こんにちは!オタレコさがわです。普段DJコントローラーを使ってるけど、クラブやバーではCDJを使う予定、という方にオススメな情報です。ざっくり内容を申し上げると、DJコントローラの機能を絞り、CDJに慣れておく、というなかなかストイックな話です。賛否両論あるかもしれないですね!(記事ソースは、DJ Techtools。2017年7月に書かれた記事ですので古い情報があるかもしれないです。ご了承ください。)
DDJからCDJへ。DJコントローラーでCDJの練習をする。
DJコントローラーは初心者の人や自宅でDJする人にとって、DJを練習するのにいい選択肢です。ただし、いくらDJコントローラーが進歩してても、どんなイベントにも対応できるとは言えません。多くのクラブでは、CDJを使うように言ってきたりします。また、ツアーをおこなっているDJはシンプルさと荷物が少ない点でUSBを使ったDJスタイルを採用している人が多いです。
CDJで練習ができればいいのですが、残念ながらみんながイベント前にCDJを使って練習ができるわけではないです。CDJでDJセットを組んだ場合、簡単に十万を越えます。ほとんどのDJはCDJよりもDDJコントローラーを所有していることは売上統計からも分かります。ただ、これらのコントローラーの基本機能は、プロ仕様の兄弟機を継承しているので、CDJを使う練習にはなります。
以降は、DDJ-RX、DDJ-SX2やその他のコントローラーでCDJに慣れる方法についてお話します。
※DJ Defractaled が Redditに書いた、チュートリアルを許可を取り改変しながら紹介します。
波形の表示設定を変えよう
SeratoやRekordbox DJでは、各デッキの波形が並んで表示されます。並んでいることにより、ビートを揃えることが視覚的にも簡単になります。ただ、このような補助はCDJのDJセットではありません。
CDJでのミックスに慣れるため、波形を並べて表示することをやめましょう。波形を並べて表示していると、波形を基準にビートを揃えることに慣れてしまっているかもしれません。波形を揃えるのではなく、CUEボタンなどを使ってビートが揃えられるようにしましょう。そちらの方がはじめてのCDJ操作に備えることができるでしょう。
CDJに似たような環境にするとしたら、表示レイアウトをライブラリに設定することです。こうすると、波形情報は少なくなり、CDJのNexusシリーズ以外(CDJ-2000より前)みたいになります。この状態にすると、テンポやビートを揃える補助機能も使えなくなります。
パッドを制限する
DDJ-SP1が無い限り、もしくは現場のCDJがDenonのSC5000などで無い限り、DJコントローラーにあるようなパッドは使えません。ほとんどのCDJではホットキューが3つに制限されます。8個のホットキューではない環境に慣れることも大事です。
Pioneer DJのDJミキサーのBeat FXに備わっている場合がありますが、ロールパッドを使うのも避けた方がいいかもしれません。また、サンプラーやスライサーモードなどCDJにはない機能も使うのを控えてみるのもいいかもしません。
エフェクトをシンプルにする
ほとんどのRekordboxとSerato DJに入っている基本エフェクトは最新のPioneer DJミキサーであれば再現可能です。ただエフェクトの種類に制限はあります。Echo、Delya、Distortionエフェクトは使用できると思いますが、もっと複雑なものになると使えない場合があります。DJはそれらの特殊なエフェクトなしでミックスすることを練習するといいかもしません。
古いDJミキサーの場合、BPMをタップしてマニュアルで設定する必要がある場合もあります。DJミキサーのBPMの自動検知がうまく機能しない場合を想定し、DJは、エフェクトのBPMをマニュアルで設定できるようになっているといいでしょう。(Pioneer DJのDJミキサーの多くはTAPボタンを押しながらTIMEノブを動かすとBPMを調整できます。)
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さて、本題に戻りましょう!
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オートゲインは敵
オートゲインはCDJを想定して練習するときには切っておく必要があります。代わりに、音量がバラバラのトラックを使って、トリムや縦フェーダーを使い音が揃えられるようにしておきましょう。CDJを使う時にバランスの取れた出力を保つ練習になります。
CDJセットでDJするときには、各CHのレベルメーターを確認するようにしましょう。
ライブラリとディスプレイの情報を減らす
まず、BPM表示を小数点第1位までにしましょう。CDJによっては小数点第1位までしか表示しません。BPMの数字を参考にビートマッチをするDJは、正確な情報が少ないなかでのビートマッチに慣れる必要があります。ジョグダイヤルの外側を押したりしながらBPMを揃える、マニュアルビートマッチのスキルを身につけるいいきっかけになるでしょう。
補助輪を外そう
Sync機能を外そう。CDJによってはSync機能が備わっているものもありますが、ビートマッチやピッチ調整を耳でできるようになりましょう。全部の現場にNexsus級の高性能CDJがあるわけではありません。次に、クオンタイズ機能を1/16にするか、外しちゃいましょう。CDJによってはクオンタイズ機能はありません。ループなどもマニュアルでできるようにしましょう。
その他
- Slipモード-Slipモードは使わない。多くのCDJに備わっていない
- Vinylモード vs CDJモード-CDJにとってこの2つのモードがどのように違うか理解しよう。ジョグホイールやニードルサーチの挙動が変わります。ほとんどのDJはVinylモードを好みます。
- CDJが使われている動画をみよう-動画をたくさんみたり、マニュアルを読んでみよう。Christian Jacksonの解説動画はめちゃくちゃ参考になります。
- 違いについて学ぼう-CJDは進歩してきましたが、クラブによってモデルが違います。基本機能をしっかり理解し、最新機能は使える時に使えるようにしておこう。
- 現場の機器-すべての現場でCDJ、DJミキサーがいい状態に保たれているとは限りません。前のDJが壊してしまっていたりする場合もあります。よくあることが、DJミキサーのチャンネルが壊れていて、1、2チャンネルでミックスするのではなく、1、3でミックスしたりするかもしれません。他にもよくあるのが、LINK機能がないことです。必ずコピーしたUSBをもう一個持っていくようにしましょう。
- トラックを準備する-Rekordboxでホットキューなどがしっかり準備してあることを確認しよう。CDJで使う前にかならず確認しましょう。
世界中でみても、CDJはクラブでもっとも使われている機器かと思います。CDJの使い方をDJコントローラーで練習しておくことははじめてのクラブDJでの成功に必須なことです。上記のお話が、DJコントローラーをもっているDJにとって、Pioneer DJのCDJセットに慣れるために役立てば幸いです。
補足:DJ Defractaled が Redditに書いた、チュートリアルを許可を取り改変しながら紹介します。
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以上、DJ Tech Toolsの「DDJ To CDJs: Practicing For CDJs With A Pioneer DJ Controller」の意訳でした!
ここまで書いといてあれなんですが、DJコントローラーを持ち運ぶのが苦じゃなく、クラブ側が持ち込みOKなら上記のお話は意味ないんですけどね!笑
ただ、色んな機材でDJができるとまた違った楽しみがたくさん増えると思いますので、決して無駄ではないかと思います。
CDJについてのお話でしたが、CDJよりさらに情報が少ないタンテにも慣れることができるかもしれませんね。
原文はこちら!
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Written Dean Zulueta for DJ Techtools
DDJ to CDJs: Practicing For CDJs With A Pioneer DJ Controller
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