RELOOPから救世主!Serato DJ Pro専用インターフェース「FLUX」徹底解説!

Serato DJ ProでDVSが可能な外付けインターフェース「RELOOP / FLUX」爆誕!もちろん有償ライセンス不要!

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OTAIRECORDミノルです!
発表された瞬間「待ってました!」が飛び交った新製品、Serato DJ ProのDVSに対応した外付けインターフェースのご紹介!
本日2023年6月18日現在で発売前ですが、最速徹底分析ブログを書かせていただきました!
●外付けインターフェース?何それ?という方はコチラ

 

こちらが噂のRELOOP「FLUX(フラックス)」!

上記のような感じでターンテーブル(またはCDJ)と、DJミキサーの間にかませる形で接続することで、インターフェースを内蔵していないミキサーでもSerato DJでDVSが可能。もちろんプラグアンドプレイ対応なので、有償版ライセンスをお持ちでなくても、誰でも無償でDVSが可能です!

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待望の新しいMac、新しいバージョンのSeratoに対応する外付けインターフェース!

RELOOPの「FLUX」はSerato DJ Pro専用のインターフェースで、過去でいうところのSL2~4シリーズなどのように、有償ライセンス不要でSerato DJ ProでDVSを可能にする外付けインターフェースです。

過去にRANEからSL2、SL3、SL4といった同様のインターフェースが販売されていましたが、サポートが終了し、新しいMac OSや新しいバージョンのSeratoに対応しないことで、新しくDJを始めた方や、パソコンが壊れて買い替えたなどで新しいMac OSを使わざるを得なくなった方などがたくさん見えました。

ここに来てRELOOPが救世主に!FLUXが発売されたことで最新のSeratoに対応し、再びお好みのDJミキサーでDVSが出来るようになったというわけです!

分かる方は過去にあったRANEのSL3の上位互換と思ってください!

<RANE SL3とのざっくりとした違い>
・音質が良くなった!
・USB端子の形状Type-BからType-Cに変わった!
・USBハブが付いた!
・THRUスイッチが付いた!
・バスパワー駆動可能&別に電源供給用のUSB端子があって専用アダプタなどが不要!

という感じです。
最後の、専用アダプタが不要で、スマホなどのようにUSBケーブル+コンセント変換プラグで給電可能という点はシンプルに嬉しいです。
後述してますが、これによってパソコンを外してもレコードだけのDJがそのままプレイできます。

好きなDJミキサーでDVSが出来るのはいつの時代も最高ですね!
クラシックミキサーをこよなく愛するあなたには是非FLUXの導入を!

 

※【超重要】PC2台接続できません!

PCをつなぐ端子はUSB Type-C端子です。(USB Type-A端子はUSBハブです。)
2つありますが、1つは電源供給用ですのでPCを接続して使うことは出来ません
つまり2台のPCを接続して、Serato→Seratoと音を止めずに交代するということは出来ませんのでご注意ください。

※【からの朗報】レコード1枚挟めば交代可能&アナログレコードのみでDJする人とSeratoでDJする人が混在するイベントはFLUX1台で完璧!

先程USB Type-C端子1つは電源供給用と書きました。
ここにUSBケーブル+コンセント変換プラグを使って電源を供給しておけば、FLUXのスイッチでTHRUにすることが可能です。
(以前の用にSeratoの画面上で「RELまたはABS→THRU」とするのではなく、本体のスイッチを押すだけ。なんとなく楽ですよね。)

そのため、両方のチャンネルでTHRUを押した状態であればパソコンを外しても完全にスルーしてくれるので、そのDJセットはアナログDJセットとして使用可能というわけ。イベントに出演するDJが、レコードだけを使うDJが混在していてもFLUX1台あればバッチリです。
アナログレコードのみを使うDJも増えてきているのでこれはありがたいと思う方多いと思います。

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▼では、開封の儀!


▲こんな感じのかわいらしい箱に入っています。


▲オープン!ピッタピタに几帳面な感じで収められてます!


▲本体はコチラ。金属製のボディーで見た目よりもずっしりしてます。この時点で信頼度高め。横着ですがサイズ感が分かるようにターンテーブルの上に置かせていただきました。手のひらサイズのナイスコンパクト感!


▲裏には厚めのゴム足が4点。


▲付属品は上記のとおり。説明書、ステッカー、USBケーブル×2本、RCAケーブル×2本です。
USBケーブルはType C – Cが1本とType A – Cが1本の計2本。FLUX側のPC接続用のUSB端子はType C端子なので、新しいMacなどType C端子を持ったPCを接続するならC – Cケーブルを。Type A端子を持ったPCを接続するならA – Cケーブルを使えばOK。どちらでも対応できるように2種類入れてくれてるのは販売店としてもありがたすぎますね。
そしてFLUXのOUTPUTからDJミキサーのLINE入力に接続するためのRCAケーブルが2本。必要なものは全部入ってるのですぐに始められます!

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▼いざ、接続していく!


▲今回はアナログターンテーブルを接続します。INPUTのDECK1に左側のターンテーブル、DECK2に右側のターンテーブルを接続します。(DECK3/AUXについては後述!)この時アース線はFLUXに繋いでもDJミキサーに繋いでもどちらでも大丈夫です。
また、必ず確認をしていただきたいのですが、右側にSOURCEというスイッチがあります。お持ちのターンテーブルがLINE出力可能な機種でLINEで接続する場合や、CDJの場合はLINEにしてください。(TechnicsのSL-1200シリーズやPioneer DJのPLX-1000はPHONOですが、PLX-500はターンテーブル本体側にPHONO/LINE切り替えスイッチがついているので、ターンテーブルの出力方式とFLUXの入力方式を合わせるようにしてください。)


▲続いて付属のRCAケーブルを使ってOUTPUTからはDJミキサーのLINE INに接続します。誤ってPHONOに接続すると音が増幅され、過大音量とノイズが発生します。先のINPUTへの接続ではPHONOかLINEかといったやり取りがありましたが、OUTPUT→DJミキサーは100%LINEへの接続のみとなります。とにかくPHONOには繋がないように!


▲USBケーブルでパソコンを接続すると電源が入ります。USBバスパワーですので、電源を取らなくてもパソコンからの給電で使用可能です。
Seratoを立ち上げて使用できるか確認してください。FLUXがサポートされたSerato DJ Proのバージョンは3.0.5ですので、これより前のバージョンのSeratoでは動きません。3.0.5以降のバージョンのSeratoでお試しください。
緑のランプはシグナルランプで、音が出入りすると音量に応じて光ります。「あれ?うまく音が出ない!」という時、どこの接続や設定が間違っているか、このランプを頼りにするとすぐわかります。


▲コントロールバイナルを再生してみました。正常に動作してますね!


▲右側、DECK2のTHRUスイッチを押しました。THRUと書かれた文字の部分が青く光って視認性もGOOD!これを押すだけで右側のターンテーブルはアナログレコードが再生可能になります。


▲FLUXはUSBバスパワーでも駆動しますが、先程のTHRUスイッチを両DECKとも押して完全スルーにしてもパソコンを外したらFLUXへの電源供給が止まってしまいスルーしなくなってしまいます。そこでこの「USB-C DC IN」にUSBケーブル+コンセント変換プラグを繋ぎ、コンセントから電源供給してあげることでパソコンを外しても完全スルー可能です!


▲気になるINPUT「DECK3/AUX」ですが、ここは2種類の使い方があり、DECK1・2同様ターンテーブルをもう1台追加して3台使いすることも可能ですし、ミキサーのBOOTH OUTなどの出力を接続することでAUX入力となり、DJ MIXの録音も可能になります!


▲今回の場合はDECK1・2にはアナログターンテーブルを接続するのでPHONO入力をしましたが、先程書いたようにDJミキサーのBOOTH OUTなどの出力を入れる場合はLINE入力にすることを忘れずに!(この時、間違えてここのスイッチがPHONOになったままで録音をテストしていたので音が悪く、「これはだいぶ微妙だなぁ~」と思ってたのですが、私の凡ミスでした。皆さんもご注意ください!)


▲というわけでちゃんとSOURCEスイッチをLINE入力にして録音した音源を聞いてみましたがバッチリ!しっかりキレイに録音できてました!


▲続いてこちらの「HUB」。こちらはあくまでUSBハブですので、何か繋がなければいけない端子ではありません。もしSeratoに対応したMIDIコントローラーなどをお持ちであれば、ここにつなぐことでパソコンに繋いだことと同じことになります。パソコンのUSBの空きが少ない場合は便利ですよね!


▲試しにPioneer DJのDDJ-XP2をつなぎました。もちろんちゃんと通電し、ちゃんと使えました!


▲この通り、FLUXを使ってSerato DJ ProでDVSが出来、外付けのMIDIコントローラーも使用することが出来ています。
(ここで例として使ったDJミキサーがSeratoインターフェース内蔵のDJM-S11なのでちょっとややこしくてすみません!パソコンとDJM-S11は繋がっていません。別の古い昔のDJミキサーが置かれていると思って見てください。笑)

 

以上です!

過去にRANEのSLシリーズや、DENON DJのDS1などを使ったことがある方はフンフンと思って見ていただけたと思いますが、「やっぱりよくわからない!」という方や「イベントに持ち込んでこういう風にした場合はどう?」みたいなご質問がある方はお問合せフォームよりお気軽にお問い合わせください!

 

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