LP GEAR/MMカートリッジ/Carbon Fidelity CF3600LE cartridge

Carbon Fidelity CF3600LE cartridge

針に関わる部分は固ければ硬いほどいいと思います。レコードの溝から針内部に伝わる振動の分子間の伝達が正確で早くなるからです。柔らかい素材となれば、グルーブ内の波形以外の余計な振動が増えるので、それをコイルやコンデンサーに伝えてしまえば音は濁ります。

カーボンファイバーは、アルミの10倍の強度を半分の重量で提供します。
LP GEARによって開発・設計されたカーボンフィデリティ(CF)3600LEは、既存のカートリッジの音をレコード針で進化させるためにカーボンファイバーをカンチレバーに使用しています。

カーボンカンチレバーによるマグネットムービングシステムの支点とスーパー楕円ダイヤモンドチップの組み合わせは、皆さんが聴きたくなる音楽を生み出します。
その核はカーボン・テクノロジーが生み出す、高速で忠実なレコード溝に対するレスポンスです。

皆さんはレコードの溝に刻まれた音楽が絶妙に表現される事を聴き、感じることが出来ます。
調和のとれたフルボディな音。屈折感があり、すがすがしいほどクリスタル・クリーンなサウンド。ディテールが空間的に放射されます。ニュアンス豊かな音色の複雑さを体験できるでしょう。

下記はアメリカのメディアの評価です。

「最初は満足できなかったけど、12時間の連続再生後、CF3600LEは静かで、豊かなディテールを持ち、特に女性ヴォーカルに魅力的なサウンドであることを発見。」

「今日もまたCF3600LEを聴いています。きっと正気に戻り、MMカートリッジはAT-3600Lだし、針が違うと言っても、それほど良いものではないだろうといつか気づくと思い続けているが、Virtuoso、2M Blue、Grado blue、Shure m97XE.1など、私が所有しているどのカートリッジにも劣らない「正しい」サウンドであることに何度も驚いている。」

「CF3600LEを針圧2.2gから2.5gまでトラッキングしました。今は2.4ですが、同じように “正しい “音です。」

「カーボンカンチレバーとスーパー楕円針による音の改善は、高域の明瞭さと伸び、ディテールの改善という点で顕著だった」

製品の特徴

倍音再生が得意。立体的なサウンド カーボン・ファイバー製カンチレバーが、溝への精緻な触感を実現。すっきりとした音質 繊細なトレース精度を実現するスーパー楕円ダイヤモンド。

LP GEARとは？

LP GEARはレコードのカートリッジ、針、シェルのブランドとして、またアナログレコードプレーヤーアクセサリーの通販ショップとして1995年にアメリカのネバダ州で仕事を始めました。最初の製品はターンテーブルとモーターをつなぐゴムベルト。もちろん今でも販売しています。

アナログレコード針に関する製品の生産と開発のほとんどは日本で行っています。MMカートリッジの製品を主に製造開発しています。針先を簡単に交換できるMMカートリッジ。ギターの弦を新しくして常にベストなパフォーマンスをどのギタリスト達も求めるように、LP GEARは新しい針でレコードを聴くことがリスナーにとってもレコード盤にとっても一番良いことであると思っています。

SPEC

VM デュアルマグネットカートリッジ
周波数帯域：20〜25,000Hz
出力電圧 @ 1kHz,3mV
チャンネルバランス@1kHz 2.5 dB以下
チャンネルセパレーション@1kHz：18 dB以上
負荷抵抗： 47kオーム
負荷容量: 100 - 200 pF
スタイラス・タイプ： 0.3 × 0.7 mil スーパー 楕円・ダイヤモンド
カンチレバー: カーボンファイバー
針圧レンジ 1.8 - 3.5 g
推奨追従力：2.5〜3.0g（試聴にて設定）
コイル・インピーダンス（1kHz 2.8kオーム)
推奨負荷抵抗 47kオーム
推奨慣らし時間 30時間
重量：5.0 g
寸法 (mm)： 30mm D×17mm W × 17.0mm H
付属品 真鍮ネジ×2、ナット×2

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