【ベリンガーのグライコが気持ち悪いくらいに安い。】
グライコって結構入りにくかったりすると思うのです。
まず見た目がとっても難しそうです。
おまけに最近だとデジタルのものが多くて余計に知識がないと使いこなせなかったりします。
その点BEHERINGER/FBQ1502HDは触ってみると意外に簡単です。
帯域別に細かく設定できますし、すごく直感的に触れるので、おすすめです。
動画の中でもご説明していますが、主に4つ使用方法を想定してお勧めさせていただいています。
1.普通に2CH環境のリスニング、モニタリング用途。
低域や広域、そしてLRバラバラで調整できる。
部屋の状況によりうまく調整するとバランスが取れた音にしたり自分の好みの音にできる。
2.PA用途。
こちらは定番の使用方法ですが、マイクのハウリングを抑える用途では必須アイテムと言えます。
また当然ながら好みの音を作るのにも役立ちます。
そして、スピーカーを複数使う場合の音作りにも便利です。
(ただしその場合は下記のようなクロスオーバーの方が便利です。)
https://www.otaiweb.com/shop-item-fidp13303.html
3.オーディオ用途
接点を増やしてしまうとピュアな再生から遠ざかるというのは動画の中でも解説していますが、それでも左右のバランスや、部屋の環境により周波数帯域をLRのパラでとれるのはかなりのメリットではないかと思います。
オーディオの空間補正系のアイテムは非常に高額なので、そういう意味では導入するメリットもかなりあるかもしれませんのでご一考いただきたいと思います。
4.サンプリング用途(トラックメイカー)
チョット異色な使用方法ですがレコードをサンプリングするときにサンプルをDAWでイコライジングする方法もありますがFBQ1502HDを使用して最初から好みの音に仕上げてサンプリングするという方法は意外とおすすめです。
聴きながらリアルタイムにサンプリングする音の感じを聴けるのでとても感覚的にサンプリングをすることができます。
このような4つの方に分けておすすめしてみました。
しかしながら、話があっちに行ったりこっちに言ったり結果的に動画もわかりづらくなってしまった部分もあります。
でもそれだけグライコって汎用性があるってことだと思います。
音源を再生して聞くだけ、という作業から好みの音を調整したりするのは、自分も参加している感があってとっても楽しいですよ!
是非BEHERINGER/FBQ1502HDを使っていろいろ遊んだり、お仕事などでも使っていただきたいです。
最後に注意点。ケーブルがXLTとフォンしかないのでケーブルの事を考えておくことと電源ケーブルが3つ又なので、対応する環境がない場合は変換プラグも合わせて購入するとよいと思います。