タンテでPCDJしたい時、まず最初に知らなければならいこと!

こんにちは!オタレコさがわです。DJコントローラーをお使いの方や、レコードをお使いの方で、パソコンとタンテを使った組み合わせのセッティングに興味がある方も多いと思います。今日は、そんな方々にまずはどのような仕組みでそれらのセッティングが可能なのか改めて基本についてご紹介です!

一度分かっちゃえば意外と仕組みは簡単。タンテを使ったPCDJ!

タンテを使ってパソコン内の楽曲データを操作してDJをすることを一般的にはDVSと呼びます。デジタル・バイナル・システムの略称です。

Digital Vinyl System

DVSとは

このDVSを実現するのに必要なものは基本的に以下です。

  • 専用レコード(コントロールバイナル)
  • タンテ、DJミキサーなど
  • オーディオインターフェイス(DJミキサーに内蔵されているものもあります)
  • パソコン
  • DJソフト

音声信号の流れを考えよう

音というアナログ情報をデジタル信号に変換してからパソコン内に取り込み、パソコン内のデータに反映します。

次に、パソコン内で再生した音がまたアナログ情報に変換されて出力されます。

上記の流れを実現するために、ピーという音声信号が録音された専用のレコードと、信号をアナログとデジタルに変換するオーディオインターフェイスが必要になるのが分かりますね。※注意しなければならいのが、専用のレコードがDJソフトによってそれぞれ異なるということ!

【1】ターンテーブルの針が「今レコードの**分**秒**の部分を再生している」という情報を専用のコントロールレコードから音で拾い上げます。

【2】その情報はオーディオインターフェースを通じてパソコンに送られます。

【3】パソコンは、その情報の通りに再生中の曲の**分**秒**の部分の音をオーディオインターフェースに返します。

【4】オーディオインターフェースからミキサーなど音声信号が送られ、音が出力されます。

基本の流れをおさえておけば、DVS使用環境下で不具合が起きたときも問題箇所を発見しやすいかもしれないですね!

CDJではできないの?

可能です。CDやUSBで、上述したコントロールバイナルに録音されている音声信号が再生できればDJソフト側が解析してくれます。

コントロールCDと呼ばれていたりします。商品として販売されていたり、各DJソフトの公式サイトからデータでダウンロードして自分で作ることも可能です。

オーディオインターフェイスがないのにDVSをやってた。どうやるの?

よーく見ると、DJミキサーにUSBケーブルなどでパソコンを接続している場合かと思います。

要するに、DJミキサー内にオーディオインターフェイスが内蔵されていて、アナログ-デジタル音声の相互変換をDJミキサーができて、パソコンに信号を送っている、ということです。

●オーディオインターフェイスを別で用意したくない、シンプルなDJセット、もしくは特定のDJソフトに特化したDJミキサーでDJセットを組みたい方は、オーディオインターフェイス内蔵のDJミキサー

●音質や機能が好きなDJミキサーがDVSに対応してなければ、オーディオインターフェイスを別で用意する

などといった形でDVSのセットを考えることになります。

※ ※ ※

以上、これからDVS対応のDJセットを組んでみたい方や、既存のDJセットをDVS対応されたい方に、基本について改めてまとめてみました!

オタレコにはDVSがはじめやすい特別セットもありますので、そちらをご検討いただくと更に導入しやすいかもしれないですね!

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