野外イベントをやるにあたって、もちろん一番いいのは雲ひとつない青空の晴天ですよね。
でも、山奥でイベントをやるとなったら、ずっと晴れてくれているとは限りません。
山の天気は本当に突然変わったりします。
急に大雨が降ってきて、機材がダメになってしまう可能性だって十分あるんです。
DJセットの雨、風対策
DJに限らず、外に機材を持ち出すのに雨が大敵なのはもちろんですが、意外と見過ごされがちなのが風です。
とりわけターンテーブルを使ったDJにおいては、セッティングによってはちょっとの風で針が飛んでしまうこともあります。
また、風で飛んできた砂がレコードの溝やモニタースピーカーの中に入ると、あとでクリーニングするのも結構大変です。
簡易的な対策としては、DJブースの周りに透明なアクリル板を立てて、風除けにするなどの方法があります。
「興行的に大規模なイベントで、絶対に失敗できない!」などという形であれば、3面テントを設置するという方法もあります。
イベントテント(浅倉工業)
小さなイベントでまでこのような設備を準備するのは大変なので、必要に応じてという形で十分です。
スピーカーの雨対策
スピーカーにも水気は大敵です。スピーカーの内部まで水が入ると、最悪の場合には音が鳴らなくなることもあります。
雨が降ってきたと思ったら、すぐにスピーカーを雨のかからないところに移動しましょう。 もし屋根がないのであれば、スピーカーの上から両サイドにかけてブルーシートをかぶせるなどの対策をしましょう。
ただしブルーシートをかけただけでは十分な対策とはいえません。
故障のリスクがかなり高まるので、どうしても続けなければいけない場合の
応急処置
として行いましょう。
▼動画でも野外イベントのやり方の説明がされています。▼
山の天気は変わりやすい(機材の雨、風対策)