【実際どうなの?】手作りレコードプレイヤー、SPINBOXを実際に組み立ててみました!(結論:とっても良いです)

こんにちは!オタレコさがわです。先週末、待ちに待ったSPINBOXが我が家にも到着しましたので、早速レビューさせていただきました!

子どもの自由研究のため、と言いつつ最終的に親トクなSPINBOX。

夏の自由研究ってまだあったりするんでしょうか?今回SPINBOXを作りながら思ったのが、お子さんのために購入し、組み立てを一緒にやり、アナログレコードの構造などとあわせてレポートに仕上げれば、夏休みの宿題が片付くのではないかということです。

子供の宿題のためといいつつ、レコードを聞いたり、スクラッチをして遊べる機器が手に入るという、音楽好きな親得デバイスじゃないでしょうか?

(しかも、お値段はたったの、15,000円(税別)!!!※2018/06/11現在 この価格なら2台買って、DJも試してみたいです笑。)

あとは、そのお手頃な価格と、拡張性の高さから、

レコードやDJに興味あるけど、実際どんな感じなんだろう、という方が、エントリー機器として楽しく始められるかと思います。

さて、それでは実際に組み立てたときの様子をご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

撮影やメモを取りながら作っていたので2時間くらいかかってしまいましたが、多分普通にやれば30分もかからないと思います。

動画を見て復習

本当にこんな簡単なの???

作りは大丈夫なの???

と言った疑問が上がってくるかもしれませんが、

作ることに関しては、まさに動画のとおり、めちゃくちゃシンプルでした。それでは、実際作ってみた過程と、注意点をご紹介します。

実際にSPINBOXを作ってみた

この型板があれば、どんなものでもプレイヤーの筐体にすることができますね。

キレイにパーツ類が収まってます。箱はあとで使うので折り曲げないよう丁寧に扱いましょう。

まずは各フレーム類を切り出してきます。手でも十分バラすことができますが、カッターでやるとキレイに取れるかと思います。

こちらは、底とトップカバーですね。底の部分は普通のダンボールなんですが、トップカバーは撥水性が多少ある素材で、ダンボールよりちょっと頑丈で少しツルツルとした材質です。

予想外にしっかりとした材質でした。

どんどんばらしていきます。隣は両面テープが入った袋。

マニュアルどおり両面テープを付けていきます。私はうまく配置できず、1枚余りました笑。隣は防振金プレートと、プラッターの留め具類です。

左の場面、ちょっと緊張しました。トップカバーに、両面テープを付けたフレームを貼るのですが、慎重に!!
穴がずれると、うまくネジ止めできず、後々面倒なことになります。

できました。次は、底の部分です。

底の部分に底板を置いて、まずは取っ手を付けます。

パーツの確認、ネジと電源周りのプレートです。

ガツガツ付けてきます。ドライバーは付属しているので、用意するものはありません。ステレオミニのLINE入力と、ステレオミニのヘッドフォン出力があります。後述しますが、ヘッドフォン出力のところにスピーカーなどを接続することができます。

スピーカー部が底に付きます。若干足のゴムパーツとかぶりそうですが、ギリギリ締めれます。ゴム足は写真を撮り忘れちゃいましたが、電源周りのプレートを付ける前にやってます。

スピーカー完成!

いよいよ配線ですが、LR交差するような形で差し込みます。

トップカバーに接続していきます。ボリュームノブの部分を先に通して、トップカバーをかぶせて・・・

ノブを付けたら完成です!!

柔らかいダンボール素材の部分は底面だけで(そこも組み上げると2枚板になるので頑丈になります。)、組み上げると、しっかりと、それなりに丈夫な作りになりました。

おまけ

その他付属品です。針飛び防止のMr.Smoothy(猫)。かわいい笑。裏面に両面テープが付いているので、カートリッジの前の方の斜めってる部分にも付けれます。
専用カバーが付いて来るのは嬉しいですね。いちいち片付けなくてもいい。

なんと、もともと入っていたパッケージの該当箇所を切り抜くと、うまく本体が収まり、持ち運びに便利なケースになります。

作ってみて思ったことや、注意点

全然難しくないので、気軽に作れると思います。
たが、プレゼントする際には、工作が苦手そうな方には、プレゼント用にカスタマイズしたものを完成した状態でお渡した方がいいかもしれないですね笑

注意点としては、電源部がMICRO USB端子なので、力任せに差し込んだり、乱暴に扱うと折れたりしちゃうかもしれないので、気を付けてください。これはMICRO USB端子を採用している機器すべてに言えることですね。

あと、最初、不覚にも再生ボタンってどこだ?と思ってしまいましたが、オートストップ(レコードが終わったときに自動で止まってくれる機能)がオフになっているときは、ボリュームスイッチを入れたときに回転がスタートします。オートストップがオンになっているときは、ボリュームスイッチが入っていて、かつアームをレコード側に持っていくと回転がスタートします。

ちなみに、
レコードは、3、45、78回転に対応し、7インチ、10インチ、12インチのレコード盤を再生可能です。

スピーカー内蔵なので、どこででもレコードが聞けます。モバイルバッテリーがあれば、コンセントがないとこでも楽しめます。スピーカーが底についてるので、安定した堅いテーブルに置くのがいいですね。

THISWAY/軽量薄型モバイルバッテリー/TW-BP01(4000mAh)

さらに、ヘッドフォン出力(ステレオミニ)をスピーカーにつなげれば、より大音量・高音質で楽しめます。7インチレコードと合わせて使用すると、サイズ感が可愛くてしょうがないです!!!

もちろん12インチもばっちり聞けます。

レコードは、付属しませんので、別途ご購入してください。

あと、上記写真にあるような外部スピーカーおよび、外部スピーカーに接続するためのケーブルは付属しませんので、もしそのようなご使用方法を想定される方は、あわせて下記のようなスピーカーをご購入ください。

QUINTET/モニタースピーカー/506 WALTZ

※506WALTZには、ステレオミニ-RCAのケーブルが付属します。そちらがあれば、SPIN BOXと506は接続が可能です。

より高音質にしたい!という方は、JICOの交換針4RB

スリップマットなどを変えて、オリジナリティを更にアップ!

スリップマット(7インチ)/Dr. Suzuki/Kuttin’ Donuts 7” Slipmat [WHITE]((1枚入)

 

などなど、、、追求しはじめるといろいろとできます。

 

SPINBOXのいろんな使い方とセッティング

上記の動画では、ポータブルスクラッチとして使用している場面と、

DJミキサーに接続して使っている場面があるかと思います。

概ね以下のような接続方法になるかと思います。※ご使用される機器によって、接続方法や端子が変わる場合もありますのでご注意ください。

JESSE DEAN DESIGNS/ポータブルフェーダー/JDDX2R

QUINTET/ヘッドフォンケーブル/SPYDER SILK(BLACK)

DJミキサーの場合は下記のようなセッティング例になるかと思います。

DVSをする際には、下記のようなセッティング例になるかと思います。個人的にTraktor Scratch Pro2で試した際には、LINE 入力として設定し、ボリュームノブで入力レベルを調整しながら、キャリブレーション設定しました。

もちろんレコードは付属しませんので、あわせて検討することを忘れずに!スクラッチ用のレコードのことをバトルブレイクス(通称バトブレ)といいます。バトブレ一覧については、下記の画像をクリック!

レコードを聴くだけ以外にも、いろんな遊び方ができますね!

SPINBOXの公式Instagramを見ると、様々なカスタマイズや使い方が見れますので、是非そちらもご参考にしてみてください。

 

以上、SPINBOXを実際に組み立ててみてのレビューでした!

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