1.レコボからただエクスポートするだけでなく、ジャンルやプレイリストでフォルダ分けした音源も入れておくこと
Rekordbox対応の現場ならいいですが、対応していない時のために、USBの中で階層分けした楽曲データも持ち歩きましょう。
このようにしておけば、例えば、レコボ非対応だったり、DJソフトですることになっても、整理された楽曲データでDJをすることができます。
iTunesのプレイリストを元に、簡単にUSBにフォルダ階層を作りたい場合は、こちら(英語です)をご覧ください。
2.一般的なDJセットの、最新ファームウェアを入れておく
見た目が一緒だからと、馴染みのDJセットであるとは限りません。最新のPioneer DJ機器、CDJ-2000NXS、CDJ-2000NXS2、XDJ-RX、XDJ-RX2などは現場でよくみるので、ファームウェアを入れておくといいかもしれません。
例えば、XDJ-RXの初期の頃のファームウェアでは、バグがあり、もしそんな機器に遭遇したらすぐにアップデートできるようしておくのもいいかもしれません。
2018/10/10追記 クラブやバーの機材などは、勝手にアップデートせず、何かトラブルがあった際には、お店の人に相談しましょう。
3.連絡先を記載したテキストファイルを入れておこう
説明は不要かもしれませんが、実例をご紹介します。
自宅で、他のDJを招いてバック・トゥ・バックでDJをすることはとっても楽しいと思います。
ただ翌日にはDJ機材のそばがこんなことになっていることがよくあります。
誰のUSBなのかの当てなきゃならないのと、グループチャットで確認をする羽目になります。
一番最初の階層に連絡先を書いたテキストファイルを入れておくと、拾った人がパソコンにさして以下の画像のように確認ができます。
4.ステッカーでデコって、混乱を防ごう
よくあるのが、だれのUSBが刺さっているのか分からなくなること。分からなくなって急遽ループをかけて時間稼ぎをすることも。
簡単な回避方法は、創造力を働かせ、USBをデコること。真っ暗なクラブで見分けられることを意識しよう。
上記の画像では、ステッカーと銀色のホイッスルを付けて見分けがつきやすくしています。
キーチェーンが付けられるUSBなら、キーチェーンをつけること。下のようにピンク色のファーボールをつけるのもわかりやすい。
5.CDJ,XDJの設定をエクスポートしよう
CDJ、XDJにただUSBをさすだけで準備が整うことは最高ですが、CDJの設定がいつもと全然違っていたらどうしますか?
この問題を避けるためにはRekordboxの設定をそれぞれのUSBにエクスポートすること(マスターテンポ、CDJ・Vinylモード、クオンタイズ設定に要注意)。
下の動画は、ちょっと古いRekordboxの解説動画ですが参考になります。今も基本的には一緒ですので、参考になるかと思います。
6.DJミックスをまるっと入れておくこと
DJミックスをまるまる入れておくと下記の理由でいいです。
- 交代できる人がいない中、トイレに行きたくなった
- 問題が発生したときの、バックアップとして
- パーティーが始まるまで、何かしなきゃいけないときにBGMとして
いくつかのミックスを入れておき、すぐに再生できるように分かりやすくしておくことをオススメします。ラウンジでテンション高いエレクトロをかけないためにも、ジャンル別に分けておくことも大事ですね!
7.DJソフトのコピーを入れておこう
TraktorやSeratoを使うことに慣れている場合、それぞれのインストーラーをUSBに入れておくこともオススメです。パソコンを盗まれたりした場合に、他の人のものを借りたときなどにいいかもしれません。
認証用のシリアル番号や、マッピングファイルなどの設定ファイルも入れておくといいかもしれないですね。
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