カセットテープでミックスCDを作ろう！

近年実は局部的にカセットテープが人気を得ているのはご存知でしょうか？
「CDも中々売れにくくなったこの時代にどうしてカセットテープなんて・・・」
と思う方の方が多いと思いますが、実はカセットテープならではの魅力が再認識されているのです。

単純にレトロな感じがかっこいい！

アナログレコードが若い人に新鮮に感じるようにカセットテープも若い人には新鮮に感じます。
元よりインテリア要素としても強かったカセットデッキなどのレトロ感が今となって人気となっているのです。
昔あったようなカセットマルチレコーダーや、ヒップホップ好きが憧れるようなカセットデッキなど、今では中古でも高額となっているものも沢山あります。

早送りが出来ないので最初から最後まで聴いてくれる！

厳密にいえば早送り、巻き戻しが出来ないわけではないのですが、カセットの場合はやりにくいです。
ミックスCDとかでありがちなのはミックスなのに好きな曲だけ聴いてるということ・・・。
もちろん楽しみ方は人それぞれですが、やっぱりDJとしては最初から最後までのミックスを流れで聴いてほしいですよね。
カセットの場合は曲単位での飛ばしが出来ません。なので狙って「ここから聴く！」ということが出来ないのです。
実際それでカセットで作ったミックスCDは最初から最後まで聴かれることが多くなっているのです。

「かっこいい汚い音」が魅力を上げる。

カセットテープはもちろんアナログです。デジタル音源よりは音が劣りどちらかといえばレコードよりも音はよくはありません。
ただ、そのがさついた音が「かっこいい」になっているのです。
レトロ感のある音質はなつかしさと暖かさを与えてくれます。「サー」というノイズでさえなんだか新鮮に聴こえてくる気がしますね！