こんにちは、オタイレコード カキノネです。
今回ブログ初投稿です!
初投稿でいきなり暗いニュースで恐縮ですが・・・未だ収束されないコロナウイルス問題。
大小問わず様々なイベントが中止になり、外出を控える人たちも日に日に増えています。
多くのアーティストたちのライブも軒並み中止になる中、注目を集めたのが無観客ライブ&ライブ生配信。
BADHOPやNUMBER GIRLと行った有名アーティストたちが、ライブ配信を使用して数万人にもおよぶ視聴者を集めたことが大きなニュースになりました!
こんな時だからかもしれませんが、今回改めてライブ配信の意義、必要性が見直されたのではないかと感じています。
そこでライブ配信、特に「DJ配信」に焦点を当て、いくつか記事を書いていきたいなと思います!
この記事では、様々なライブ配信プラットフォームについて紹介しています。
今どんな配信サービスがあるのかご興味がある方は、このまま読み進めてください。
>>ライブ配信で超使えるミキサーALLEN&HEATH ZED-10FX(パソコンでもiPhoneでも使えます)
>>DJコントローラーとオーディオインターフェイスを使用した基本的なライブ配信方法を知りたい方はこちらをどうぞ
>>DJ配信のおすすめチャンネルを知りたい方はこちらをどうぞ
>>スマフォでハイクオリティなDJ配信をされたい方はこちらをどうぞ
>>カメラを数台使ってDJ配信をされたい方はこちらをどうぞ
まず、表題にもつけた「DJ配信って何?」ってところからなんですが、そもそも皆さん「DJ配信」ってワードを耳にしたことありますか?
このブログを見ていただいているので、DJについてはある程度ご存じだとして、それを配信するってどういうこと?と思われる方もいるのではないでしょうか?
ライブ配信、DJ配信はどうやって生まれた?
ライブ配信の歴史を少しだけ、2000年代後半ごろからパソコンやスマホを使用した一般ユーザー向けの動画配信サービスいわゆる、ライブストリーミング配信が利用されるようになりました。当時は次世代のメディアがきた〜!!と心躍らせた記憶があります。
国内では、ニコニコ生放送、ツイキャス、USTREAMなどが人気を博し、個人や企業単位で動画の生配信をすることが可能になりました。
しかし、スタート当初はカメラやケーブルを購入し、配信用パソコンが必要だったり、何かと手間がかかることが多かったんですが、今となってはスマートホン1つで配信作業ができるようになりました。
そのような状況が整ったおかげで、個人でライブ配信に参加する敷居が低くなり、爆発的に配信者視聴者共にユーザー数が増え、様々な音楽系配信が生まれました!!
最近では、ライブ配信をしている人のことを「ライバー」とか「ストリーマー」などと呼ばれ、ポスト・ユーチューバーとの呼び声も高いのです!
そうした中で、DJプレイをライブ配信するといった文化も一気に広がり、オタイレコードも今注目しているコンテンツの1つになっています。
今オタイレコードでも、毎月第3火曜日の21時よりYouTube Liveを使用して、Hip Hop専門生配信番組を配信中です!!
「Technics presents We Do It For Hip Hop(#WDIFHH)」
WEB:https://www.otaiweb.com/otarecolive/hiphop/
また、日本中のDJ配信をオタイレコードのメディアを使って紹介するメディア「SHARE TIME」も最近立ち上げました!
既にDJ配信をされている方は、ぜひこちらもチェックしてください!
WEB:https://www.otaiweb.com/sharetime/
話を戻すと、DJ配信のスタイルは様々で、大型フェスやクラブでのDJプレイを何台ものカメラを使って配信するスタイルや、個人が自宅でDJミックスするスタイル、最近ではバーチャルユーチューバーがDJミックスを配信したりもしています。
色々なDJ配信の形ができた一つの理由として、特徴を持ったDJ配信ができるライブ配信アプリが続々と登場してきた事があげられます!
これからDJ配信をしたいと考えている人、既にやっているが新しいメディアを探している人、どこでDJ配信を見る事ができるの?と探している人たちに向けて、注目のライブ配信アプリをいくつか紹介いたします。
DJ配信にオススメなライブ配信アプリ
その① LINE LIVE(ライン・ライブ)
WEB:https://live.line.me/
コミュニケーションアプリLINE (ライン) によるライブ配信アプリ。
LINEアカウントを使用してライブ配信、視聴ができるため、10代~20代を中心に絶大な人気を誇る国内最大級のライブ配信サービス。
<特徴>
・配信者にギフトアイテム(投げ銭)を送ることができ、配信者と直接コミュニケーションを取ることができる。
・人気アーティストや有名タレントの配信も視聴可能。
・顔出しNGといった人用に音声だけで配信ができるラジオ配信機能あり。
・配信者は、顔の動きや表情に合わせて変わる「LIVEスタンプ」や、画面全体の色味がオシャレに変わる「フィルター」が使用できる。
・スマホ、パソコンどちらからでも配信、視聴可能。
その② 17Live(イチナナライブ)
WEB:https://17.live/
台湾を本拠地としたライブ配信アプリ。グローバルに展開し、全世界4,200万人以上のユーザー数を誇る。
<特徴>
・日本人に限らず台湾や香港、アメリカといった世界中の配信者と出会えることができる。
・一般ユーザーだけでなくアジアを中心としたミュージシャン、タレントと交流することができる。
・配信者にpoke(アプリ内での挨拶)を送ったり、ギフト(投げ銭)を送ることができる。
・アプリ内にInstagramのようなタイムライン機能があり、SNSとして楽しむこともできる。
・スマホ、パソコンどちらからでも配信、視聴可能。
その③ POCOCHA(ポコチャ)
WEB:https://www.pococha.com/overview
DeNA運営のライブ配信アプリ。
アプリコンセプト“「Live」というその時その場所でしか生まれない、一瞬一瞬の喜びと感動の一つ一つが重なり合い、そして積み重なっていく。“
<特徴>
・視聴が完全無料、配信者に送るアイテムを使うためのコイン(投げ銭的なもの)もログインボーナスや配信の視聴やコメントを入れることで手に入る。
・配信者を応援するファンコミュニティ「ファミリー機能」があり、この機能を使って、ファミリー限定のチャットが存在するため、他のアプリに比べて配信者との距離感が近い。
・ハッシュタグ(#DJ配信)で検索し、興味のある配信者を検索できる。
・配信のパフォーマンスにより、配信者のランク付けがされているので、人気のあるライブ配信を見つけやすい。
・配信はスマホ(アプリ版)のみ。視聴は、スマホ、パソコン(条件あり)共に可能。
その④ SHOWROOM(ショールーム)
WEB:https://www.showroom-live.com/
SHOWROOMはアーティストやアイドル、タレント等の配信が無料で視聴でき、さらに誰でもすぐに生配信が可能な、双方向コミュニケーションの仮想ライブ空間。
<特徴>
・視聴時に自分のアバターを使用して、配信画像を観覧できるため、実際にライブ会場にいるような気分が味わえる。
・配信者を対象としたオフィシャルイベントが豊富。
・バーチャルと言うジャンルがあるため、バーチャルユーチューバーDJにオススメ。
・配信ルームとは別にファンルーム(チャットルーム)があり、配信者はフォロワーに配信告知等が可能。
・ライブ配信録画はなく、生配信のみ。
・スマホ、パソコンどちらからでも配信、視聴可能。
その⑤ TwitCasting LIVE(ツイキャス)
WEB:https://twitcasting.tv/
モイ株式会社が運営する、iPhoneやAndroid端末、PCなどから手軽にライブ配信を行えるサービス。通称ツイキャスと呼ばれ、ライブ配信れいめい期より、多くのファンに親しまれている。
<特徴>
・Twitter、Facebookのアカウントでライブ配信が可能。
・お気に入りの配信者を見つけた場合、登録機能を使用して配信が開始された時に端末にお知らせが届き、配信を見逃すことなく視聴できる。
・2人で同時に配信する「コラボ配信」が可能。
・基本配信時間は30分。ただし、コンティニューコインを視聴者から一定数以上もらえると、最大4時間まで連続してライブ配信が可能。
・ツイキャスの中にグループを作成する事ができ、グループ内限定で配信ができる。
・スマホ、パソコンどちらからでも配信、視聴可能。
その⑥ Twitch(ツイッチ)
WEB:https://www.twitch.tv/
Amazonが提供するライブストリーミング配信プラットフォーム。
パソコンやスマホFire TV Stickなどに対応している。
<特徴>
・基本的にゲーム配信に特化しているが、「音楽&パフォーマンスアート」などのカテゴリーでは、DJや作曲作業などを楽しめる動画がある。
・YouTube Liveなどに比べると配信者の収益化の条件が低い。
・Amazonプライム会員は、Twitchアカウントと紐付ける事で様々な特典が受けられる。
・月額課金でお気に入りの配信者を支援する事ができる。また、Cheerという機能で投げ銭も可能。
・スマホ、パソコンどちらからでも配信、視聴可能。
その⑦ Periscope(ペリスコープ)
WEB:https://www.periscope.tv/
Twitter社が運営を行うライブ配信プラットフォーム。Periscopeアプリを起動させずとも、Twitter内でライブ配信が行える手軽さが人気となっている。
<特徴>
・ライブ配信のタイトルや、内容を140文字以内で入力でき、Twitterのハッシュタグ機能も使用できる。
・Twitterのタイムライン上でライブ配信を視聴できる。
・視聴者は好きな配信者に特別なハートマーク(スーパーハートと呼ばれる)を送り、コメント欄で注目を集めることができる。さらに配信者は、集めたスーパーハートの数に応じてTwitterから毎月現金を受け取れるようになる。
・マップ機能を選択すると、世界地図が現れ位置情報で配信者を検索する事が可能。
・配信後の映像は、24時間後に視聴できないようにするか、無期限に視聴できるようにすることも可能。
・スマホ、パソコンどちらからでも配信、視聴可能。
その⑧ AbemaTV (AbemaMix)
WEB:https://abema.tv/
サイバーエージェントとテレビ朝日が出資して設立した株式会社AbemaTVが運営。
<特徴>
・AbemaTV には、HIPHOP専用チャンネルがあり、毎日19時からDJ MIXを無料で視聴する事ができる。曜日ごとにレギュラーDJが決まっており、ゲストDJやアーティストの出演も。
・毎週木曜日AbemaMix THUでは、OTAIRECORD MUSIC SCHOOLで講師を務めるDJ IZOH、DJ RENが出演中。
・オフィシャル配信のみ、一般ユーザーは配信できない。視聴のみ。
・スマホ、パソコンどちらからでも視聴可能。
・同社が運営していた一般ユーザー向けライブ配信プラットフォームFRESH LIVEは終了。
その⑧ Instagram Live(インスタグラム ライブ)
WEB:https://www.instagram.com/
<特徴>
・ライブ配信を開始するとフォロワー全員に配信をしていることが通知される。(お知らせ通知がオンになっている場合。)
・視聴者がフォローしていない配信者のライブ配信でも視聴可能。(視聴者がインスタにログインしている事、配信者が公開アカウントだった場合に限る。)
・ライブ配信終了後、24時間はストーリーでアーカイブを視聴することができ、それ以降は自動的に削除される。
・1度のライブ配信の最大時間は、1時間まで。
・配信者は、視聴者の範囲を制限できる。
・ライブ配信を視聴すると足跡が残る。・2人同時に配信する「コラボ配信」が可能。
・ライブ配信、視聴はスマホのみ。
その⑩ Facebook Live(フェイスブックライブ)
WEB:https://www.facebook.com/
Facebook Liveは、Facebookのライブ配信機能を利用して行うライブ配信。
<特徴>
・Facebookのアカウントを持っていれば、誰でも配信、視聴可能。(スマホ、パソコンどちらも可)
・個人アカウント、Facebookページ、イベントページ、Facebookグループの4つの場所で配信することができる。
・Facebookページでのライブ配信は、Facebookアカウントを持っていない人でも視聴可能。
・ライブ配信終了後、そのままタイムラインにアーカイブの投稿ができる。
・スマホのFacebookアプリからライブ配信した場合、スマホ自体に保存ができる。
その⑪ YouTube Live(ユーチューブ ライブ)
WEB:https://www.youtube.com/live
言わずと知れた世界最大の動画サイト「YouTube」のライブ配信サービス。
<特徴>
・フジロックやULTRA MUSIC FESTIVALといった様々な大規模フェスのライブ配信が視聴できる。
・配信者は、配信終了後、アーカイブ動画としてそのままライブ動画を保存できる。保存期間は無制限。
・「スーパーチャット」という投げ銭機能を搭載している。(一部視聴環境により非対応。)
・「チャンネルメンバーシップ」という機能を利用すると、一部の配信者に対して毎月定額料金を支払うと、視聴者はいくつかの特典がもらえる。
・スマホ、パソコンどちらからでも配信、視聴可能。
(YouTube公式アプリの場合、スマホでライブ配信するには、チャンネル登録者数が1,000人以上である必要があります。)
その⑫ RAKUTEN LIVE(ラクテン ライブ)
WEB:https://live.rakuten.co.jp/
<特徴>
・Rakuten LIVEも投げ銭機能があり、Rakuten LIVEサービス内で使用できるメダルを視聴者からもらうことで、分配金を受け取ることができる。
・配信者が紹介する商品をライブ視聴しながら購入することができる。(楽天グループと連携している商品に限る。)
・ライブ配信、視聴はスマホのみ。
以上、全12のライブ配信アプリをご紹介させていただきました。(※2020年3月時点での調べです。)
この他にもまだまだたくさんありますが、一先ず今回ご紹介させて頂いたツールでDJ配信をしてみたり、視聴してみてはいかがでしょうか。
オススメ機材
■Roland/ライブストリーミング用スタジオ/GO:LIVECAST
https://www.otaiweb.com/shop-item-fidp14366.html
■IK Multimedia/オーディオインターフェイス/iRig Stream
https://www.otaiweb.com/shop-item-fidp14356.html
■ALLEN&HEATH/ミキサー/ZED-10FX
https://www.otaiweb.com/shop-item-fidp3613.html
■YAMAHA/ウェブキャスティングミキサー/AG03
https://www.otaiweb.com/shop-item-fidp12295.html
■YAMAHA/ウェブキャスティングミキサー/AG06
https://www.otaiweb.com/shop-item-fidp12276.html
■【SNS等でも超話題のUSB高照度LEDライト!】ION/USBライト/PartyBall USB
https://www.otaiweb.com/shop-item-fidp10208.html
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