坪口昌恭さんのの著書『神曲のツボ! 「カッコいい」の構造分析』のトークイベントをOTAIRECORDがサポートします。
OTAIRECORDようすけ管理人です。
ジャズミュージシャンである坪口昌恭さんのの著書『神曲のツボ! 「カッコいい」の構造分析』
https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/32152
を皆さんはお読みになったことがあるだろうか?
普段皆さんが音楽を聴いていて「これ好き!」とか「これかっこいい」とか思った事がない人はいないと思う。
レストランに行ったとき、おいしい料理に出会ったとき
レストランに行っておいしい料理を食べたとき。
単純に「おいしい!HAPPY!」と思うだけの人も多いと思う。
半面、実際に料理に深い関心があったり、料理を実際にする人なら、このおいしさはなぜ実現しているのだろう?と思う人もいる。
自分の興味のある対象物に対して「もっと知りたい」と好奇心を掻き立てるのは、私は素晴らしいことだと思う。
今までの音楽史の探求、現代の音楽の探求
今まで人類が生み出してきた様々な音楽を研究している人は多い。
何故この曲は美しいのか、なぜ明るい気持ちになるのか、暗い気持ちになるのか?
そうして産み出された音楽理論の多くはクラシック音楽が一番深く体系化されている。
しかし近代においては、パッケージメディアの登場や情報爆発などの理由で音楽は多様化している。
西洋音楽を中心に回ってきた音楽史は情報の解放と共に、地球規模の音楽情報が爆裂している状況である。
坪口さんの著作は、近代の人類が摂取しているポピュラー、ジャズ、ロック、ダンスなどに真正面から切り込み分析をした素晴らしい試みである。
多くの先達により産み出されてきたディスクガイドや音楽評論も良いが、この著作は楽曲の構築分析に焦点を当てている。
どこの店がおいしいか?誰の作る料理がうまいか?にとどまらず、料理のレシピやコツのところまで切り込んでいる。
私はこの著作を読ませていただいたとき、目から鱗が出る思いだった。
しかも題材が幅広く、坪口さんのフラットな視点が私は大好きだ。
坪口さんの著作をテーマにしたトークショーを行います。
2023/1/8(SUN)この本をテーマに坪口さんにお話をお伺いする貴重なイベントが名古屋のfab cafeで行われる。
チャーリーパーカーから、きゃりーぱみゅぱみゅ、マイルスデイビスからビョークまでバラエティに富んだ楽曲を坪口自ら解説をしてくださるトークイベント。
私は恐縮ながら聞き手の役をやらせていただきます。
お誘いいただいたオーガナイザーの大和 比呂志さん、fab cafeのサイトウさんにも感謝します。
チケットはだーいぶ少ないらしいですが、興味ある人は、予約をしてお越しください。
(煽りじゃなくてほんとあとわずかみたいなので、なくなったらごめんなさい。名古屋に来れないよ、って人はオンラインもあるので、そちらもよろしくお願いします。)
↓チケット申し込みはこちら
https://fabcafe.com/jp/events/nagoya/230108_kamikyoku_almf/