今回は、この「ACID」(以下ACID)を使用します。
このソフトは、ダンスミュージック製作/編集において昔から人気のソフトで、多くのミュージシャンに愛されてきた「超ド定番」のソフトになります。
また、同じACIDでも、本格的なバージョンや入門モデルなどが存在します。
本格と入門の機能の差は後ほど説明いたしますが、このコーナーで説明する事に関しては、大体入門バージョンで事足りてしまいます。
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ACIDは、要するに「コンピュータを使った音楽ソフト」(DTMソフト=Desk Top Musicソフト)というものになります。
DTMの世界は、初心者には大変難しいとされてきました。専門用語の嵐だったり、PCの知識が必要だったりして、初心者をまるではねつけるかのようです。(ただ、いろんな事を可能にするためにしょうがない部分もあるのです。要するにいちいち説明していたら説明書が百科事典みたいになってしまう(笑)。)
だから、DTMの世界は初心者にはとっても入りにくいのです!!
だけど、このACIDだったら、機能がシンプルな分とてもわかりやすいです!!
しかも、機能がシンプルなのに、かなりかっこいいダンストラックがたくさん作れてしまうのです!
ですから、このコーナーでも初心者の方でもわかりやすいACIDを使うことにしました。
ACIDを購入する前に注意する事がありますので、書いておきます。
ACIDは、パソコンソフトなのですが、インストールできないパソコンがあります。
現在はウインドウズしか出ておらず、また、OSの種類によってはインストールできないパソコンもあります。
必ず購入前には詳しい動作環境を調べて、自分のパソコンでもちゃんと動く、という事を確認してから購入しましょう。
自分のパソコンで動くかどうかの最低動作環境の確認は下記の商品ページから確認できます。
●SONY/音楽制作ソフト/Acid Music Studio 9
【入門者にオススメ】
●SONY/PCソフトウェア/ACID PRO 7
【本格的にやりたい方にオススメ】
前述の通り、どのACIDを使えばいいのか?
ということがまず疑問として出てくると思います。
ACIDのランクの差は、もちろん値段が高い方がいろんな事が可能になります。
出来る事が増えるのです。
しかし、これは機材でも何でもそうなんですが、
使わない機能は、存在していても意味がない。
のです。
その事を念頭に置いて、チョイスしていただければと思います。
【上級モデルがあうんじゃないかという方】
・DTMやパソコンの知識がある人
・経験者、初心者にかかわらずお金持ちな人
・ACIDで曲作りもやっていきたい人
・なんでも一番いいのじゃないといやな人
【入門モデルがあうんじゃないかという方】
・良くわからないけど、初めてみたい方
・軽い気持ちで始めたい方
・初心者の方
・自分はダンサーなので、あくまで適当に本腰入れずにやりたい方
というか、「上級モデルの条件に当てはまらない方」といった方がわかりやすいかもしれません。
上級モデルはかなり本格的な機能を備えておりまして、逆を言うと、普通に使うのであれば、入門モデルでもまったく差し支えありません。
なお、少なくともこの解説でも、入門モデルがあれば十分ですので、初心者の方は安心して、入門モデルを手に入れてください。
では、次は実際ACIDを使ってみましょう。
前のページではソフトの下準備や予備知識を説明いたしました。
早速動かしてみますね!画面は私のパソコンに入っているACID Pro5で行いますが、バージョンが違っても基本的なことしかしないので、そんなに関係ないと思います。
すみませんが、細かい違いはご容赦ください。
また、あくまで、概要だけ説明してこういう流れで出来るんですよってことを説明していますので、ファイルの保存場所や環境設定に関しては、マニュアル等を読んで設定してください。
これを見て感触をつかんでいただければ幸いです。