PLAYdifferently/DJミキサー/MODEL1.4

ＯＴＡＩＲＥＣＯＲＤいっきです。

名機MODEL1の4チャンネルバージョン。お家に置いたりほとんどの現場ではこれくらいで十分ですよね！？

音質も機能性もすべてMODEL1からしっかりと引き継いでおります。

改めてですが

まず第一ポイント：クロスフェーダーがありません！

これはこのDJミキサーがハウス専用といわれる所以の一つであります。

ハウスのDJは基本的には縦フェーダーを使います。ロングミックスが多いですからね！

なので「使わないなら取っちゃおう！」ということでクロスフェーダーがなくなっているのです。

第二ポイント：3バンドEQがありません！

これには驚きですね！普通のDJミキサーでしたらハイ、ミッド、ロウの3バンドEQが搭載されているのが普通ですが、このミキサーにはそれがありません。

じゃあどうやってDJするの？

MODEL1にはLP Filter、HP Filterがそれぞれのチャンネルに搭載されていて、その可変幅を調節することが出来ます。

少し余談になりますが、FilterとEQというのは違うようで同じもの。いわば兄弟みたいなものです。

試しに普通のミキサーでロウとハイを切ってミッドを動かしてみてください。若干Filterのような効果が出ると思います。

今回このミキサーがFilterになった利点としては、自分の好きなところを好きなようにカット、ブーストできる！ということなのです。

ロングミックスの際、EQ処理やカットブーストには細心の注意が必要で、また、そこが一番の醍醐味といったところもあります。

よりクリエイティブでダイナミックなパフォーマンスを行うことが出来るのです！

第三ポイント：フルアナログ回路！！

このミキサーは他社のデジタルミキサーとは違い、完全フルアナログで設計されています。

その音質の良さと言ったらもうたまりません。大きなクラブで聴けば酔いしれてお酒もガンガン飲んでしまいますね（笑）

一度聴いたら癖になるとはまさにこのことかと思います。

他にももちろん沢山のポイントがありますが、とにかくこの3つのポイントがすごく大きいです。

音楽鑑賞を楽しむためのプリアンプとしても使っていただけるかと思いますのでこのサイズ感で十分な方にはオススメです！

▲こちらMODEL1の動画ですがオタレコTVでもご紹介させていただきました。是非ご覧くださいませ！

楽器としての要素を携えた 4ch DJミキサー MODEL 1.4

2016年に発表されたPLAYdifferently MODEL 1は登場後間もなく、アナログDJミキサーのデザインとして業界の頂点に到達しました。

MODEL 1のパフォーマンス、性能をそのままに、ホームスタジオや小規模配信環境などに適したコンパクトでハイスペックな4チャンネル・デザインのアナログミキサーとしてMODEL 1.4が誕生しました。

Allen & Heath XONEシリーズ、そしてPLAYdifferentlyシリーズの生みの親であるAndy Rigby-JonesとRichie Hawtinによる共同設計のもと、アーティスト、クラブ、エンジニアからのフィードバックを受けたMODEL 1.4は、MODEL 1の独自性を保ち、妥協のないアプローチで、品質、精度、ディティールを構築しています。

MODEL 1.4は、単体のミキサーとして使用することも、独自のミキサーリンク機能を使用してMODEL 1と組み合わせて使用することも可能としており、他に類をみない最大10チャンネルのライブミックスを提供します。

2ステレオセンド

2つのAUXコントロールは、外部エフェクトプロセッサーまたはローカルモニターなどの用途としてAuxミックス出力にチャンネル信号を送ります。
AUX 1はPREまたはPOSTフェーダー切り替えでの使用、AUX 2はPOSTフェーダーに設定されています。

2ステレオリターン

外部エフェクターやその他のソースからのリターン入力に適した2ステレオチャンネルには、インプットドライブ回路、Cue AとCueB両方にルーティングするトリムが設 けられています。
各リターンは、信号レベルを目視できるメーターリングと共に、ミックス量をコントロールするロータリーレベルフェーダー、リターン1-2ローカットEQとマスターフィルタールーティングが組み合わさっています。

2系統のハイパフォーマンス・フォノプリアンプ

バイナルとデジタルオーディオの間に介在する不均衡なトーンを最小限に抑えながらも、余計な周波数のフィードバックを排除する、クラブ環境に最適化された、ハイパフォーマンスターンテーブルインプットを3つ装備。
各フォノ入力には、ターンテーブルアースバインディングがあり、柔軟性を高めます。

スタジオグレードフェーダー

長寿命とスムーズな操作を実現するため、慎重に選定されたカスタムTKD 日本製の60mmフェーダーが採用されています。

スカルプティングEQ

特定の周波数帯を操作するためのFREQとそれをCUT/BOOSTするための二つの コントロールボリュームから成るスカルプティングEQは、セミパラメトリックベルフィルターとしての機能を持ち合わせます。EQのCUT/BOOSTは非対称で最大値は+8db , CUTは-20dbまでに対応し、大凡7オクターブ分までの周波数帯の操作をフォローします。

“CONTOURING”ロー＆ハイパスフィルター

名前が示すように、これらの2つのコントロールを使用すると、オーディオ信号の周波数レンジを「Controuring= 輪郭付け」します。
各周波数帯を横断するなかでもオリジナルサウンドを損なわない設計が施され、ハイパス、ローパスフィルターはなだらかなQを持ち構成されています。

アナログドライブコントロール

各入力チャンネルに設けられたDRIVEコントロールは、各チャンネルのプリアンプの入力信号のクリップレベルを調整し、サウンドに対してハーモニクスディストーションの効果をもたらします。

デュアル・CUE

AとB、二つの独立したキューシステムを搭載。Cue Aは右側、Cue Bは本体左側のヘッドホンモニターへそれぞれルーティングされています。これにより、スムーズかつダイナミックな“Back2Back”を実現。各々チャンネルとモニターをそれぞれ占有しながらのプレイを可能にします。

ミキサーリンク

このシステムは、二人以上のパフォーマーでの使用、またはチャンネル拡張を必要とした際など、複数のミキサーをリンクする機能で、リンクされた状態では、ミキサーはPAとモニターに共通のバランスミックスを送出します。さらに2つのキューシステムも結合され、複数のパフォーマー間でインタラクティブなキューイングをも可能とします。

バランスミックスバス

110dbを超えるダイナミックレンジ、ノイズおよびクロストークの低減、徹底されたハムリジェクションを含む、ハイエンドのアナログスタジオコンソールにしかないクオリティのフルバランス・メインミックスバスを搭載。

ハイ＆ローパス・マスターフィルター

マスターフィルターはハイパス、ローパスで成り立ち、特にハイパスフィルターには RESコントロールも設けられ、サウンドをシャープに仕立てます。
マスターフィルターは、周波数制御のパーフォマンスエフェクトとして、あるいはあらかじめLowやHighをカットしたたフィルターでの周波数ミックス・ツールとしての活用をもDJブースへ提案します。各チャンネルにフィルタースイッチを搭載しており、オン/オフにより信号をルーティングします。

3バンド・マスター・EQ

パフォーマンスを補正する、-20 /+6dbの非対称3バンドマスターEQセクションを実装。

SPEC

最大出力レベル：+28dBu バランス　+23dBu アンバランス

出力インピーダンス：50R バランス　68R　アンバランス

残留ノイズ：-100dBu Un-Weighted ,22Hz - 20kHz

ダイナミックレンジ：> 112dB

周波数特性：20Hz - 40kHz +0/-2dB

THD+N：0.008% Line In - Mix 1 out, 0dBu Unity Gain

Inter Channel Crosstalk：< -100dB

Left/Right Crosstalk：-80dB 1kHz

消費電力：45W

重量：5.00kg

寸法：L 368 mm x W 248 mm x H 111 mm

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