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CDJの歴史の中で、圧倒的な伝統を持つパイオニア。
長年CDJのスタンダードとして、売り出されてきたのは、 皆さんご存知の、このページの一番下でご紹介している「CDJ-100S」。
そんな「CDJ-100S」が音質、操作性共にパワーアップ！！

実際にこの「CDJ-200」をいじくりまくってみましたが、 まず、印象に残ったのはパイオニアの営業の方も言っていましたが、重いです。
ほぼ「CDJ-100S」と変わらないサイズにもかかわらず、約1kgも重くなっています。
間違いなく、「いろいろ積んだ」と思います。

初心者の方には分かりにくいと思いますが、 どうしてもCDからのデジタル信号を良質なアナログ音に変えようとすると回路も大きくそして、重くなります。

ですので音質面に関しては、特に「CDJ-100S」とは大きな差を感じます。
クラブのオーナーさん、またはバーなどを経営されている方には是非とも、こちらを買っていただきたいです。
大音量でのイベント中、CDJから流れるデジタル特有の急激な低音や高音がひずまないばかりか、 音の輪郭がはっきりして、くせもないです。
高音、中音、低音は全体的に高音、低音がしっかりしていてバランスも素晴らしく、音質も満足されるでしょう。

また、このCDJ-200を買えば何が出来きて、何が出来ないのか？が気になります。
まず、出来ない事から先に説明しますと、スクラッチは出来ません。
ですが、CDJとして出来ないことはおそらくこれくらいな気がします。

逆に、このCDJで出来る事は、ループ、キューポイントは当然ながら、 「CDJ-100S」に搭載していて好評だった、JET、ZIP、WAH（下記参照）などの エフェクターも搭載してくれています。

そして、CDJ-100Sにはなく、CDJ-200で新しく出来るようになった機能を2つしっかり書いておきますね！

まずは…

●「ループカッター機能」

これは、CDJプレイでループ再生をしている時に、このボタンを押すと、 そのループの長さを２分の１に自動的にカットしてくれて、そして前の部分を再生してくれます。
そしてさらにもう一度押すと、さらにその部分２分の１カットして再生、 つまり元のループの長さの４分の１をループ再生します。
ですのでボタンを押せば、さらに２分の１、ループをカットしていてくれます。

どんどんボタンを押していけばループの始めのわずかな部分が連打した感じでループ再生してくれます、 ループの始めがドラム音で始まる場合などは、ドラムロールのような効果音を ボタンを押していけば、序々にグルーブ感を作り出して行くことが出来ます。

CDJ特有の新しいDJパフォーマンスを行う事が出来ますねぇ。ハウス・トランスなどでよく使われるパフォーマンスです！
もちろん、そのドラムロールのような状態からまた元のループの長さまでボタン押せば その都度また2倍に長さが戻っていき、いずれ元のループの長さでループ再生出来ます！

そして、もう一つは

●「ビートループ機能」

これは再生中にこのボタンを押すと、その瞬間から４拍分のビートを自動検出し、ループを作ってくれます。
重たいビートの波形を検出してくれるんですねぇ。
どうしてもループを作る時、ボタンを押す作業で、失敗しがちな始めのタイミングを気にする手間も省け、 簡単に、そして正確にループを作成、そして再生が行えます！

長くなりましたが、伝統のパイオニアがこの価格でかなり素晴らしい機能を取り揃えてきました。
とにかくパイオニアで始めてみたい方はこれしかないと言った感じです。
お世辞ではなく、とにかく「CDJ-100S」と比べ物にならないくらい音がいい。
一昔前なら１０万近くはしてたでしょう。

名づけるならばノンスクラッチ最強CDJですね！
四つ打ち系DJ、ROCK DJなど、スクラッチを使用しないDJには激オススメ！！！！