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普段耳にすることは多いけれど、そもそもラインケーブルって一体何なのでしょう?
ケーブルと聞くと、難しそうだったり、めんどくさそうだったりして、つい敬遠してしまう方もいるのではないでしょうか?
正直「ケーブルなんて音が出ればなんでもいいじゃん」と思う方も多いと思います。
しかし、ちょっと待ってください!
今回は、そんな「ラインケーブル」にフォーカスを当てて、わかりやすく解説していきます。
難しい知識や専門用語をできるだけ避けて、簡単に理解できる内容にしてみました。
ラインケーブルの基本的な役割や、種類の違い、そしてマイクケーブルとの比較など、これさえ読めばラインケーブルについてしっかり理解できる内容となっています!
ぜひ一緒に「ラインケーブル」について学んでいきましょう!
ラインケーブルとは、音響機器の間で音の信号を伝えるために必要不可欠なものです。
機材を使用する際、これがなければ音を出力することができません。
なぜ重要かと言うと、音の信号を確実に伝達することで、音質を保持し、安定したパフォーマンスが可能だからです。
例えば、ミキサーとターンテーブル・CDJをつなぐ、ミキサーからアンプへつなぐなど、様々な音響機器をつなげるために使用されます。
簡単に言うと、電子楽器や音響機器、ミキサー間で音の信号を機材から機材へと伝送するための線です。
つまり、ラインケーブルがなければ、音楽機器はただの無音の箱になってしまいます。
線をつながなかったら音はもちろん出ません!
(余談ですが、ケーブルの質によって音質は変わりますが、今回はその話は割愛しますね。)
だからこそ、正しいラインケーブルの選び方や使い方を知っておくことが、音質向上の第一歩です。
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ラインケーブルには、いくつかの種類があり、それぞれの端子の形状や用途に応じて選ぶ必要があります。
選ぶケーブルの種類は、接続する機器の端子に合うものを使うことが基本です。
適切なケーブルを選ばないと接続ができない、もしくは音質に影響を与えてしまうことがあります。
具体的には、RCAケーブル、ミニケーブル、フォーンケーブルなどがよく使われる種類です。
これらのケーブルは、それぞれ対応する機器や接続方式が異なります。
DVDデッキ、プレステ、DJミキサー、アンプなど
映像・音響機器などで広く使われている端子の名称です。ケーブルのカバーには色がついており、同じ色同士を接続することで正しく配線できるようになっています。
赤、白は音で(ステレオ、左右)ちなみに補足ですが、DVDデッキとかつなぐとき黄色もありますよね。黄色は映像の線となります。一般的には赤がRで白がLとなっていますが、白がRで赤がLでも問題ありません。
iPodなどのポータブルプレーヤー、PCなど
RCAケーブルは赤、白の2ピンで左右ステレオにすることができますが、ミニは端子が1つしか付いておらず、ステレオの場合でも1つの端子でステレオの役目を果たします。
★端子に黒い線が2つあるものがステレオで、1つのものがモノラルです。左記の画像参照下さい。
マイク、ヘッドフォン、DJミキサーなど
音響機器において民生用から業務用に至るまで広く利用される端子のひとつで、接続が簡単であり頻繁に抜き挿しする用途に使われます。
RCAケーブルよりノイズが少ないというメリットもあり、ミニ同様ステレオ、モノラルがあります。
ラインケーブルとしてよく使うものはこんな感じですが、、、、
要は、接続するところの形状と同じ種類のものを同じ色のところにつなげば大丈夫です!!
例えば、、、(RCAケーブル)
また、
上記のものを変換する変換プラグもあります。
例えば、ミニケーブルを変換プラグを使いフォーンに変える事もできます。
こんな感じ差し込みます。
↓
すると、フォーン端子に早変わりっ!!
欲しい形状の端子のケーブルがない時、変換が必要な時は、
変換プラグがお勧めです!!
※変換プラグにつきましては、別途ページでご紹介させて頂きます。
こちらへどうぞ!!
ここで、マイクケーブルについてお話したいと思います。
そもそも、マイクケーブルとは、マイクから入力された音の信号をミキサー、アンプなどの機器に伝える線です。
ラインケーブルとマイクケーブルは同じケーブルで違いは、ほとんどありません。
マイクの接続端子はフォーン、XLR(キャノン)が多く接続部分が合えば、ラインケーブルとマイクケーブルはどちらを使っても問題ありません!!
マイクの接続でXLR(キャノン)を使っている場合は、バランス接続です。
ケーブルの接続には「バランス接続」と「アンバランス接続」というものがあります。
「バランス接続」と「アンバランス接続」については、次でご紹介いたします。
アンバランス接続とは、ケーブルの内部の導線が2本存在するものです。
1本がホット(+)で、もう1本がグランド(アース)となっています。
一般的な家庭用オーディオケーブルは、ほとんどこれです。
そして、
バランス接続は、ケーブルの内部の導線が3本存在するものです。
主にXLR端子(通称キャノン端子)を使用した接続方法のことです。
1つの信号を3本の線(正相、逆相、グランド)を使用して信号を伝える構造をもったケーブルで接続することです。
送り側の機器で逆相の信号を作り、正相の信号と同時に伝送します。
バランス端子の接続部は1番グランド(アース)、2番ホット(正相)、3番コールド(逆相)なんて言います。
(稀に3番ホットの機器がありますのでご注意ください。)
> 受け取り側の機器で逆相の信号を反転させて正相の信号と合成することにより、外部ノイズを除去することができます。
これがバランス接続です。
このバランス接続の伝送によりノイズが少なくなるため、微弱な信号を伝送したり非常に長い距離をコードで引き回す場合に最適な接続方法となります。
なので、マイクケーブルには主にバランス接続である接続端子の形、XLR(キャノン)が用いられています!
主にカラオケのマイクなどに見られます。
主にカラオケ等のダイナミックマイクの接続に使われます。
スタジオのマイクやステージマイクなどに見られます。
よく、コンデンサーマイク(高音質マイク)に使われます。接続部から抜けにくく、バランス接続であり、ノイズや音質が良いとされています。
こんなものもあります!
PHONEとXLR(キャノン)の両方のジャック(メス)を兼ね備えたジャックです。コンボジャックと言われています。
PHONEでも、XLR(キャノン)でも両方接続することができます!!
また、
マイクでコードレス(ワイヤレス)のものは、
電波で信号を飛ばしていますので、もちろん線はついていません。
長いコードがないので、
会議・イベント・授業・カラオケなど、便利ですよ!(ワイヤレスマイクはこちらからご覧ください。)
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それぞれの機器の端子の接続に合わせてタイプを選びます!
例えばこんなもの、、、
★各商品クリックでそれぞれ商品ページをご覧いただけます。
※他にもタイプがございますが、主なものを載せております。ご了承下さいませ。
※ご購入の際は、長さをご確認してお買い求めください。
長いものから、短いものまで様々にあります。
用途、お部屋の環境に合わせてお選びください!
選ぶなら、
やはり、少し余裕をもった長さの方がいいと思います。
それは、
長さに余裕がなくケーブルがピンピンに張ってしまった状態ですと、
足を引っかけたり、端子に不可がかかり事故の可能性があります。
また、ケーブルが外れてしまったり、切れてしまったり、
接続機器を無理に引っ張ってしまったりする可能性があります。
なので、少し余裕をもった長さの方がいいと思います。
もちろん、ケーブル類を踏んだり、強く折り曲げたりしてもいけません。。。
※ご購入の際は、長さをご確認してお買い求めください。
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ケーブルの端子にオス、メスと言われるものがあります。
プラグと言われるものがオスとなります。
★RCAケーブルのプラグ(オス)の場合
そして、
ジャックと言われるものがメス。
★RCAケーブルのジャック(メス)の場合
基本的にケーブルについている端子はプラグ(オス)で、
接続する機器にジャック(メス)がついています。
★機器の接続部分はこんな感じ
オスとメスは種類別にそれぞれあります。
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ステレオとは、
簡単に言いますと、
スピーカーから音を左右(LR)に分けて出す(左右で出る音が違います)ことで、
立体的な音、いわゆる臨場感が出せます。
モノラルとは、
ひとつのスピーカーから全ての音を出します。
例えば、テレビなんかでイメージするとわかりやすいと思います。
また、マイク1つで録音したものがモノラルで、
マイク2つで録音したものがステレオです。
要するに、片方の耳だけで聞いた音がモノラルで、
両耳で聞いた音がステレオといった感じです!
なんとなくわかっていただけたでしょうか?
ここで注意ですが、
モノラルが2つあっても、ステレオにはなりません。
モノラルが2つあるだけです。
いわゆる、なんちゃってステレオになってしまいます(笑)
余談ですが、3つ以上のスピーカーで音を出すことをサラウンドといいます。
いわゆる、5.1chがそれにあたります。
フォーン、ミニケーブルは1つの端子になっていますが、モノラル、ステレオがあります。
端子1つの中にLRが入っているわけです。
アースとは、ノイズを低減してくれるものです。
こんな感じです!
2本線のものがステレオ、1本線のものがモノラルと覚えれば大丈夫ですね!
また、
アースとは、電気を逃がす、漏電を防ぐためのものです。
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ここで、ケーブルの接続の前に、
少しスピーカーについてお話し致します。
アンプ非内蔵スピーカーはパッシブスピーカー
アンプ内蔵スピーカーはアクティブスピーカーと呼ばれています。
アンプとは、簡単に言いますと、音を出すときにアンプという機器で音を増幅して出力します。なので、アンプを通らないと音は出ません。
アンプ非内蔵スピーカー(パッシブスピーカー)は、外部のアンプに接続して使います。
アンプ内蔵スピーカー(アクティブスピーカー)はアンプが内蔵されているので、特にアンプは必要としません。
音の出る流れはこんな感じです!
スピーカーの種類 | |
---|---|
★パッシブスピーカーの場合 |
★アクティブスピーカーの場合 |
CDJなどの再生機器 | CDJなどの再生機器 |
↓ | ↓ |
アンプ | |
↓ | |
スピーカー(アンプ非内蔵) | スピーカー(アンプ内蔵) |
さて、いよいよ配線についてですが、どーやってつなぐの?!って感じですよね!!
はぁー、大変そうですね、、、、 がんばりましょう!!
こんな言葉、聞いたことある人もいるかもしれません、、、、
でも、何ぃ~?!って思っている人も多いのではないのでしょうか??
まず、共通している語 イン、アウト、、、英語ですね、、、、 日本語だと 入る、出る、、、みたいな、、、感じ、、、、
そうです!入力、出力ですね!!
ライン、フォノは接続する機器の電圧の違いにより使い分けをします。
ラインとは、ライン信号を扱う端子です。主に CDJなどをつなぐ端子です。(機器によっては、CDと記載のものもあります)
★CDJをつなぐ時は、ここへ接続します!
フォノとは、フォノ信号を扱う端子で、要は、 ターンテーブル(アナログプレーヤー)をつなぐ端子です。
★ターンテーブルをつなぐ時は、ここへ接続します!
レコードに記録されたアナログ信号は、CDプレイヤーやヘッドフォン端子からのものと電圧が違って おり、そのままでは正常な音質では聴けません。それを正常なものに戻す為にフォノ端子に繋ぎます。
ちなみに、ターンテーブルにはフォノイコライザーが内蔵されているものがあり、 フォノイコライザーを通さないと高音がうるさい感じの音になってしまいます。DJ用ターンテーブルにはほとんど内蔵されています!
★フォノイコライザーは、ほとんどのターンテーブルに内蔵されていますが、内蔵されていないものもありますので、ご確認ください。内蔵されていないものは、別途フォノイコライザーが必要になります。 フォノイコライザーはこちらへ!
DJミキサーでいうと、DJミキサーの入力した全てをマスターでアウトする、全てを出力するということです。
そのすべての出力をアンプやスピーカーに入力することで、DJミキサーにつないだ機器に関しての音が出力できるようになります。
さて、それでは、まず、全体の音の流れを考えてみましょう!例えばこんな感じの流れがあるとしましょう。
★スピーカーは、パッシブスピーカー(アンプ非内蔵)使用とします。 なので、外部のアンプが要ります。
CDJなどの再生機器 |
アンプ |
スピーカー |
※アンプ内蔵スピーカーの場合は、スピーカーにアンプが内蔵されている為、アンプは必要ありません。
基本的に、この流れで音が出るわけです。例えば、CDJセットを買ってCDJ、DJミキサーをつないで音を出したい、こんな感じの流れがあるとしましょう。
○音の流れ※アンプ内蔵スピーカーの場合は、4の手順は行いません。直接、DJミキサーから、アンプ内蔵スピーカーへ接続します。
※下記図の参照をお願いします。
*
*
さあ!!そして、いよいよ!!音だしを出してみます。
はいっ!いかがですか?!音は出ましたでしょうか?!出ましたよね!!☆☆☆
目次へ戻るということで、同じタイプのケーブル、例えば、RCAケーブルでも良いものを選んで頂くと音質も格段に変化します。 あまり深くは触れませんが、例えば、ケーブルの中の音の信号を伝える途中の抵抗が少なかったり、それをきれいに伝えることができるものなどで音質が変わるという事です。
良い音質、それは、人によって微妙な違いかもしれませんし、人により好みもあります。自分の好きな音というものを見つけ、それにより近づけるものを選んでいくという様なこともできます。 いや~ケーブルといっても実は、奥が深いんですね~!!
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