オタイレコードあっちです!今回のリコメンドコーナーはグラミー賞特集です!

映画でいうアカデミー賞のようなものでしょうか。
その年の名誉のある作品に贈られるこの賞は世界中の音楽家、リスナー、バイヤーやディレクター達が注目する賞です。

オタレコも勿論便乗wしまして特集しちゃいます。ぜひチェックしてみてください!
と、その前に、簡単な説明を。





2このよく耳にするグラミー賞。
この賞は音楽業界において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃えるものです。


簡単にまとめますとその年の音楽業界に大きな影響を与えた方々に与えられる賞です!

というわけで今回はグラミー受賞作品スペシャル!


今年の(第52回)グラミー賞を受賞したアーティストの作品を含む関連アナログ盤をわかりやすくご紹介します!




と、その前に「主要4部門」とされる代表的な賞のご紹介。

実はこの賞の意味合いってなかなか知られていないのでこの機会にチェックしてみてください。
来年からのグラミーが更に面白くなりますよ!

●最優秀レコード賞[Record of the Year]
  対象期間内に発表された最も優秀な録音に贈られる。アーティストを
  始め、プロデューサー、エンジニア、ミキサーなどレコーディングに
  携わった人全てが授賞の対象。


●最優秀アルバム賞[Album of the Year]
  対象期間内に発表された最も優秀なアルバム作品に贈られる。アーティ
  ストを始め、プロデューサー、エンジニア、ミキサーなどレコーディン
  グに携わった人全てが授賞の対象。


●最優秀楽曲賞[Song of the Year]
  対象期間内に発表された最も優れた楽曲に贈られる。録音したアーティ
  ストではなく、作詞・作曲したソングライターが授賞の対象。


●最優秀新人賞[Best New Artist]
  対象期間内に楽曲を発表し、選考委員であるNARAS会員が最も優秀な
  新人だと思うアーティストに贈られる賞。



それでは早速今年のウィナーのご紹介です!!
洋楽初心者もコレをチェックするだけで音楽業界がまるわかりかも!!


ジャケット画像をクリックすると商品ページを確認することができます。
最優秀アルバム賞 テイラー・スウィフト
「Fearless」
20歳という年齢でしかもカントリーのジャンルでグラミーを獲得したまさにシンデレラストーリー!
最優秀レコード賞 キングス・オブ・レオン
「Use Somebody」
サマーソニックやフジロックにも出演したキングスオブレオンがレコード賞を獲得!
最優秀楽曲賞
ビヨンセ
「Single Ladies」


PVも強烈だったシングルレディーズが今年の楽曲賞を獲得しました!
最優秀新人賞 ザック・ブラウン・バンド カントリー・シングル・チャートを賑わせたザックブランバンドが最優秀新人賞を獲得!
最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞
ビヨンセ
「Halo」

ダンスリミックスも多数リリースされ各メディアでパワープレイされたHaloがパフォーマンス賞を獲得!
最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞 ジェイソン・ムラズ
「Make It Mine」
サーフミュージックファンに大好評だったMAKE IT MINEが男性部門のヴォーカルパフォーマンス賞を獲得!
最優秀ポップ・パフォーマンス賞(デュオまたはグループ)
ブラック・アイド・ピーズ
「I Gotta Feeling」


デビットゲッタプロデュースによるフロアヒットI Gotta Feelingがポップパフォーマンスを獲得!
最優秀ポップ・コラボレーション賞(ボーカル有) ジェイソン・ムラズ&コルビー・キャレイ
「Lucky」
コラボレーション部門でもジェイソン・ムラズが獲得!
最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞
ブラック・アイド・ピーズ
「The E.N.D.」

ポップボーカルアルバム部門では前衛的なタイプのプロダクトでも高評価を得たBLACK EYED PEASの「THE END」が受賞!
最優秀ダンス・レコーディング賞
レディー・ガガ
「Poker Face」


とにかく09年の音楽界を盛り上げたレディガガ!ダンスレコーディングでの受賞となりました。
最優秀エレクトロニック/ダンス・アルバム賞
レディー・ガガ
「The Fame」
続いてエレクトロニックアルバムの賞も目出度くレディガガが受賞しました!
最優秀ソロ・ロック・ボーカル・パフォーマンス賞 ブルース・スプリングスティーン
「Working On A Dream」
前作以上にポップ感の漂う作品となったブルーススプリングスティーンの「working on a dream」がソロのロックパフォーマンス賞を受賞。
最優秀ロック・パフォーマンス賞(デュオまたはグループ) キングス・オブ・レオン
「Use Somebody」
HIP HOPというカテゴリーにはまりきれませんがあえてこのアルバムは前衛的な試みをするという意味で列記とした09年を代表するヒップホップアルバムになりました。
最優秀ハードロック・パフォーマンス賞 AC/DC 「War Machine」 ハードロックのヴォーカル部門ではAC/DCの新作が受賞!
最優秀メタル・パフォーマンス賞 ジューダス・プリースト
「Dissident Aggressor」
68年の結成以来現在も走り続けるシューダス・プリーストがメタルパフォーマンス賞を受賞!
最優秀ロック・ソング賞 キングス・オブ・レオン
「Use Somebody」
最優秀レコード賞を獲得したキングスオブレオンがロックソング部門での楽曲賞も受賞しました!
最優秀ロック・アルバム賞 グリーン・デイ
「21st Century Breakdown」
ビルボードでも1位を獲得した8枚目のアルバム「21世紀のブレイクダウン」がロックアルバム賞を受賞しました!
最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞
フェニックス
「Wolfgang Amadeus Phoenix」


エレクトロサイドのリミックスも多数製作されたPHOENIXの新作がオルタナティブアルバム賞を受賞!
最優秀女性R&Bボーカル・パフォーマンス賞
ビヨンセ
「Single Ladies (Put A Ring On It)」


R&Bヴォーカルパフォーマンス賞でもビヨンセが堂々の受賞!今年もまだまだ使えそうな名曲です!
最優秀男性R&Bボーカル・パフォーマンス賞
マックスウェル
「Pretty Wings」
MAXWELLのなんと8年ぶりとなった新作からプリティウィングスが男性R&Bヴォーカル部門で賞を獲得!
最優秀R&Bパフォーマンス賞(デュオまたはグループ、ボーカル有)
ジェイミー・フォックス&T・ペイン
「Blame It」
俳優としても大活躍。ジェイミーフォックスとT-PAINのコラボがR&Bパフォーマンス賞を獲得。
最優秀トラディショナルR&Bボーカル・パフォーマンス賞 ビヨンセ
「At Last」
オバマ夫妻を前に歌い上げ話題となったエタ・ジェイムズの名曲のカヴァーがトラディッショナルR&Bヴォーカル賞を獲得!
最優秀アーバン/オルタナティブ・パフォーマンス賞 インディア・アリー&ドベ・ニャオレ
「Pearls」
インディア・アリーとアフリカンシンガー、ドベ・ニャオレのコラボレーションがオルタナティヴパフォーマンス賞を受賞。
最優秀R&Bアルバム賞
マックスウェル
「Blacksummers’ Night」

最も優れたR&Bアルバムとして今年選ばれたのはMAXWELLの8年ぶりの新作BLACK SUMMERS NIGHT!
最優秀コンテンポラリーR&Bアルバム賞
ビヨンセ
「I Am… Sasha Fierce」


現在のR&Bシーンの代表作品に贈られるコンテンポラリー賞はやはり!ビヨンセの「I AM...」が受賞!

右のアイテムは「I am...」に収録されたsweet dreams!
最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス賞
ジェイ・Z
「D.O.A. (Death of Auto-Tune)」


その年の代表するラップのソロパフォーマンスに贈られるこちらの賞にはオートチューンに反発をした衝撃作「D.O.A.」が受賞!
最優秀ラップ・パフォーマンス賞(デュオまたはグループ)
エミネム、ドクター・ドレー、50セント
「Crack A Bottle」
ラップパフォーマンス、グループ部門ではエミネムの久々の新作となる「リラプス」のシングルが受賞!
最優秀ラップ・歌曲コラボレーション賞
ジェイ・Z、リアーナ、カニエ・ウェスト
「Run This Town」


コラボレーション部門ではUSシーンのトップ3人によるコラボ作品「RUN THIS TOWN」が見事に受賞!
最優秀ラップ・ソング賞
ジェイ・Z、リアーナ、カニエ・ウェスト
「Run This Town」


同じくラップソング賞でもJAY-Zのヒットシングル「RUN THIS TOWN」が受賞しました!
最優秀ラップ・アルバム賞
エミネム 「Relapse」

最も優秀なアルバムに選ばれたのは度々延期が続いた新作「リラプス」が受賞しました。
過去のグラミー賞受賞作品
1965年
最優秀レコード賞

「イパネマの娘」
ジョアン・ジルベルト & スタン・ゲッツ
ボサノヴァを世界中に広めた最高傑作「イパネマの娘」が65年の最優秀レコード賞を受賞。
1979年
最優秀レコード賞

「Just the Way You Are 素顔のままで」
ビリー・ジョエル

あまりにも有名すぎるビリージョエルの名曲が79年の最優秀レコード賞を受賞!
1984年
最優秀レコード賞

「Beat It 今夜はビート・イット」
マイケル・ジャクソン
PVもステキすぎる!マイケルジャクソンの誰も知っている「今夜はビートイット」。84年の最優秀レコード賞を受賞。
2003年
最優秀レコード賞

「Don't Know Why」
ノラ・ジョーンズ


ジャズファン以外の一般層にも物凄い勢いで広まったノラ・ジョーンズ最大の名曲「DON'T KNOW WHY」が03年の最優秀レコード賞を受賞。
2008年
最優秀レコード賞

「Rehab」
エイミー・ワインハウス
おてんば娘!エイミー・ワインハウスの「REHAB」が08年の最優秀レコード賞を受賞!
2009年
最優秀レコード賞

「Please Read the Letter」
ロバート・プラント & アリソン・クラウス

レッドツェッペリンのロバートプラントとアリソン・クラウスによる美しい傑作「PLEASE READ THE LETTER」が09年の最優秀レコード賞を受賞。
1974年
最優秀アルバム賞

「Innervisions」
スティーヴィー・ワンダー

とにかく名曲揃い!ブラックミュージック永遠の名盤となったインナーヴィジョンズが74年のアルバム賞を受賞。
1984年
最優秀アルバム賞

「スリラー」
マイケル・ジャクソン
説明不要。世界で最も売れたアルバム「スリラー」が84年のアルバム賞を受賞。
1988年
最優秀アルバム賞

「The Joshua Tree」
U2

U2最大のヒット、名曲を多数収録したアルバム「ヨシュア・トュリー」が88年のアルバム賞を受賞しました!
2004年
最優秀アルバム賞

「Speakerboxxx/The Love Below」
アウトキャスト


ありとあらゆるメディアでパワープレイされた名曲を多数収録したアウトキャストの大容量アルバムが04年のアルバム賞を受賞!