【Serato DJ PRO】Rane SL2・SL3・ SL4サポート終了した今、DJM-900NXS2でSerato Dj Proを使う方法!

Rane SL2・SL3・ SL4のサポートが終了してしまった現在、DVSでのプレイはDJミキサーのオーディオインターフェイスを使用する方向へシフトしていく事が予想されます

前回のブログでは

1. Serato DJ Proのバージョンを2.5.5以前に戻す。
2. Serato DJ Pro対応ミキサーに買い換える。
を提示させていただいたのですが、今回は第3の方法をお知らせしたいと思います。

Serato DJ Pro有料アップグレード対象ミキサーをお持ちの方は有料アップグレードする事でSLシリーズを使用する事なく今まで通りDVSが使用できるんです!

と言われても有償アップグレードって?って話になりますよね。
そもそもSerato DJ Proは公式のハードウェア情報ページで”Paid upgrade”や”Official accessory”と表示されていない物(Pioneer DJ DJM-S11RELOOP ELITERANE SEVENTY-TWO MK2Numark Scratchなど)に関してはパソコンと接続するだけで使用できるようになっています。

無償版と有償版の違いにつきましては過去記事に詳しく書かれていますので、お時間ある方はご一読ください。

Serato DJ Pro無償版、Serato DJ Pro有償版の違い

“Official accessory”と表示されている物に関しては公式ハードウェア(パソコンと接続するだけで使用できる物)と合わせて接続する事で使用できるようになりますが、主にコントローラーなので詳細は割愛します。

 

SLサポート終了された今、DVSで必須なのは対応ミキサーなのですが、”Paid upgrade”と表示されている物(クラブ普及率が非常に高いPioneer DJ DJM-900NXS2やPioneer DJのフラッグシップモデルDJM-V10など)がSerato DJ Pro+Serato DVSを購入する事で使用可能になるんです!

ただ残念な事に「Serato DVS」の単品販売は終了してしまいました。
それって買えないって事?って思った皆様ご安心を、「Serato DVS」を含むパッケージが3種類販売されています。
Serato DJ Club KitSerato DJ ExpansionsSerato DJ Suiteの3パッケージ、どれを買えばいいの?ってお悩みの方が多いと思われますので簡単に説明させていただきます。

Serato DJ Club Kit

「Serato DJ Pro」と「Serato DVS」2つのライセンスが入ったお得なパッケージ!
「Serato DVS」を最安で入手する唯一の手段なのですが、Seratoの拡張パックの一つ「Serato Pitch’n Time DJ」をお持ちでない方にはお勧めできません。
なぜかと言うと、「Serato Pitch’n Time DJ」があるのとないのとでは音質に雲泥の差があるからです。
自宅やホームパーティーでのプレイでしたらそこまで気にならないかと思われますが、クラブ等でプレイするDJには必須アイテムと言っても過言ではないと思います。
と言うことで、次のパッケージを紹介しましょう。

 

Serato DJ Expansions

「Serato DVS 」「Serato Pitch’n Time DJ」を含むすべてのSeratoDJPro拡張パックを含むライセンスバンドルです。
非常にお得なパッケージなのですが、「Serato DJ Pro」が含まれていないので注意が必要です。
Serato DJ Pro有料アップグレード対象ミキサーでDVSを行う場合「Serato DJ Pro有償版」も必要になりますので、既に「Serato DJ Pro有償版」をお持ちの方向けへのパッケージになります。
Serato DJ Pro無償版でしか使ってない方は次のパッケージをご検討ください。

 

Serato DJ Suite

もうね、全部入り!
公式サイトに書かれている

Serato DJ Proの究極のオールインワンスイートには、大幅な節約が含まれています。
Serato DJ Suiteは、Serato DJ Proにアップグレードし、すべてのSeratoDJPro拡張パックを手頃な価格で利用したいと考えているDJに最適です。

の言葉通り、Serato DJ Proの全てを使用できます!
無償版から有償版に乗り換える方は実質コレ一択なのではないでしょうか?

改めてミキサー直差しのメリットやアップデートに関する注意点などは、次回記事をご覧ください。