Cerwin-Vega!は1954年、航空宇宙エンジニアGene Czerwinski (ジーン サーウィンスキー氏)によって設立されました。
大の音楽ファンであったサーウインスキー氏は、どうすれば家のなかでライブの感動を再現できるのかという考えに基づいて開発をスタート。ついには基本概念とも言える 「高性能ドライバー搭載、高い耐久性、ハイコストパフォーマンス」 を実現させました。この考えは、創設以来、Cerwin-Vega!に50年以上もの間、受け継がれています。 Cerwin-Vega!は、30Hzで130dBの能力を持つ“38センチウーハー”のサウンドシステムが、ホームオーディオで急成長すると同時に、70年代の初めには、ローリングストーンズ、デビッドボーイなどのPAサプライヤーとしても活躍しました。
また、1974年公開の映画「大地震」などで使われた音響効果“センサラウンド方式”は、当時の映画界にある種の革命を起こしました。この方式には映画館をまさに「大地震」のように揺らすための、パワフルな低音ユニットが必要とされ、ここにCerwin-Vega!のサウンドシステムが採用されたのです。この方式により、当時の「Eシリーズ」のバスホーンとウーハーは、大きく飛躍することができ、一つの時代を築いたといえます。
センサラウンド効果とCerwin-Vega!は、1974年に技術部門でのアカデミー賞(Academy Award for Special Technical Achievement in 1974)を受賞したことでも知られています。 約65年間培った、Cerwin-Vega!の徹底されたPAサウンドの追及を感じてください。