぐに移動も可能で扱いやすいですよ!

DDJ-SX2同様、DVS拡張パック「SERATO DVS」を別途用意すれば、アナログターンテーブルをつないでDVSプレイも可能になります!

これなら誰もが文句なし!といった感じのDJコントローラーです!!オススメ!!

→Pioneer DJ/PCDJコントローラー/DDJ-SX3の詳細はコチラ!