【中古品】YAMAHA/プリメインアンプ/A-S2000
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商品タイプ | 内容 | 送料 |
---|---|---|
A | アクセサリー類 | 480円 |
B | プレーヤー類 | 980円 |
C | アンプ・スピーカー(ブックシェルフ)類 | 1,800円 |
D | スピーカー(トールボーイ)類 | 2,800円 |
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こちらの商品は、中古品となります。
動作状態:A
外観状態:B
中古品ですので多少の使用感はございますが、全体的に綺麗な状態です。
付属品:取扱説明書、リモコン、電源ケーブル
オーナー:1オーナー
使用期間:5年
希望小売価格:199,000円(税抜)
YAMAHA A-S2000
YAMAHAのプリメインアンプ A-S2000を入荷致しました。
1960年代にフルトランジスター方式のHiFiオーディオアンプが本格的に普及し始めてから、40年以上の歳月が流れました。
1970年代には特性の揃った大出力PNP-NPNトランジスターの誕生によって現在の主流であるピュア・コンプリメンタリー方式のパワーアンプが完成し、これが今に続くHiFiオーディオアンプの基本形として長らく重用され続けてきたことは、オーディオ技術に明るい方には改めて説明申し上げるまでもないでしょう。
いっぽう近年では、変換効率や動作の均一性に優れるデジタルパワーアンプの台頭ぶりにも注目すべきものがありますが、デリケートな音の表現力や趣味性の高さが第一に求められるHiFiオーディオアンプの分野において、アナログ増幅に取って変わられる存在へと成長するまでには、まだ解決すべき課題が少なからず存在するのも事実です。
それでは、オーディオファイルのためのHiFiオーディオアンプは、この先どちらへ向かうべきなのでしょうか。伝統的なピュア・コンプリメンタリー構成のアナログアンプをさらにブラッシュアップし続ける道か。
官能面でのデメリットを克服しながらデジタルアンプの高音質化を目指す道か。
しかしヤマハが選択したのは、そのどちらとも異なる第三の道でした。
コンプリメンタリーではない同一極性のパワートランジスターによって出力段におけるプッシュプル動作の完全対称化(プル-プル化)を実現し、さらにはオーディオファイルの夢とされてきたアナログ信号伝送・増幅の完全バランス化をも併せて可能にする、まったく新しいスピーカー駆動方式=フローティング&バランス・パワーアンプ。
ここにご紹介するA-S2000は、そのフローティング&バランス・パワーアンプを技術的な核に据え、明日のピュアオーディオの進むべき道を求めた次世代型プリメインアンプです。
主な特徴
・全段バランス伝送プリメインアンプ
信号の伝送過程で飛び込むさまざまな外来ノイズを原理的にキャンセルできるバランス伝送は、オーバーオールで採用することにより最大の効果を発揮します。そこでA-S2000では、ラインアンプ〜トーンコントロール〜パワーアンプの主要ステージすべてをフルバランス回路で統一。バランス入力端子〜スピーカー出力端子間の完全バランス伝送・増幅を実現しました。さらに通常のシングルエンド(アンバランス)入力やフォノイコライザーからの出力についても内部でバランス変換を行っており、外的ノイズ(同相ノイズ)に起因する音質劣化を抑止するバランス伝送・増幅ならではのメリットを幅広いソースで活かせるよう配慮しています。
・フローティング&バランス・パワーアンプ
21世紀における、まったく新しいHiFiオーディオアンプ像を求めて到達した結論。それが本シリーズのためにゼロから新設計されたヤマハの特許技術=フローティング&バランス・パワーアンプです。これまで40年近くにわたってHiFiアンプの主流であり続けてきたピュア・コンプリメンタリー回路とまったく異なるこの方式は、出力段の+側と−側に同一極性の出力素子を採用し、NFBラインや電源供給も左右チャンネルそれぞれの+側と−側の計4組を完全独立させることで、出力段におけるプッシュプル動作の完全対称化を目指した独創的な構成。電源供給セクションを含むパワーアンプ全回路はグラウンドから完全にフローティングされ、従来のパワーアンプ回路では顧みられることの少なかった微細な電圧変動やグラウンドを巡る外来ノイズからの影響も徹底的に排除しています。
・フルバランス・コントロールアンプ
A-S2000における信号伝送・増幅のフルバランス化は入力セレクタ−からパワーアンプに至るコントロールアンプ・セクションの全回路(フォノイコライザーおよびヘッドホンアンプを除く)に及んでいるため、理想的な全段バランス動作を遂行するには、増幅回路のみならず音量やトーン調整などの制御系にも正相側と逆相側の高いマッチング精度が求められます。しかしギャングエラーの発生が避けられない従来のアナログボリューム素子では、いかに高精度なパーツを選択したとしても、私たちの要求に完全に応えることはできませんでした。そこで本機では、正確なバランス動作を阻害する調整時の精度差が最小になるよう打ち消し合う3連パラレル駆動の高精度デジタルボリューム素子を正相側と逆相側それぞれに搭載し、それをアナログ式ロータリー・ポテンショメーターで操作するというユニークな方式を開発・採用しました。トーン(バス/トレブル)調整時には3連ボリューム素子のひとつずつをそれらのコントロール用に充当し、トーンディフィート時には3連すべての素子を音量調整用へ振り向けることで、調整時に発生する歪やノイズを原理的にキャンセル。トーン調整時、ディフィート時ともに最善の音質が得られます。
・相互干渉による音質劣化を根絶する電源部
フローティング&バランス・パワーアンプ用に、グラウンドから電気的に隔離された4基の大容量パワーサプライを搭載。またコントロールアンプおよび制御系には電流変化による音質劣化を防ぐ12基のシャント方式ローカルレギュレーターを装備し、クリーンで安定した電源供給を実現しています。さらに専用の大型電源トランスやカーボンシース・ブロックケミコンなど、全構成部品を音質最優先で厳選していることは言うまでもありません。
・ステレオ再生の理想を追求した筐体設計
電源部を中央に、パワーアンプブロックを両端に配置した左右対称コンストラクションによって、2chステレオ再生の基本である左右チャンネルの分離度(セパレーション)と理想的な重量バランスを追求。筐体を前後に貫くセンターフレームや特製メタルレッグ(スパイク/パッド選択式)などによるファインチューニングとも相まって、外部振動に起因する音質的影響を寄せ付けない卓越した機械的剛性と設置安定性も確保しています。
・フルディスクリート構成フォノイコライザー
MC用ヘッドアンプ付きフルディスクリート構成フォノイコライザーを搭載。ご愛用のレコードプレーヤーもフローティング&バランスの高音質でお楽しみください。
・フルディスクリート構成ヘッドホンアンプ
卓越したドライバビリティとダンピングを目指し、ヘッドホン専用に独立させたフルディスクリート構成の贅沢なヘッドホンアンプ。さまざまな負荷インピーダンスに対応する専用レベルトリマーも装備し、高級ヘッドホンの魅力を引き出すピュアで力強い音質を実現しました。
・メインダイレクトスイッチ
お手持ちのプリアンプやAVアンプのプリアウトをMAIN IN端子に接続してセレクタ−をMAIN DIRECTに合わせると、本機が単体パワーアンプとして動作。ホームシアターのフロントchをグレードアップする場合にも有効です。
SPEC
定格出力 90W+90W/8Ω(20Hz〜20kHz、0.02%THD)、150W+150W/4Ω (20Hz〜20kHz、0.02%THD)
実用最大出力(JEITA) 120W+120W/8Ω(1kHz、10%THD)、190W+190W/4Ω(1kHz、10%THD)
最大許容入力 7mV(PHONO MC、1kHz 0.003% THD)、120mV(PHONO MM、1kHz 0.003% THD)、2.8V(CD BAL、CD ect.、1kHz 0.5% THD)
周波数特性 5Hz〜100kHz(CD、+0/-3dB)、20Hz〜20kHz(CD、+0/-0.3dB)
全高調波歪率 0.05%(PHONO MC→REC OUT、20Hz〜20kHz 2V)、0.005%(PHONO MM→REC OUT、20Hz〜20kHz 2V)、0.015%(CD→SP OUT、20Hz〜20kHz 90W/8Ω)、0.01%(CD BAL→SP OUT、20Hz〜20kHz 90W/8Ω)
SN比 85dB(PHONO MC、500μV、input shorted)、93dB(PHONO MM、5mV、input shorted)、100dB(CD、150mV、input shorted)(IHF-A)
入力端子 6系統(XLR1、RCA4、フォノ〔MM/MC〕1)
出力端子 2系統(プリアウト1、レックアウト1)
消費電力 220W
外形寸法(幅×高さ×奥行) 435W×137H×465Dmm
質量 22.7kg
付属品 リモコン、単3乾電池2本、電源コード(2m)