YAMAHA/インターフェース/AD8HR

高音質ヘッドアンプを搭載した8ch ADコンバーター

マイクからラインまで幅広く対応するヘッドアンプ部分には、ミキシングコンソール「PM5000」のヘッドアンプ回路技術を基礎設計に据え、分離がよくウォームなサウンドを実現。

原音に忠実に増幅された音は、96kHzプロセッシングに対応する高音質ADコンバーターへと受け渡されます。

全8チャンネル個別にファンタム電源の供給ができ、HPFも搭載しています。

ヘッドアンプリモート機能によるデジタルミキサーとの高度な連携

「AD8HR」はデジタルプロダクションコンソール「DM2000」、「DM1000」などと接続することにより、ヘッドアンプを1dBステップでリモートコントロール可能です。

ヘッドアンプリモート機能を使用すればAD8HRをステージサイドに設置し、AD8HRからミキサーまではAES/EBUケーブルとコントロールケーブルのみの結線で操作が可能。

アナログ回線の引き回しを最小限に抑えることができ、音質面でも配線の簡便化という点でも大きなメリットをもたらします。

標準装備の2系統AES/EBU出力など、1Uサイズのボディに充実した端子類

1Uサイズのコンパクトな筐体に充実したインターフェースを搭載しました。

各CH個別のファンタム電源、HPFは感覚的かつ誤操作を抑制する操作ロジックを採用。

スピーディな操作が要求されるライブSRユースにも対応します。

コネクターは各入力にラッチピン付きXLR端子を採用。

デジタル出力(AES/EBU)はD-sub25ピン×2を標準装備し、スプリッターとしても機能します。

ワードクロック入出力それぞれにBNC端子を搭載し、デジタルでのコネクションに万全の対応。

リモート制御用のD-sub9ピンをRS422用に1系統とPC用/RS422用で切替可能なものを1系統用意しました。

仕様

＜主要規格＞
●周波数特性(INPUT1〜8 to DIGITAL OUT1〜8)
　・20Hz〜20kHz @44.1kHz,48kHz +1,-3dB
・20Hz〜40kHz @88.2kHz,96kHz +1,-3dB
(GAIN：-68dB)
●全高調波歪率
　・0.05%以下 -1dBFs @-62dB,1kHz, 0.01%以下 -1dBFs @+10dB,1kHz
●入力換算雑音
　・-128dB (Rs=150Ω、GAIN：-68dB)
●ダイナミックレンジ
　・110dB
●クロストーク
　・-80dB @1kHz
●ファンタム電圧
　・+48V
●サンプリング周波数
　・44.1kHz,48kHz,88.2kHz,96kHz
●電源・電圧
　・100V 50/60Hz
●寸法
　・480mm×44mm×355mm (W×H×D)
●質量
　・5kg

＜アナログ入力規格＞
●端子
　・NPUT1〜8
●ゲイン
　・-62dB
・+10dB
●入力インピーダンス
　・3kΩ
●適合インピーダンス
　・50〜600Ωマイク及び600Ωライン
●入力レベル
　・ノミナル：-62dBu(615uV)、+10dBu(2.45V)
・最大ノンクリップレベル：-42dBu(6.15mV)、+30dBu(24.5V)
●コネクター
　・XLR3-31タイプ（平衡）
*1. バランス（1 = GND, 2 = HOT, 3 = COLD）
※ 0dBu = 0.775 Vrms.
※ 入力用ADコンバーターはすべて24bitリニア、128倍オーバーサンプリングです。

＜デジタル入出力規格＞
●入出力端子INPUT1/2(WC only)　Output1-8×2
　・フォーマット：AES/EBU
・レベル：RS422
・コネクター：D-sub25ピン
●入出力端子D-sub25ピン
　・フォーマット：
・レベル：TTL/75
・コネクター：BNC
●入出力端子WORD CLOCK OUT
　・フォーマット：
・レベル：TTL/75
・コネクター：BNC

＜HA REMOTEピンアサイン表＞
●Pin　1
　・Signal Name：N.C.
●Pin　2
　・Signal Name：RX-/RXD*1
●Pin　3
　・Signal Name：TX-/TXD*1
●Pin　4
　・Signal Name：TX+/DTR*1
●Pin　5
　・Signal Name：GND
●Pin　6
　・Signal Name：RX+/DSR*1
●Pin　7
　・Signal Name：RTS
●Pin　8
　・Signal Name：CTS
●Pin　9
　・Signal Name：CTS

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生産は終了しました。

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