STUDIO FRANCO SERBLIN (スタジオ・フランコ・セルブリン)の
Accordo(アッコルド)が入荷致しました。
Sonus Faber (ソナース・ファベール)社の創業者であり、20年以上の長きに亘り、同社社長を務めたフランコ・セルブリンが数年の充電期間ののち、第一作のKtema(クテマ)で
衝撃のデビューを果たしてから1年有余の期間を経て、誕生させたスピーカー、それがAccordo(アッコルド)です。
無垢のウオールナット材を寄木細工の技法で作り上げられたエンクロージャーと専用のスピーカースタンドは別筺体ではありますが、事実上の一体構造となっています。
何故、事実上の一体構造と呼べるのかは、Accordo本体にはクロスオーバーネットワークが入っておらず、スピーカースタンドの内部に内蔵させており、アンプとのコネクティング用のスピーカー端子もスタンドに付いているからです。
このスピーカーの音質を一言で述べる事は困難を極めます。
とにかく、「素晴らしい!!」としか言いようがありません。
ご来店いただいてご試聴いただく事がすべてを理解していただく為のベストな選択ですが、ご試聴いただけないかたでも、各オーディオ誌に掲載されているコメントなどをご覧いただけましたら、きっとそこに「 何か 」を感じ取っていただけると思います。
スタジオ・フランコ・セルブリンとは
スタジオ・フランコ・セルブリン と言いますと、聴き慣れないメーカー名ですので、どこ?それ… と思われるかたも多いと思いますが、これは1980年に創業され、1988年に発表されたElecta Amator (エレクタ・アマトール)で一気にその名を世界に
知らしめた、Sonus Faber (ソナース・ファベール)の創設者であり、長年トップを務めた人物、Mr.フランコ・セルブリンが数年の充電期間ののち、満を持して創設したスピーカー専業メーカーの名前です。
昨年夏に衝撃のデヴューを遂げた、Ktema(クテマ)は、フランコの名を改めて世界的に誇示した傑作で、当店も発売当時から展示をし、お客様方からも素晴らしくお褒めの言葉をいただいております。
そのフランコがまさかの意表を突くと申しましょうか、突然のように発表したものが、ここにご紹介させていただく、Accordo(アッコルド)なのです。
幅190x高さ360x奥行き360(mm)と言う、何の変哲もない、小型スピーカー(スタンドを含む高さは1100mmです)なのですが、驚くほどのパフォーマンスを秘めております。
それではその秘密を少しご紹介させていただきます。
・エンクロージャー(スピーカーキャビネット)がいままでにない、造形がなされている事。
・響きが美しく、硬度もしっかりと確保できるウオールナットの無垢集成材を使用している事。
・ユニット間の周波数を分割する為のクロスオーバーネットワークを本体内ではなく、あえてスピーカースタンドの内部に内蔵させた事。
・高価なスピーカーユニットを搭載している事。
・美しいデザインをしている事。
この他にも一杯あるのですが、これ位でご勘弁下さるようにお願い致します。
「音さえよければ良い」ようなものですが、「良いものには必ず理由がある」と思います。
上に挙げたような色々な工夫や、音楽的なセンスの良さなどのあらゆる事の積み重ねが素晴らしい製品を作り上げるものだと思います。
Accordoの全体写真です。
その美しいフォルムに声を失いそうになります。すっきりしていながら優雅な存在感を醸し出す極上のデザインといえましょう。
Accordoのフロント部です。
独特な造形こそSTUDIO FRANCO SERBLINの真髄です。もちろんそれは音の為に存在しています。
Accordoのバスレフポートです。
上質なフェルトがポートの全面に貼られております。
出口のクロームリングもおしゃれです。
Accordoを側面(外側)から
見たところです。
ここから見ると、高さと奥行き(サランネット部も含みます)が同寸法(360mm)なのが分かります。
同じく側面から見たところです。
バスレフポートがあるほう(内側)になります。
Accordoのスピーカーターミナルです。
専用スタンドとの一体構造ですので、ターミナル部はスタンド側に付いております。
プラス、マイナス、それぞれの締めこみ部は、特殊な「二重締めこみ構造」になっており、スペードやケーブルがしっかりと締め込める構造になっております。
Accordoのスタンドフロント部です。
フロント部もサイド部も、美しい曲線を描いているのがお分かりいただけると思います。
Accordoのスタンドサイド部です。
フロント部もサイド部も、美しい曲線を描いているのがお分かりいただけると思います。
Accordoのサランネット上部のクロームメッキ仕上げの枠部分です。
この正面には、「Accordo」の名前が、上部にはフランコのサインが彫りこまれております。
Accordoの上面です。
この角度から見ますと、Accordoが複雑な造形をしている事が分かります。
Accordoのサランネット部分です。
サランネットもよく見ると(是非拡大してご覧ください。)グラデーションを施してあります。もちろんそこには音質面での配慮がございます。
Accordoのスパイク部です。
FRANCO SERBLINにかかるとパーツ1つとっても、芸術品になり替わります。隙のないこだわりの集積によりAccordoは成り立っているのです。