DYNACORD/PAミキサー/CMS2200-3

プロフェッショナルで多用途なミキサーは、ライブ音響や固定設備での要求の厳しい作業に最適です。

妥協のないパフォーマンス： 直感的に操作できるミキサーセクション：22の入力チャンネル（18マイク/ライン、4マイク/ステレオライン）
各100のプリセットと各20のユーザーメモリーを備えた2つの編集可能なデジタルエフェクト装置
プロフェッショナルな4イン4アウトの24ビット/96kHz USBインターフェース、録音ソフトウェア、MIDIインターフェース
ステレオメインイコライザー
一流のコンポーネントの使用（例：ALPSフェーダーとポテンショメーター）
大型でコントラストの高いOLEDディスプレイ
重量はわずか14.5kgで持ち運びが容易

MIC/LINE入力チャンネル

CMSのマイク入力は、高品質で非常に低ノイズのディスクリート構造のプリアンプを備えています。コンデンサーマイク用の+48Vファントム電源は、6つのグループに分けて切り替え可能です。ライン入力とチャンネルインサートはフォーンジャックで構成されています。ゲインコントロールは0から60dBの範囲で調整可能です。スイッチ式のローカットフィルター（80Hz、18dB/オクターブ）は低周波ノイズを除去するために使用されます。DYNACORDの特徴的な機能の一つに非対称の「ボイシングフィルター」があり、ボタンを押すだけで音声をミックスから力強く引き出すことができます。

3バンドのイコライザーはセミパラメトリックな中域調整を備え、素早く直感的に望む音質を得ることができます。CMS3ミキサーは拡張バス構造を持ち、非常に柔軟な設定が可能です。合計で6つのAUXバスがあり、2つ（FX）は内部エフェクト装置に割り当てられ、2つ（AUX）はモニター用またはエフェクト用として切り替え可能です。さらに2つ（MON）はモニター用に設計されており、どちらもアンチフィードバックフィルターを備えています。

すべての入力チャンネルは個別にミュートおよびプリリスンが可能で、LED付きスイッチでより良いコントロールができます。チャンネルフェーダーは防塵設計で、非常に高いクロストークダンピングと実用的な制御特性を提供します。すべてのポテンショメーターとフェーダーは、ALPS製の高品質な部品を使用しており、多くはDynacordの仕様に基づく特注品です。

ステレオ

ステレオ入力は、主にステレオ信号の使用に最適化されていますが、ほとんど同様の機能を備えています。各4つのステレオ入力のうち、2つはCDプレーヤーやMP3プレーヤーを接続するための並列接続されたシンチジャックを追加しています。残りの2つのステレオ入力は、USB1-2とUSB3-4のデジタルオーディオインターフェースの4つのチャンネルを追加で受信します。ステレオライン入力とマイク入力のための別々のゲインコントロールは、必要に応じて信号を並行して使用することを可能にします。3バンドの音響調整を行うことができ、バランスコントロールはステレオイメージ内での位置調整が可能です。

マスター

マスターセクションでも、CMS3ミキサーは非常に豊富な機能を備えています。11バンドのステレオイコライザーは、マスターチャンネルまたは1つまたは両方のモニターチャンネルにルーティングすることができます。FX1 + 2リターン、AUX1 + 2、MON1 + 2センドも、マスターL/Rシグナルと同様にフェーダー上に配置されており、操作が快適で見やすくなっています。マスターBシグナルは、プリまたはポストマスターフェーダーから取り出すことができ、必要に応じてモノラルにも合成できます。可変のREC（録音）センドにもマスターシグナルが送られます。CMS3のオーバーレベルインジケーターは、12個のLEDが2本のチェーンに配置されています。表示範囲は40 dBで、マスターアウトプットのレベルを表示します。PFL（プレフェードリスニング）スイッチを押すと、左側のLEDチェーンがマスターバスの内部レベルを示します。スタンバイスイッチを使用すると、休憩時にすべてのチャンネルをミュートにし、休憩音楽の再生に必要な2TRACK to Master入力のみがアクティブになります。4極のXLRジャックを使用して、市販の12V / 5Wのスワンネックライトを接続できます。

デジタルUSB 2.0オーディオインターフェース

USB 2.0インターフェースは、CMS3のデジタルオーディオインターフェースとして、PCやMacとの接続に使用されます。利用可能なドライバー情報については、注意してください。このインターフェースでは、どちらの方向にも同時に4つのチャンネルが転送できます。これにより、このインターフェースはオーディオ信号の録音（例：再生、休憩音楽）だけでなく、ライブやスタジオの録音アプリケーションにも使用できます。設定は、ディスプレイ上の専用メニュー項目から行われます。CMS3をPC / Macでの録音/再生に使用する場合、Cubase LEの無料ライセンスが付属しています。
PC-MIDIインターフェースCMS3は、完全なPC-MIDIインターフェースも提供します。MIDI入力を介して、マスターキーボードやMIDIフットスイッチから内蔵エフェクトの切り替えも行えます。

プロフェッショナルなエフェクトとメニュー

CMS3には、それぞれ完全に独立して動作する2つの統合ステレオマルチエフェクトパーツが搭載されています。それぞれのエフェクトパーツには、基本的なパラメーターを編集可能な100のライブ最適化されたエフェクトプログラムが用意されています。24ビットのAD/DAコンバーターと48ビットのダブルプレシジョン処理により、最新のスタジオクオリティが実現されています。各100のプログラムには、ライブステージやスタジオ、ホームレコーディングでプロフェッショナルな結果をもたらす高品質なリバーブ、ホール、プレートが用意されています。
他のプリセットには、エコー/リバーブ、コーラス/エコー、ミックスプログラム、さまざまなディレイ、フランジャー、コーラス、ダブリング、および特殊なリバーブやディレイプログラムがあります。ディレイエフェクトがアクティブな場合、TAPボタンを押すことでディレイ時間を音楽のテンポに合わせることができます。編集したエフェクトプログラムは、それぞれ20のユーザープレイスに保存し、名前を付けてプリセットとして呼び出すことができます。大型で非常にコントラストの高いOLEDディスプレイは、広い視野角からでも、非常に明るい環境でも問題なく読み取ることができます。エフェクトパーツと処理メニューの操作は、ソフトキーと回転エンコーダーを使って直感的に行われます。

輸送とアクセサリ

MS2200-3の輸送には、一般的なフライトケースが推奨されます。付属品として、ダストカバー（DC-SH2200-3）があります。1600および2200モデルのテーブル取り付けには、オプションで取り付けキット（DC-RMK1000-3）が用意されています。さらに、エフェクトのON/OFFを切り替えるためのフットスイッチ（DC-FS11）があります。

SPEC

Channels (Mono + Stereo)：18 + 4
Auxiliarys (MON, FX, AUX)：2 Pre, 2 Post, 2 Pre/Post switchable
MIC GAIN (Mono / Stereo)：0 to +60 dB / +10 to +60 dB
LINE/CD/USB GAIN (Stereo)：-10 to +20 dB
THD, at 1 kHz, MBW = 80 kHz
MIC input to Master A L/R outputs, +16 dBu, typical：< 0.005%
Frequency Response, -3 dB, ref. 1 kHz, any input to any Mixer output：15 Hz to 70 kHz
Crosstalk, 1 kHz
Fader & FX/AUX/MON-Send attenuation：> 85 dB
Channel to Channel：< -80 dB
CMRR, MIC input, 1 kHz：> 80 dB
Input Sensitivity, all level controls in max. position MIC / LINE (Mono) / LINE (Stereo) / CD (Stereo)：-74 dBu (155 μV) / -54 dBu (1.55 mV) / -34 dBu (15.5 mV) / -34 dBu (15.5 mV)
Maximum Level, mixing desk
MIC inputs：+21 dBu
Mono Line inputs / Stereo Line inputs：+41 dBu / +30 dBu
All other inputs：+22 dBu
All other outputs：+22 dBu
Input Impedances
MIC / Insert Return：2 キロオーム / > 3.3 キロオーム
2Track Return & CD In：10 キロオーム
All other inputs：> 15 キロオーム
Output Impedances
Phones：47 Ω
All other outputs：75 Ω
Equivalent Input Noise, MIC input, A-weighted, 150 ohms：-130 dBu
Noise, Channel inputs to Master A L/R outputs, A-weighted
Master fader down：-97 dBu
Master fader 0 dB, Channel fader down：-87 dBu
Master fader 0 dB, Channel fader 0 dB, Channel gain unity：-81 dBu
Equalization
LO Shelving：±15 dB / 60 Hz
MID Peaking, mono inputs：±15 dB / 100 Hz to 8 kHz
MID Peaking, stereo inputs：±12 dB / 2.4 kHz
HI Shelving：±15 dB / 12 kHz
Master EQ 11-band (63, 125, 250, 400, 630, 1k, 1.6k, 2.5k, 4k, 6.3k, 12kHz)：±10 dB / Q = 1.5 to 2.5
Power Consumption
without lamp / with lamp：55 W / 60 W
Filter
LO-CUT, mono inputs：f = 80 Hz, 18 dB/oct.
VOICE FILTER, mono inputs：switchable
FEEDBACK FILTER, MON 1/2：70 Hz to 7 kHz, Notch, -9 dB
Effects
Type, effects presets：Dual stereo 24/48-bit multi effects processors, 100 Factory + 20 User, Tap-Delay
Remote control：Footswitch, MIDI
Display：128 x 64 pixels, OLED
Digital Audio Interface
Channels：4 In / 4 Out
AD/DA Conversion, Sampling Rate：24-bit, 44.1 / 48 / 88.2 / 96 kHz
PC Interface：USB2.0, Female Type B
MIDI Interface：5-pin DIN connector, In / Out
Protection
Mixer Outputs (Relay controlled)：MON 1, MON 2, MASTER A
Switching Mode Power Supply (μC controlled)：Mains Over/Undervoltage, High Temperature
Phantom Power, switchable in groups：48 V DC
Power Requirements (SMPS with auto range mains input)：100 V to 240 V AC, 50 Hz to 60 Hz
Dimensions (W x H x D, without lid), mm：818.5 x 155.0 x 498.5
Weight, without lid：14.5 kg
Optional Accessories：
Dust Cover for CMS 2200：DC-SH2200-3
Gooseneck Lamp, 12V/5W, 12”, XLR 4 pol.：DC-LITLITE-4P
FS 11 (Footswitch with LED)：DC-FS11

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