次に、DTMを行なう上でよく耳にする、VSTやAUといった用語を簡単にご説明します。
VST、AUなどなど、聞いたことはある、けどよく知らない。
そんな方にとっては、完全に未知の用語ですよね。
あまり深くは掘り下げずに、カンタンなイメージだけでもつかんでもらえればいいかと思います。
早速よく分からない言葉が出てきましたね。
DAWとは、Digital Audio Workstationの略で、カンタンにいえば
作曲ソフトのことです。
(例: Ableton live、SONAR、Cubase、Logic、ACID、ProToolsなどなど...)
Ableton live
オタレコではKOMPLETEを使うにあたって相性の良いソフトを上げるとすれば迷わず、AbletonLiveをお勧めします。
操作がわかりやすいですし、相性がとても良いです。
●Ableton LiveでDJをやりたい人のための特集ページです。Abletonのことを学びたい方はこちら!
これら、VSTやAUといったものは、DAWで作曲する上で使用する プラグインなのです。
Cubaseを作っているメーカーであるSteinbergの提唱するプラグイン形式。
ACIDなどをはじめとした様々なDAWで、WindowsやMacといったOSに関係なく使用できることが多い。
具体的には、楽器、エフェクトなどをプラグインとして追加できる。
DAWのプラグインでは一番普及しているのでは?
VSTとできることはそんなに変わらないが、特徴的なのは、対応しているDAWがApple製品中心であるという点。
たとえばGarageBandやLogicなど。
VSTやAUはプラグインなので、DAWに色々な機能を追加することができます。
●VST Instruments / AU Instruments
VST Instrumentsは特に「VSTi」と呼ばれています。
ソフトシンセを呼び出して、追加の音源を使用することができるようになります。
●VST Effect / AU Effect
こちらは、追加のエフェクトを使用できるようになるものです。
DAWに搭載されているエフェクト以外にも無数にある高品質なリバーブやコンプレッサーなどから、
お気に入りのものを使用することができます。
上の画像は、
MASCHINEでMASSIVE(VST版)
エレクトロ、ベースミュージック界隈からはじまり、様々なジャンルで幅広く使われている有名な音源です。
ACID Music StudioでFM8(VST版)
FM系の高性能シンセサイザー。
簡単なエディットから詳細な作り込みまで幅広く可能です。
Logic ProでDRIVER(AU版)
Driverは、ディストーションやフィルターをかけるためのエフェクトです。
を立ち上げている様子です。
特にMASCHINEなどでは、VST版とAU版のどちらを立ち上げても、見た目や操作感には変わりがありません。
ACIDはAUには対応していませんが、AUがあってVSTがない音源はほとんどないので、基本的には問題ないです。
その他、ProToolsのプラグイン形式であるRTASなどもあります。