ここでは、KOMPLETEシリーズについての解説を行なっていきます。
初心者の方だと、「KOMPLETEはいいよ!」とは言われたものの、そもそもKOMPLETE自体が何なのかよく分からないという方も多いようです。
KOMPLETEをすごく簡単に表現してしまうと・・・
というイメージです。
DTMで楽曲制作をする上で、自由に使える音源が大量に入っています。
たとえば・・・
作曲がしたい!と思って初めてDAWを買ったはいいものの、いざ曲つくりをしようとすると・・・
「音が安っぽい・・・」
「使いたい音がない・・・」
大体はそんな問題にぶつかります。
実はパソコンに元々入っている音源というのは、そもそも本格的な曲作りを想定したものではありません。
ですので、本格的に楽曲制作を行なおうとするとたいてい物足りないのです。
(特に最近だと「ダブステップっぽい曲を使いたいんですけどどうやればいいんですか?」なんていうご相談も多くいただきます。)
そこで登場するのが、このKOMPLETE。
KOMPLETEには、ソフトシンセと呼ばれる、パソコンに入れてすぐ楽曲制作に使える、
即戦力の音源が大量に入っています。
様々なジャンルの楽曲制作において、自分の理想を形にする上で非常に役立ってくれるでしょう。
実際にプロのアーティストでも、このKOMPLETEを愛用しているという方は多いようですね。
たとえば、上の画像はKOMPLETE 13 ULTIMATE Collector's Editionという製品で、KOMPLETEシリーズの中でも最上級のものです。※2021年5月現在
この製品は 『THE ULTIMATE INSTRUMENTS & EFFECTS COLLECTION』 と名づけられていて、
文字通り、究極の音源集、エフェクト集となっているんです。
KOMPLETEのメーカーであるNATIVE INSTRUMENTSといえば、高性能、高品質で多彩なソフトシンセをリリースしているということで、非常に人気があります。
このKOMPLETEでは、それらNATIVE INSTRUMENTSの音源をかき集めた結果、なんと総容量が
1.1TB
になってしまったという、まさにモンスター音源集なんです。
あまりに容量が大きいので、通常のCDやDVDからのインストールではなく、
専用のハードディスクに入った状態になっています。
インストールはこのハードディスクを直接パソコンに接続することで行なわれます。
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