前回の「オーケストラ編」に続いてご紹介するのは「ワールド」
流石にニッチなカテゴリなのでパッケージ数は少ないですが、内容は充実していますのでドンドン紹介していきましょう!
これドラム&パーカッション編で紹介したのですが、カテゴリ名なアイテムなのでちょっとだけ追記。
World Suiteは地域と民族の観点で合計320を超える収録楽器・音色を12のグループ、300以上のインストゥルメントにまとめています。
アフリカ、アジア、オーストラリア、ケルト、東ヨーロッパ、インド、インドネシア、中東、欧米、南米、スパニッシュジプシーとカリブ、目的の楽器をこれらの地域、あるいは種類から見つけることができます。
つまり、目的の楽器についてその楽器の発祥地を知っている場合は地域、わからない場合は楽器の種類から探し出すことができます。
World Suiteの収録楽器はどれも最高品位の機材を用いて丹念に収録され、その楽器固有の自然な響きを実現し、特有の奏法による音色が用意されています。
このことでこれまでのSuiteシリーズの音源と同様、透明感のあるサウンドと本物の音色を奏でることができます。
そして楽器の種類に合わせたカスタムコントロールを装備します。例えば撥弦楽器ではフレットノイズの調節ができたり、ピッチドパーカッションではトランジェントレベルとティンバーで響きを音楽に合わせすることが可能です。
さらにレガート、ポルタメント、ベロシティカーブ、3バンドEQ、高品位のIRリバーブがどの楽器にも装備します。すべて洗練された操作画面によって直観的に扱え、創作意欲を刺激し、音色をミックスに合わせて最適に微調整できます。
また、キースイッチによるアーティキュレーション操作で、ダイナミックかつバラエティ豊かな演奏も可能です。
Falconを用いれば、より深い調節とマクロチューニングが可能になります。
ジャズギタリスト DJANGO REINHARDT に捧ぐ
Gypsy Jazzy
Gypsy Jazzy には、 マルチサンプリングされたハイクォリティのドラム、ベース、リズムギター、バイオリン、クラリネット、アコーディオンが、ソフトウェア音源として収録されています。
加えて、Gypsy Jazzy にはコンストラクションキットと UVIrtualBand による鍵盤操作で、バンドアンサンブルがテンポとコードにリアルタイムに追従します。
気分や必要応じてラインを変更したり、熟練したプレイヤーのリズム演奏をアンサンブルに加えるなど、Gypsy Jazzy はそのニーズにお応えします。
このジプシースウィングのための包括的なコレクションには、ビンテージジャズのサウンドを幅広く網羅し、最高級のサウンド、ヴィンテージ感と本物のジャズの雰囲気を実現します。
伝統的な奏法を再現する音源です。通常の用途に特化した最小限のコントロールパラメーターが用意されています。
ドローンと開放弦のチューニング、ベロシティシーケンサー、キーノイズ量、3つの独立したマイクボリュームを扱うことが可能です。
この音源のために開発されたパフォーマンススクリプトは滑らかなサンプル切り替えを実現、ギタープレイのような自然なハンマリングオンとプリングオフを可能にします。
そしてナチュラルな撥弦もこの先進的なスクリプトによるものです。
さらにコンボルーション、ドライブ、EQ、コーラス、フェイザー、ディレイ、アルゴリズミックリバーブの充実したエフェクトで、音色をより魅力的仕上げます。STRUMは、忠実なエスニックサウンドが欲しい時に最適です。
パッケージ数こそ少ないですが、相変わらずの充実した内容ですね。
個人的にイチオシなのはNagoya Harp
コレ「大正琴」なんですよ!!
マジで大正琴のソフトウェア音源とか胸熱すぎます。
サラッと紹介しましたが、ようやく読みやすい分量になった気がしますw
まだ紹介できていないUVI製品は次回ご紹介させていただきますので、ご期待ください。