OTAIRECORDてらにしです。
2023年5月25日(木)、KORG名古屋営業所にて行われましたARTinoiseの商品説明会へ私てらにしが行って参りました。
アコースティック+デジタル+MIDIコントロールまで..!!
“高性能ハイブリッドリコーダー”
Artinoise社「lunatica」のご紹介!
イタリアの「ARTinoise 」から発表され、今回ついに日本上陸した高性能ソプラノリコーダー「lunatica」。
第一印象はさすがイタリア製と言わんばかりの洗練されたデザイン。何やら色々出来そうな、最先端のリコーダー..??
実際に触ってみると、想像以上に多機能で高性能。「リコーダー」の枠を遥かにに超えていると実感しました。
「lunatica」とアプリ「re:corder」の魅力に迫ります。
①「lunatica」本体について
先ほどチラっと書かせて頂きましたがこちらのlunatica、
まずは一般的なリコーダーとして鳴らすことが可能。手にとった瞬間からすぐに音を出すことが出来ます。
そしてお次は専用アプリ「re:corder」とBluetooth接続し、
32種類のハイクオリティな音色を自由に選択し、鳴らすことが可能。
↓透明なキャップ部分を取り外すことで一般的なリコーダーとしてそのまま使用可能。デジタルの場合はこれを取り付け音を発しなくなる仕組み。
そしてなんとMIDIコントローラーとしての機能も搭載!
外部音源・機器と接続し、ライブでの使用はもちろん、多くの主要DAWに対応しており、音楽制作時のMIDIコントローラーとしても活躍します。
さらに凄いのは、「形に捉われない演奏方法」
左から ①吹く ②咥える ③弾く ④動かす
そう、リコーダーとして「吹く」事による演奏はもちろん、(ブレスセンサー)
キーボードのように置いて「弾く」ことでの演奏(静電容量式タッチセンサー)
咥えたり口元に「触れる」ことでの演奏(リップセンサ-)
lunatica自体を「動かす」ことによる演奏(加速度センサー)
様々な奏法が可能。手軽に”持ち運べるサイズ感”でありながら、
用途に合わせて幅広いシーンで活躍する、
超便利・多機能な革新的な楽器なのです!
②アプリ「re:corder」で広がる可能性
lunaticaアプリの3つのモード
・学習モード―様々な楽譜の演奏に挑戦し、演奏できると次の楽譜のロックが解除される。ゲーム感覚で楽しく練習が出来る。
・演奏モード―トラディショナル、クラシック、ポップスなどの曲が多数収録されており、全ての楽曲が順序なく演奏できる。
・デュオモード―一代のスマホやタブレットに同時に複数のlunaticaをBluetooth接続可能。異なる音色でアンサンブルを行ったりと合奏が楽しめる。
演奏を自由にするアプリ機能
ご紹介したい機能は沢山ありますが、今回は”特に凄い!”と思ったこのアプリの機能をご紹介します。
・運指のカスタマイズ!
アプリ上で「1音ずつ」簡単に運指のカスタマイズが可能。例えば凄く難しい運指の場合、そこだけ押さえやすい運指に設定したり。
自分だけのカスタマイズで自分が最も演奏しやすい、自分だけのオリジナルlunaticaにすることが出来ます。
・サウンドモジュレーション、エフェクトのカスタマイズ!
ビブラートなどエフェクトの切り替えはもちろん、個人的には「MIDIコントローラーとして使う場合」に重宝するなと感じました。
lunaticaには様々な奏法がある為、
弦楽器の打ち込みなど、人間的な強弱がつけたい!⇒ブレス(吹く)ことで表現
シンセのカットオフなどパラメータを弄りたい⇒加速度センサー(動かす)ことで表現
少し触っただけで「これはMIDIコントローラーとして便利だ」と感じたので、使い込めばもっと便利な使い方がきっと見えてくるでしょう!
↓おしゃれな専用ケースも
まとめ
ご紹介したい機能はまだまだ沢山ありますが、ひとまず主な機能だけでも非常に柔軟かつ高性能な楽器であることがおわかり頂けたかと思います。
是非、ひとりでも多くの方にこの楽器の持つ魅力と可能性を知って頂けたら幸いです。
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