DTMスクールの機材紹介!

先日開講したHIROSHI WATANABEによるDTMクラスですが、入会前後にスクールで使用している機材についてご質問が多くあったため、簡単にご紹介させて頂きます!

DAWソフトはAbleton Liveを使用

まずパソコンで作曲するために必要な、中枢となるDAWソフトはAbleton Liveを使用しています。

作曲家の中でも、特にダンスミュージック系のアーティストに人気のソフト、Ableton Live。ループ音源を取り扱う事に非常に長けています。

HIROSHI WATANABEクラスにて生徒さんが課題で取り組んでいる、”いつまででも聴けるループの制作”にも一役買っています。

スクールのパソコンには最上位版のSuiteが入っています。

 

オーディオインターフェイスはNI KOMPLETE AUDIO2を使用

次に肝心なものはオーディオインターフェイス。
スクールではNative Instrumentsの新製品、KOMPLETE AUDIO 2を使用しています。

オーディオインターフェイスは必要なのか?

オーディオインターフェイスは、特にDTMを始めた時は何故必要か分からない方も多いと思います(私もそうでした)。
オーディオインターフェイスとは、簡単に言うとパソコンの中にある音データをアナログ信号に変換したり、その逆を行なったりするものです。
パソコンの中に入っている音データはデジタルデータなので、皆さんの鼓膜に音が届くまでに、どこかでアナログの電気信号に変換してスピーカーに送らなければなりません。
その大事な役目がこのオーディオインターフェイスというものです。(アナログ=A、デジタル=Dとして、D/A、A/Dと表記することもあります。)
もちろんパソコン自体にもそれが内蔵してあるので、パソコンのスピーカーでも音楽を楽しむ事は出来ますが、作曲など、より正確な音を聴き分ける必要がある場合には内蔵のものでなく、しっかりしたオーディオインターフェイスが必須と言えます。
また例えば、ボーカルやギターを録音したいという時にも、オーディオインターフェイスがあれば良い音で複数の音を録音する事が出来ます。
そんなオーディオインターフェイスですが、各メーカーさんがかなりの勢いで商品を出しているので、選ぶ際は迷う事必至です!(笑)

スクールでKOMPLETE AUDIO2を選んだ理由

今回スクールでAUDIO 2を選んだ理由としては、以下の3つです。購入時に何かヒントになれば幸いです。

1.操作がシンプル

まずここがめちゃくちゃ重要です。ただでさえ機器の設定に翻弄されがちなDTM、出来るだけ説明書は開かず直感的に始めたいものです。
AUDIO 2は本体を見ただけで、ほぼ全ての機能が瞬時に分かるように設計されています。生徒さんにも、ほぼ使い方の説明はした事がありません。
シンプルな機材って意外と作るのが難しいのですが、これは良くデザインされていますね。
あとはトップパネルに付いている大きなボリューム用のノブが制作時にかなりストレスを軽減してくれるので、ここもポイントが高いです。

2.INPUT端子が2つある

実はAUDIO 2 には弟分的なAUDIO 1という製品もあります。

これはこれで良い製品で、しかもAUDIO 2より約4,000円安く、初めは喜んでこれにしようと思っていました。が、しかし!
HIROSHI WATANABEクラスの生徒さんなら、遅かれ早かれハードウェアのドラムマシンやシンセサイザーを作曲に取り入れる方も出てくると思います。
AUDIO 2のようにINPUT端子が2系統あれば、ハードウェアからの音源をステレオで取り込めるので、今後の拡張性も大きく変わって来ます。

ここは先読みしてAUDIO 2の方をスクールにインストールしておきました。OUTPUTの端子がTRSというのも良いですね。パソコンのみで完結させる方はAUDIO1でも十分かと思います。

3.お手頃価格&充実のバンドルソフトウェア!

これはどちらかと言えば生徒さんにオススメしやすい理由に入ります。
まず価格は、AUDIO1より高いとは言え、なんと投稿日現在で、税抜き13,000円以下!
それでこのクオリティーのものが手に入るのは、もはや反則です(笑)。
更に、以下有能なソフトウェアたちも付属しています。
Ableton Live 10 Lite、MASCHINE Essentials、MONARK、REPLIKA,PHASIS、SOLID BUS COMP、KOMPLETE START
この辺り、ソフトウェア音源にも強いNative Instrumentsならではのボリュームです。
今からDTMを始める人にとっては、揃えておけば良いスタートが切れそうですね!

 

 

MIDIキーボードはNI KOMPLETE KONTROL M32を使用

作曲するに当たり、無くてはならないもう一つのものがMIDIキーボード。スクールでは、Native Instrumentsの新商品、KOMPLETE KONTROL M32を常設機材として使用しています。

スクールでKOMPLETE KONTROL M32を選んだ理由

M32を選んだ理由は、以下の通り3つあります。

1.コンパクトである事

このM32、DTMクラス開始前に、HIROSHI先生へ製品の紹介をしたのですが、数日後に現場のセットを観に行くと早速導入されていました(笑)。

これが物語っているように、とにかく省スペースでも機能的に働いてくれるMIDIキーボードは、スクールとしても大変助かります。特に25鍵だと少し足りないなという方には持ってこいだと思います。

2.KOMPLETE KONTROLソフトウェアとの連携がスムーズ

これはNative Instruments社のMIDIキーボードなので、当然と言えば当然ですが、大多数の方がお持ちのKOMPLETE KONTROLソフトウェアとの相性は抜群です。(持っていない方もバンドルされています。)またLogicやAbleton Liveを使用する際も、上側の8つのノブで各トラックのボリュームやパンをコントロールをする事が出来ます。是非下の動画で使用感をチェックしてみてください。


この辺り、スクールでスムーズで作曲してもらうためには非常に大事なポイントですね!

3.充実のバンドルソフトウェア!

これはAUDIO2にも言えますが、とにかくソフトウェアが豊富!スクールのパソコンにも全てインストールしています。以下、バンドルされているソフトウェアです。
Ableton Live 10 Lite、MASCHINE Essentials、KOMPLETE KONTROLソフトウェア、MONARK、REAKTOR PRISM、SCARBEE MARK I、KOMPLETE START

ちなみにこのM32HIROSHI WATANABEクラスご入会の方全員に無料でプレゼントしています!

以上、DTMクラスの機材紹介でした!
是非気になった方はHPをチェックしてみてください。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA