実はすごいぞPioneer DJ PLX-500!パイオニアDJのターンテーブルの魅力に迫る!

Pioneer DJ PLX-500とは

PLX-500とは、Pioneer DJより発売されているターンテーブルです。

いわゆる「低価格帯」のターンテーブルなのですが、実はこれなかなか優秀な機材なんです…!

今回はそんなPLX-500の魅力をご紹介したいと思います!

Tecnics SL-1200の存在

ターンテーブルといえば忘れてはいけないのがTechnicsのSL-1200シリーズ。

DJ用として開発されたSL-1200MK3が1989年に発売され、一時は生産が終了してしまいながらも2016年に新モデルを生産開始されています。

今現在でも多くのDJに愛され続けており、約30年間DJシーンを支え続けています。

今でもオタレコのお問い合わせ窓口に「SL-1200ってありますか?」というお問い合わせを多くいただきます。

今回はそんなクラブスタンダードなSL-1200とPLX-500を徹底比較したいと思います!

PLX-500 vs. SL-1200直接対決!!

今回はPLX-500とSL-1200MK5(多く流通しているかつ改良が加えられているモデル)を比較します。

■ビジュアル(見た目)

これ結構重要!見た目に関してはPLX-500もSL-1200もほとんど同じデザインです(笑)。

ただ、PLX-500は所々の部品でプラスチックを使用しています。

価格を抑えるための工夫でしょうかね、通常頻繁に触る部品ではないので使用にはほぼ影響はありませんよ!

カラーはPLX-500はブラックとホワイト、SL-1200はブラックとシルバーがございます。

個人的にはSL-1200がなじみ深いですが、PLX-500のホワイトがなかなかオシャレだなと思います。

■使用感(トルク)

ターンテーブルで最も重要なポイントいっても過言ではない「トルク」。

トルクというのは「回転の強さ」を指します。(回転の…強さ…?)

要するにトルクが強いほうがスクラッチとかもガンガンできちゃうってことです!

PLX-500のトルクは1.6 kg・cm 以上、SL-1200は1.5 kg・cmと仕様書には書いてあります。

そうなんです。実はPLX-500の方がほんの少しですがトルクが強いのです。

これ意外と知られていないんですよね…。

■音質

音質に関しては具体的な数値での比較が難しいのですが、聴いた感じですと正直そんなに変わらないです(笑)

クラブとかの大音量での環境で聴くとSL-1200の方が少し音が鮮明かな?ぐらいの違いです。ご自宅で使用する分にはほとんど差はないと思います。

ですし、PCDJのDVS(ターンテーブルを使用してPC内の音源を操作するDJ)については出力される音の音質とターンテーブルは関係ないので、実際ほぼ気にしなくていいです。(アナログレコードでDJするよって人は多分レコード針を変えたほうが音質がガラッと変わりますよ!)

■そのほかのPLX-500の機能

・LINE出力が可能

DJミキサーなどを使わず直接アンプにつなげばそのままレコードのリスニングができます。(SL-1200ではできないです。)

・PCとUSB接続が可能

アナログレコードをPCへ録音が可能なのでアナログ限定音源とかもPCDJで使ったりiPhoneで聴けたり、意外と便利です。

・78回転の再生が可能

普通は33か45回転しか使わないですが(笑)特殊なレコードの再生にも対応!

結果(要するに)

機能面で見たらPLX-500の方が全然上じゃないかなと思います。

価格面でもPLX-500が約4万円でSL1200の中古の相場でだいたい3万5千円~というぐらいです。

PLX-500は新品ですし、メーカー保証もあります。それに現行モデルなので万が一壊れても修理が可能です。

SL-1200はパーツの生産も完了しているので、パーツの取り寄せで費用が膨らむとか、そもそも修理できないなんてことも多くなってきています。

今後を考えるなら間違いなくPLX-500をおすすめします!


PLX-500をもっと詳しく知りたい方はこちら!

PLX-500のお買い得なDJセットも!

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