YAMAHA/サブウーファー/VXS3SB・VXS3SW(1台)
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居心地のよい音空間づくりの強力なツール
サブウーファーにはどういった効果があるでしょう。
まずBGMの質の向上です。低域再生を担うサブウーファーを追加することで再生周波数帯域を広げ、BGMの質を高めます。
広がりのある低音により音楽のスケール感を高め、心地よい音空間を演出します。次に大音量でも耳ざわりの良い音楽再生です。
システムにサブウーファーを追加することで、アパレル店舗やにぎやかなレストランにおいて、パンチの効いた臨場感のある音楽を再生することができます。
実はサブウーファーの役割はこれだけではありません。比較的小音量のBGM再生においてこそ発揮される効果が2つあります。
まずサブウーファーは、小音量時の聴感を補正します。人間の耳は、小音量時に低音に対する感度が低くなり、低音が聞こえにくくなる特性があります。
サブウーファーを追加することで低域を補い、小音量でも聴感上フラットに近い音楽再生が可能になります。
さらにサブウーファーには音空間での会話を明瞭にする効果があります。
BGMの音楽に含まれている人の声と同じ帯域が会話をマスキングしてしまい、会話がしづらくなることがあります。
サブウーファーを追加し中域を下げることでこれを防ぎ、快適に会話を楽しむことができます。
ヤマハVXSシリーズSモデルは全てのVXSシリーズ、VXCシリーズが持つ高品位なサウンドにベストマッチするサブウーファーです。
低域に量感を与えるだけでなく、滑らかで質の高い音の表現にこだわっており、音楽や人の声が持つ本来の魅力を自然に再現します。
豊富なラインナップから、用途やシステム規模に合わせてお選びいただけます。
用途に合わせて選択可能なラインナップ
システム規模や用途に合わせて選択可能な6モデルを取り揃えています。 空間の意匠が優先されるシーンや、設置方法が限られるシーンでは、コンパクトでありながら低域を十分に補強するVXS3SBおよびVXS3SWが最適です。 一方で、中音量のBGM再生には、迫力のあるタイトな低域を提供するVXS10S/VXS10STが最適です。 VXSシリーズ『Sモデル』は豊富なラインナップにより、ローインピーダンス接続、ハイインピーダンス接続の両方に対応します。 VXS3SB / VXS3SWは1台でローインピーダンス接続、ハイインピーダンス接続の両方に対応します。 VXS10S(W)はローインピーダンス接続専用モデル、VXS10T(W)はハイインピーダンス接続専用モデルです。
サブウーファーの方式と特長
VXSシリーズ『Sモデル』は、エンクロージャーやユニットのサイズに応じた最適な方式を採用しています。
VXS10S(W)/VXS10ST(W)はバスレフ方式を使用しています。
バスレフ方式は、ユニット背面から出た低音をポートの共鳴を利用して放射することで豊かな低音再生を実現します。
ただしこの方式は小型エンクロージャーには向きません。
ポートを設けることで限られたエンクロージャー容積がさらに減少してしまい、結果として低音再生能力が低下する傾向にあります。
コンパクトなラインナップであるVXS3SB/VXS3SWは、パッシブラジエーター方式をベースとしたヤマハ独自のSR-Bass方式を採用しています。
パッシブラジエーター方式はポートを必要としません。ユニット背面から出た低音振動をドロンコーンを利用して増幅します。
ドロンコーンは振動板が重いため、サスペンション部分に硬くて丈夫な素材が採用されます。そのため、動きが制限されエネルギー効率が落ちてしまいがちです。
一方、SR-Bass? 方式は振動板の一辺のみを固定することで動きの制限を解放し、ユニット背面から出た空気振動を最大限に活用して低域を拡張します。
振動板の形状や素材に制限がないため、自由度の高いエンクロージャーデザインと幅広い設置方法に対応することができる、まさに革新的な低音増強方式です。
最適な音質バランスを実現するサテライト接続
VXSシリーズ『Sモデル』は、本体の背面にサテライト端子を搭載しています。
フルレンジスピーカーを接続するとハイパスフィルターが自動的に設定されるため、フルレンジスピーカーとサブウーファーの周波数特性がスムースに繋がり最適なバランスで再生できます。
サテライト接続には、使用するパワーアンプのチャンネル数を抑えるメリットもあります。
さらにサテライト接続により、フルレンジスピーカーのLo-Z接続専用モデルをHi-Z接続のシステムに組み込むことも可能です。
詳細はVXS3Sガイドラインをご覧ください。
インテリアに応じて柔軟な設置が可能
VXS3SB/ VXS3SWは壁、天井への取り付け、またVXS10S(W) / VXS10ST(W)は壁への取付が可能な専用金具を付属。
VXS3SB / VXS3SWの場合、加えて別売のシーリングマウントアダプター「CMA3SB」「CMA3SW」を用いることで、天井や壁面に対してスピーカーをフラットに取り付け、
スピーカーの存在感を最小限に留めることが可能です。
VXS10S(W) / VXS10ST(W)の場合、別売のUブラケット「UB-DXR8」を用いた天井への取付が可能です。
VXS3SB / VXS3SWの特徴
- 音質、サイズともにVXSシリーズ『Mモデル』に最適なコンパクトサブウーファー
- Lo-Z接続、Hi-Z接続のどちらにも対応
- 独自のSR-Bass方式を採用、コンパクトでありながら豊かでクリアな低音再生を実現
- シンプルな結線でサテライトスピーカーとの最適な音質バランスを提供するサテライト接続端子を搭載
- 同梱金具により壁面、天井への設置が可能
- 別売シーリングマウントアダプター CMA3SB/CMA3SWにより、天井や壁面に対して埋め込み設置が可能
- 黒と白の2モデルを用意
- エンクロージャー、グリルは空間の意匠に合わせて塗装可能
SPEC
・形式:SR- Bass型サブウーファー
・再生周波数帯域(-10dB):65Hz-180Hz
・公称指向角度(Horizontal x Vertical):-
・定格インピーダンス:
Lo-Z:8Ω
70系:330Ω (15W)、670Ω (7.5W)、1.3kΩ (3.8W)、2.7kΩ (1.9W)
100系:670Ω (15W)、1.3kΩ (7.5W)、2.7kΩ (3.8W)
・サテライトインピーダンス:8Ω(推奨、1系統あたり)
・許容入力*1:
NOISE:20W
PGM:40W
MAX:80W
・感度(1W, 1m):79dB SPL*3
・最大音圧レベル*2:98dB SPL
・コンポーネント:
LF:3.5インチ(8.9cm)コーン
HF:-
・コネクター:
バリアストリップ端子(インプット:+/-, ループスルー:+/-)
バリアストリップ端子(サテライトアウト:+/- ST1〜ST4)
・防水性能:
・仕上げ:
VXS3SB: 黒 (マンセル N3近似値)
VXS3SW: 白 (マンセル N9近似値)
・寸法・質量:322W×162H×118Dmm・2.7kg
・付属品:
ブラケット×1、スペーサー×3、安全ワイヤー×1、マスキングシート×2、ネジ×2
・販売単位:1台