【最強&優勝】Pioneer DJの「DDJ-800」への愛をぶちまけます(※個人意見)

ようやく出会えた最強のDJコントローラー、と声を大にして言いたい。DDJ-800最強説。(※超個人的な意見でゴメンナサイ)

OTAIRECORDミノルです。本日は2020年9月6日。

今回はPioneer DJのPCDJコントローラー「DDJ-800」が発売してから1年と少しが経った今、秘め続けてきた想いを爆発させるべくブログを書いています。

今やオタレコの、いや、DJ業界の主軸とも言えるカテゴリがPCDJコントローラー。
オタレコのホームページやYouTubeを見ていただいている方の中でも、「DJを始めたいけど何を買ったらいいんだろう」という気持ちで見られている方多いと思います。

完全に個人的な評価ですが、結論からお伝えしますとDDJ-800は最強です。私の中では圧倒的に優勝なんです。

 

“パソコンに保存された楽曲を交互に流してMIXしていく”という作業においては、20万円を超えるDJコントローラーも、1万円を切るDJコントローラーも、どちらも同じことが出来ます。
そんな中、どれも同じような見た目のDJコントローラーであれがいい、これがいいと言われてもわけがわからないと思われるのは当然だと思います。

ただ、DDJ-800は現時点では唯一無二のバランスだと思っています。

 

■DDJ-800についてってどんなコントローラー?

まず価格ですが、ギリギリ10万円を切った税別90,000円。
高いですが、数年使うことは大前提ですので、毎月1万円ずつ払えば1年未満で払い終えられると思えば極端な買い物ではありません。(無金利分割払いもあります!

私はレコードでDJを始めて、今はターンテーブルのDJセットを使ってSerato DJ ProでDJをしていますが、次買うなら2億%コレと決めています。
満面の笑みでrekordbox djに乗り換えます。

私のプレイスタイルはロック、ドラムンベース、ハウス、HIPHOP、J-POPまでと雑食オールジャンルですが、スクラッチをバキバキやります。
なのでスクラッチもしっかりやりたい、上手くなってみたいという方には特にオススメ。

<そんなOTAIRECORDミノルが伝えたいDDJ-800の決め手ポイント>

1.大きすぎずコンパクトサイズ。
2.ジョグホイール内に液晶を内蔵
3.ジョグアジャスト機能でジョグホイールの重さを調整可能

以上です。
まだまだありますがこの3点だけで最強を実感しています。
この3点が組み合わさることが現時点で他機種には無い最強ポイントなのです。

 

まず1、サイズのお話。

レコードでDJを始めた私の意見ですが、やっぱりターンテーブル(レコードプレーヤーの)でDJをするのが一番感覚的だし楽しいです。
なので、「これからDJ始めたいけどそこはやっぱりターンテーブルでしょ!」という気持ちが強い方は即そっちに行ってください。最高です。応援します。

で、今のようにDJコントローラーが主流になると、メリットはやはり持ち運べるということなんですよね。
ターンテーブルのDJセットやCDJのセットなんかは、面倒すぎて、とてもじゃないですがどこかに持ち込んでDJやろうなんていう気持ちは起きません。

DJコントローラーを検討されている方で「持ち運ばないからOK」という方は例えば上位モデルのDDJ-1000とかを検討される方が多いんですが、確固たる持ち運ばないイズムみたいなものがある方はぜひDDJ-1000でと思いますが、これからDJを続けていく中で“たまたま持ち運べる”というだけで世界は大きく広がると思っています。

だからDJコントローラーは持ち運ばなくても、持ち運びやすさはポイントとして押さえておくべきだと思っています。
(ちなみに後に書きますが、私は絶対に持ち運ばないとしてもDDJ-800を買います)

 

続いて2、ジョグホイールに液晶を内蔵しているという点。

これが無かったら買いません。それくらい最高なポイント。
特にスクラッチをやりたい方。液晶内蔵を一度経験験してしまうと、他の機種はアウトオブ眼中になります。ご注意ください。

 

続いて3、ジョグアジャスト機能搭載。

ジョグホイールの重さを調整出来る機能です。最重要ポイントです。

ジョグホイールの右上にJOG ADJUSTと書かれたつまみがあるのですが、これをLIGHTに回せば軽くなりバックスピンもキュルルルルルル~~~~~とだいぶ長く回ってくれます。HEAVYに回すとすぐ止まるようになります。

これがあると無いのとではもう別次元で違います。私の場合は“重く出来ること”が最強ポイントです。
スクラッチをやる際に、軽すぎると出したい音が滑って言ってしまうような出音になり、すごくやりにくいです。(上手な人は別かも)

重く出来ることで手癖に合わせて調整が出来、出したい音が出しやすくなるというイメージです。
出したい音が出る=上手に聞こえるということ!

実際今までDJコントローラーでスクラッチってすごくやりにくいイメージだったのですが、DDJ-800だけはその感覚を一掃してくれました。
あぁ、俺もうターンテーブルじゃなくて良いかもって心の底から思った感じですね。

 

■DDJ-1000との比較

上位機種にDDJ-1000というモデルがあります。DDJ-1000の方が高いですが、売れています。

先に挙げたポイントをDDJ-800と比較してみると、サイズは大きくなり、DDJ-800と比べると持ち運びは若干しにくくなります。(全然持ち運べますが)

しかし、ジョグホイール内に液晶を内蔵している点、ジョグアジャスト機能で重さを調整できる点、どちらも兼ねています。
もっと言うとジョグホイールは大きくなり、細かな操作がしやすいので操作性はDDJ-1000の方が上ということになりますね。

じゃあDDJ-1000の方が良いじゃん!みたいなことになる方もみえると思いますが、1つだけジョグホイールに大きな違いがあって「DDJ-800は静電式、DDJ-1000は感圧式」というところです。

わかりやすく言うとDDJ-800はスマホの液晶と同じで触れたらON、触れなかったらOFFです。
DDJ-1000は触れても反応しません。少し押し込むと反応します。

アナログレコードから始まったDJ文化においてどちらがアナログライクかというと、レコードは軽く触っても止まらないのでDDJ-1000が再現力が高いということになります。なのでDDJ-1000が最強!という意見に異論はありません。(※クラブなどの現場で設置されている機材はPi0neer DJのCDJであることが多く、そのジョグホイールは感圧式なので、DDJ-1000の操作性は現場の設備に酷似しています。だからクラブでDJデビューしたとき戸惑いが少なくて済むみたいなところは大きいです。)

あとは触る方の好みになりますが、個人的には正直そのアナログの再現力は不要で、だったらもっとDJコントローラーにしか出来ないことをやれたほうが良いじゃんってことなんです。

静電式であれば人差し指と中指を高速で交互にタッチすると、パパパパパパパパパッと音を刻むことが出来ます。そういう静電式にしか出来ないことの方がメチャクチャおもしろいし、ターンテーブルには出来なかったことなんですよね。
(アナログの再現力を求めるなら、NATIVE INSTRUMENTSのTRAKTOR KONTROL S4K3のように実際にジョグホイールが回るDJコントローラーをおすすめします。)

 

■まとめ

・ジョグホイールの動きを重くすることで、小さめのジョグホイールでもスクラッチが信じられないほどやりやすくなる。
・DJが楽しくなる。
・DJが楽しくなるから持ち出してイベントをやりたくなる。
・マイクもつなげるし、入出力も豊富。だからイベントもこれ1台で実現出来てしまう。
・さらに音も良い。

あくまで超個人的な意見でしたが、DDJ-800が最強。この愛伝わりましたでしょうか?
相棒感がハンパ無い。心中したい。

どれも同じようなDJコントローラーですが、機種ごとに圧倒的に違うのは、音質、堅牢さ、EQノブやツマミを操作するときの重厚感、入出力端子。このあたりです。
特にEQノブやツマミ、フェーダーなどの可動する部分の違いは高額機種は全然違います。これは実際に触って、知らなければわからない世界。

DDJ-800も中堅機種という位置づけになりますので、ポイントごとに比較すれば当然上位モデルのほうが優れている部分はたくさんあります。
しかし現時点ではとにかくバランスが最高。“私の中では”右に出るものはいません。

 

■実際に触ってみたい方へ

Leben by Otairecord

OTAIRECORDの名古屋・大須店、LEBEN by OTAIRECORDに展示機があります。(※2020/9/6現在。展示終了している場合もございますので事前にお問い合わせください。)

DDJ-1000などもあり、実際に触っていただくことも出来ますので、ぜひご来店いただき、納得するまで他の機種と比較してみてください。

遠方の方はお近くのDJ機材専門店様まで!

 

 

・・・あ、1つだけ残念なポイントがありました。

ミキサーの部分のパネルが光沢のある材質なのでちょっと指紋が目立ちます。

以上!

 

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