Vestax/DJ用MIDIコントローラー/VCI-100

この数年、音楽メディアのファイル化が進み、リミックスPCソフトウエアも充実してきました。
しかしながら、プロDJやプロデュサー達のリアルタイムプレイに対応できるインターフェイスがないので、ベスタクスで作って欲しい！という要望が数多く寄せられていました｡

そこで、あえて膨大な音声データｰのやり取りを同じ信号ラインで行う事で発生するレイテンシを回避するために、サウンドカード機能は搭載せず、
ターンテーブルで培ったセンサー技術と制御技術を盛込んだJOGコントロールや、長年の経験値から蓄積されたクロスフェーダーカーブを独自にハードウエアからコントロールできるバリアブルカーブジェネレイト機能、そして、オリジナルフェーダー、ポットの採用はもちろんの事、
安定動作、高信頼性のためのPCB設計等、
まさにプロ仕様に作られたシンプルなUSB MIDIコントローラーがVCI-100なのです。

なんといってもこの材質や、触った質感･･･何ともいえない高級感ただよう、「あ、なんかこれ本格的な機材っぽい」と思える作りになっております。さすがVestax、機能以外の面でもやってくれます。


○バンドルソフト　TRAKTOR LE

TRAKTOR DJ ソフトウェアの一番手軽なバージョンです。
手軽とはいっても、ミックスに必要とされる機能は全て搭載しています。
お気に入りのMP3チューンを2台のデッキですぐさまミックスできます。


TRAKTORの卓越したビート検出、BPMシンクで、内蔵ミキサーと
クロスフェーダを使ったパーフェクトなミックスが可能になります。
そこで3つのエフェクト、表現を豊かにするフィルター、
便利なループ機能などを利用して、あなた独自の味をセットに加えれば、
ありきたりでないDJプレイができます。


■実は音質にこだわれる！！
このようなインターフェイスのついていないMidiコントローラーが根強い人気を誇っている理由をご存知でしょうか。
それは、高級なインターフェイスをご自分で用意していただくことにより、超高音質でDJmixを録音することが可能だからなのです！！

音質にこだわりたい方などは、むしろこのような安いコントローラーに高いインターフェイスという組み合わせでやっていたりもするのです。
モノによってはスタジオクオリティのmixだって作れちゃうんですよ！


■Ean GoldenによるVCI-100デモンストレーション 1/2


■Ean GoldenによるVCI-100デモンストレーション 2/2




■設定方法
USB SC1でのASIO4ALLの設定はこちらからご覧ください。
DJソフトTraktor LE側では、

左上Help→Start Setup Wizard→Next→YesにしてNext→Vestax、VCI-100にしてNext→NoのままNext→最後にFinishを押してください。
また、左上File→Audio SetupからAudio DeviceをASIO4ALL v2に
その画面の左側からOutput Routingを選択し、上から順にInternal、Output Masterはご自分のサウンドカード(Sound Device以外のものを選べば恐らくOK)、Output MonitorにはSound Deviceを選択して下さい。

これで設定は完了です。